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陣痛やお産の痛みってどんな感じ?私が耐えられる?

出産のの際の陣痛ってどのくらい痛いの?という点や分娩の時のことなど、妊娠中は色んなことが気になってしまいます。

 

特に初めての妊娠なら様々なはじめてだらけでわからないことがたくさんあると思います。

 

そこでこのページでは、出産が近づいてくると不安になる妊婦さんに対して、出産の痛みや陣痛、出産にかかる時間などに関する質問に答えていきたいと思います。

陣痛や出産の痛みってどのくらい?

多くの妊娠中の妊婦さんにいただく質問の中には、陣痛って痛いの?どのくらい?などといった不安を抱えている方も大勢おられます。

 

もちろん個人差はありますし、それでも聞きたくなってしまうのが不安を抱える妊婦さんの心情です。
それでは、陣痛や出産の痛みについて見て行きましょう!

 

陣痛ってどのくらい痛いの?

 

出産の痛みってどのくらい?
だいたいどのくらいの時間を覚悟しないといけないの?


出産や陣痛の痛みはとても個人差が大きいものです。

 

初めての出産では子宮口が全部開くまでおおよそ12~14時間で、更にそこから分娩までに1時間程度かかるのが産婦人科に聞いた平均なんだそうです。

 

その出産のためには、とても多くのエネルギーを消費するので、安定期に入ったら足腰を適度に鍛えたりして体力をつけることも大事になります。
体力がないと、その分出産時間は長引く傾向があるので、なるべく出産前にできることはやっておきましょう。

 

痛みに弱いから、出産の痛みに耐えられるのか不安です。
どうやったらそんな痛みや不安を減らせます?


昔から出産は鼻の穴からスイカを取り出すというような表現を使われます。
これは想像を超える痛みがあるからっていう意味で使われているんですね。

 

そう言われていると、痛みに強いとか、弱いとか関わらず不安になります。
私も初産のときはとても不安でどうしようもなかった記憶があります。
だからこそ、痛みに有効なリラックス方法を知っておきましょう。
腹式呼吸の練習をするソフロロジー
子宮収縮効果のある香りを使うアロマテラピーなどは精神的にもリラクゼーションを求められます。

 

それでも怖い場合は、産婦人科や病院などの施設にもよりますが、麻酔で痛みを抑えるような無痛分娩も考えてもいいと思います。

 

すごい基本的な話で聞きにくいんだけど
なんで陣痛や出産は痛いの?


いやいや、そんなふうに思わなくても大丈夫ですよ。誰もが初めてのことは不安なんですから!
陣痛がなぜ痛いのかというと、子宮口がすんなりと開かないからです。そこから出産時に赤ちゃんが子宮口を通り抜けたあとに、
膣という狭い空間を押し広げて通過してくるからなんですね。

分娩をスムーズにするには

お産には安産と難産がありますが、どっちがいいですか?と聞かれたら、おそらくみんな安産が良い!というはずです。

 

安産だからといって出産に痛みを伴わないというわけでは無い事は分かっていても、苦しいものならば難産で長引いてしまうのではなく、安産でスムーズに子供を産みたいのが正直なところですよね。

 

そこで、これから出産を控えているままさんに知っていただきたいのが、安産になる為の5つのポイントです。
安産には気持ちの安定が重要だとも言われていますが、以下の5つも重要なポイントです

骨盤の大小

結論から言うと骨盤が大きい方の場合、安産になりやすいと言われています。

 

なぜならば、骨盤は赤ちゃんがお腹から外に出てくる際の通り道になり、この通り道が広ければ広いほど赤ちゃんがスムーズに外に出て行きやすくなるからです。
なお、骨盤は骨産道とも言われています。

 

また、お産には赤ちゃんの頭の大きさも関係してきますが、仮に骨盤の広さと赤ちゃんの頭の大きさが合わない場合はお産が困難になってしまいます。
だからこそ骨盤が大きい方は、安産になりやすいと言われているんです。

 

ただし、これに関しては自分自身でどうにかできるものではありません。

 

また、骨盤が大きいかどうかはお尻の大きさでわかるわけではなく、見た目でお尻がさほど大きくないという方が骨盤が大きくないというわけでもないんです。

太りすぎないこと

妊娠中はいろんな理由から太りすぎないようにお医者さんから口酸っぱく言われるかと思います。

 

これには妊娠高血圧症候群を防いだりなどの意味合いがありますが、もしも妊娠中に太りすぎた影響で産道に余分に脂肪がついてしまうと、赤ちゃんの通り道を自ら狭めてしまうことにもなりますので、難産につながってしまう恐れがあります。

 

妊娠中は適度な体重コントロールが必要だと言われていますが、それはお産を安産にするためにも必要なことなんです。

呼吸方法

ご存知のとおり、分娩の際は呼吸を活用していきみます。

 

これは呼吸なくてはできないことですので、安産になるためにも呼吸方法を習得するというのは非常に大切なことです。

 

また、出産の際にも赤ちゃんに対して新鮮な空気を送り続ける必要があるため、分娩の際に呼吸が上手に行われないとおなかの中の赤ちゃんにも酸素が少なくなってしまいます。

 

これは非常に危険です。

 

このように赤ちゃんの為にもしっかりと呼吸方法を習得しておきたいところです。

ラマーズ法

先程の話に合った呼吸法というのは、ラマーズ法のことです。いわゆる胸式呼吸です。

 

この呼吸方法は陣痛や分娩中の痛みを和らげる効果があり、この呼吸方法を習得するために妊娠6ヶ月ごろから練習される方が多いようです。

 

この呼吸方法のやり方は簡単で、ヒッヒッフーというリズムに合わせて息を吹き出すというものです。
息を吐くときにはしっかりと空気を吐き出して体の力を抜くのがポイントです。

体を冷やさない

妊娠中の体の冷えはよくないという話は有名ですが、これは出産にも関係しています。
というのも、体の冷えを放置してしまうと、血流が悪くなり子宮内への血流も当然悪くなってしまいます。

 

そうなると、陣痛を感じにくい微弱陣痛になってしまったり、お産に時間がかかってしまう分娩になりやすいと言われています。

 

また、冷えは産後の後陣痛を感じやすくさせてしまうという産後のデメリットもあります。

適度に歩く

妊娠中は体の状態が良い時はできるだけウォーキングをするようにと、よく言われるかと思います。

 

そういった習慣は安産にもつながるといわれています。
というのも、ウォーキングを行うと腰回りだけでなく下半身の筋肉や靭帯、関節などを刺激し機能を高めます。

 

このようにして腰回りや下半身の状態を良くしておくという事は、分娩の際に重要な骨盤の柔軟性にも関わっており、また骨盤周辺の筋肉などの機能性を高めておくという事は、いきんだ際により高い力を発揮してくれることにもつながります。

 

一般的に妊娠中のウォーキングは、健康維持や体重コントロールなどに用いられますが、同時にこのような安産にもつながる習慣だったんです^^

気持ちの安定が安産につながるってどういうこと?

気持ちの安定が安産につながると言われても、単なる精神論のようにしか聞こえないかもしれませんが、もしも気持ちが不安定な状態でガチガチに緊張したまま出産を迎えると、体に力を入れる必要がないタイミング必要以上に力が入ってしまって、お産をスムーズに進めることが困難になると言われています。

 

また、気持ちが安定してリラックスした状態というのは体全体の緊張もほぐれて体の柔軟性が増します。
赤ちゃんが外に出る際は体の柔軟性がとても重要ですので、そういった意味でも気持ちを安定させるというのは安産と大きな関わりがあると言えるでしょう。

陣痛の痛みを大幅減させる無痛分娩について

無痛分娩というのは、出産の際に麻酔薬を使って陣痛の際の激しい痛みを和らげながら行う出産方法です。

 

なお、無痛分娩とは言え分娩する際にはいきまなくてはいけないので、麻酔によって完全に眠りに至ってしまうわけではなく、痛みを和らげる程度で意識はある状態の麻酔を使うのが一般的です。
なので出産直後に赤ちゃんを抱っこすることももちろんできます。

 

つまり、出産の際の唯一の難点である痛みが大幅に軽くなるというだけで、その他は普通の出産とほとんど変わる事はありません。
また、無痛分娩という名前ではありますが、全く痛みがないというわけではないというのは事前に知っておきたいことです。

欧米では無痛分娩が主流

欧米では無痛分娩が一般的となっています。

 

実際にフランス人の知り合いがこの前出産した際、痛みはどうだったかと聞いたところ、「何も感じなかったわけでは無いけどなんてことなかったよ♪」と涼しい顔をして言っていました。

 

あまり知られていませんが、一部の海外での無痛分娩率は非常に高く、数年前のフランスでは80%、アメリカでは60%となっており、今ではおそらくもう少し割合は増えているかと思います。

 

一方、アジア圏では無痛分娩はあまり浸透しておらず、その中でも日本はかなりで低いと言われており、たったの2.6%にとどまっています。

無痛分娩の費用

日本で無痛分娩が浸透されていないのにはいくつかの理由があるかと思いますが、その中でも分娩時の費用を気にされている方も少なくないかと思います。

 

以前友人と無痛分娩の話をしていた際、無痛分娩についてあまり詳しくない友人は「無痛分娩で出産すると30万から50万位高くなるんじゃないの?」といっていました。

 

確かに、分娩時の想像を絶する痛みが大幅に軽減されるとなればそれだけの価値はありそうですが、実際のところはそれほど金額が膨らむわけではありません。

 

実際は通常の分娩費用に加えて

  • 個人施設の場合0円から50,000円
  • 一般的な総合病院の場合30,000円から100,000円
  • 大学病院の場合10,000円から160,000円

くらいだと言われています。

 

施設によって料金の設定はもちろん異なりますし、無痛分娩にもいくつかの種類があるため、金額の差が大きくでてきます。

まとめ

これから出産を控えるままさんにとっては、誰に何を言われてもその不安や緊張などは簡単になくなるものではありませんよね。。

 

ですが、先ほど紹介した安産のためのポイントを今のうちから取り入れておくことで、何もしないよりは限りなく安産に近づくことができるでしょう。
心を安定させて安産で出産するためにも、今のうちにできることをやっておきたいですね!

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