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妊娠中のダイエットに要注意!野菜ジュースの添加物

妊娠中の体重管理ダイエットで栄養管理のことも考えると
やはり栄養バランスがしっかりとれるように思える野菜ジュースはかなり魅力的な選択肢に思いますよね。

 

妊娠中は太りすぎないようにしながらもしっかりと栄養自体は取る必要がありますから、
出来る限り低カロリーで栄養バランスが良い飲み物や食べ物でしっかりと栄養と健康の管理をしていきたいものです。
ですが、そんな野菜ジュースにもちょっと気になる点があるんです。それは食品添加物の存在です。

 

妊娠中に野菜ジュースを飲んでもいい?どんな栄養がとれるの?

トマトたっぷりのトマトジュース

野菜ジュースは多くの栄養を摂取できるため普段から飲んでいるという方も多いと思いますが、妊娠中の妊婦さんは飲んでもいいのでしょうか。
結論から言えば妊娠中の妊婦さんでも飲んでもいい、むしろ必要な栄養を補充するという選択肢はいいと思います。
しかし、注意しなくてはならないものもあるので後述しますね。

 

では野菜ジュースからどのような栄養素が摂取できるのでしょうか。

 

妊娠中には母体とお腹の中の赤ちゃんのためにもビタミン、ミネラル、カルシウム、葉酸など通常時より意識して摂取したい栄養素があります。
野菜ジュースにもメーカーや種類があるのですが、果物や緑黄色野菜を原材料として使っているものが多いため、ビタミンAをはじめ、カルシウム、葉酸、食物繊維など豊富に配合されているものもあるため、野菜ジュースを購入する場合は原材料や配合している栄養表示を確認して、普段の食生活で不足している栄養をサポートするという意識で野菜ジュースを飲んでいくことが大切となってきます。

 

野菜ジュースを飲む際に妊婦さんが注意すべきこと

野菜ジュースの原材料の野菜や果物からは魅力的な栄養素が摂取できるのですが、注意すべきなのは野菜ジュースに配合されている食塩と砂糖です。

 

妊娠中は塩分も当分も抑える必要があります。これは産婦人科でもアドバイスされると思いますが、塩分をとりすぎると妊娠高血圧症候群、砂糖をとりすぎると妊娠糖尿病のリスクが上がってしまうためです。
野菜ジュースの中には食塩や砂糖が多く入っているものもあるため、野菜ジュースを飲む場合はパッケージの食塩と砂糖に注意して飲むようにしてくださいね。

 

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野菜ジュースに含まれている食品添加物

野菜ジュースと素材の野菜

野菜ジュースというと健康第一といったイメージがありますよね。
確かに保存料も他の缶詰食品などに比べると明らかに添加物の量が抑えられていますし、
市販の野菜ジュースでも例えば伊藤園の充実野菜など保存料が無添加といったものもあります。
しかしながら、野菜ジュースにも少なからず加えられている食品添加物があります。
その種類は…

  • 酸化防止剤(VC)
  • 食塩(ナトリウム)
  • 合成香料(イソチオシアン酸アリル)

このような食品添加物が添加されている可能性があります。
もちろん銘柄によっても変わってわきますが、
この中でおなかの赤ちゃんに対して注意が必要なのは合成香料です。
では、野菜ジュースに含まれる合成香料の赤ちゃんへの影響を見て行きましょう。

 

野菜ジュースに含まれる合成香料の赤ちゃんへの影響

この合成香料には急性、慢性の毒性とお腹の赤ちゃんに対する発育阻害といったケースが報告されています。

 

もちろん銘柄によっても変わって分かるのですが、
もし香料が添加されている野菜ジュースと裏側のラベルで見かけたら
その野菜ジュースは飲まない方が良いと言えます。少なくともおすすめすることはできません。

 

なぜこのような添加物が野菜ジュースに添加されているかというと、
野菜ジュースそのものの『野菜の絞り汁』の場合、
野菜特有のアクや風味といったものは飲みづらいと感じてしまうケースがあるからです。

 

野菜ジュースの添加物の影響

また、野菜ジュースの中に含まれている糖質と塩分にも注意が必要です。
特に食塩の場合は1リットルパックの野菜ジュースの場合
大体各メーカー平均して250~300mgのナトリウムが含まれています。

 

コップ一杯あたりで言うと50mgから60mgといった程度なのですが、
厚生労働省のデータによると妊娠中の塩分摂取量は
一日当たり7g(大さじ半分よりも少ない)という設定がされています。

 

妊娠中は食塩の取りすぎは妊娠中高血圧症候群に直結するため特に注意が必要なものだからです。
また、先程の食品添加物の中でも酸化防止剤に対しても注意が必要なケースがあります。
というのも酸化防止剤には基本的に先ほど『VC』と書かれていましたが、これはビタミンCの略なんです。

 

ビタミンCと聞くと体に良さそうなのですが、問題は添加されている量なんです。
何が添加されているかまでは書かれていても、どのくらいの量が添加されているのかまでは書かれていないため、
酸化防止剤としてビタミンCと書いてあると安全なイメージがしてついつい飲み過ぎてしまうといったケースがあり、

 

それによる影響は血液検査の結果を狂わせてしまう可能性があるということなんです。
血液検査の結果を狂わせてしまうのはなぜ妊娠中にとって良くないのかというと
妊娠中の血液検査は妊娠糖尿病や妊娠中高血圧症候群などの病気の危険性を回避したり
事前に察知したりするために行われるものであり、この結果が狂わされてしまう可能性があるものは危険なんです。

 

妊娠中は特にお腹の赤ちゃんの為にもママの母体にとっても、口にするもの1つをとっても
神経質にならざるを得ない時期です。

 

ですので、野菜ジュースの『健康的なイメージ』に騙されないように
しっかりと添加物の有無を確認して購入するようにしましょう。

 

野菜ジュースの妊娠中ダイエットの安全性まとめ

 

野菜ジュース以外でも食品添加物の危険性はあるのですが、
このページでは特に野菜ジュースに含まれる食品添加物ということでお話をして来ましたがいかがでしたでしょうか。

 

妊娠中の安全な妊娠生活の為にもできることなら、完全無添加の飲み物を選ぶようにして、
そこから必要な栄養素をしっかりと補給できるような飲み物を体重管理ダイエットのために生かすようにしたいものです。
その点において『妊娠中の体重管理ダイエットに市販の野菜ジュースを飲む』というのは
はっきり言えばおすすめできません。

 

野菜ジュースには含まれていませんが、着色料については合成着色料の場合、
変異原性という遺伝子異常を起こしてしまうケースも報告されています。
くれぐれもこれらの食品添加物には注意を払って妊娠中の正しい健康管理を行うように注意したいものですね。

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