妊娠中は口臭はなぜ?口内環境の改善対策まとめ

妊娠中の体の不調やさまざまなトラブルの中のひとつに口臭が強くなってしまうママさんはたくさんいます。

 

毎日ちゃんと歯磨きをしているし、もともと虫歯もなかったのに、何で急に口臭がし始めたんだろう・・・

 

先ほども触れましたが、妊娠してから口臭がし始めたという悩みを持っている妊婦さんは本当に多く、
旦那さんに『クサい!』と言われて傷ついている方もいます。

 

そこでこのページでは、妊娠してから急に気になり始めた口臭の対策についてまとめました。

目次

  • 妊娠中は口臭がきつくなるの?
  • 口臭は虫歯や歯周病だけが原因じゃない?
  • 妊娠中の消化不良が口臭の原因?
  • 歯磨きは電動歯ブラシのほうが良い?
  • 妊娠中の口臭はもしかしたら気のせい?
  • 歯磨き以外にできるも口臭対策
  • どうしても気になる場合は歯科医に相談することも大切
  • 妊娠中の口臭まとめ

妊娠中は口臭がきつくなるの?

まず、一番不思議な部分は、もともと歯磨きも毎日していて虫歯や歯周病もないのに口臭が・・・
という方がなんで急に口臭が気になり始めたのかな・・・という部分ではないでしょうか。

 

それにも、考えられる原因がちゃんとあり、対策もちゃんと存在します。
まず最初に口臭の原因となる要素について一緒に見て行きましょう。

口内環境の変化

妊娠中は、以前に比べると食生活が変化し、口内環境に急激な変化が起こりやすい時期でもあります。
つわり等の影響から、気分が悪くて歯磨きをしている余裕がない状態が続いてしまうこともあります。

 

そして、もう一つの原因として挙げられるのが、唾液がアルカリ性から酸性に変化してしまうことです。
これは、妊娠中のホルモンバランスの変化が根本原因なのですが、唾液が酸性に傾いてしまうことで、
歯を溶かしやすく、これまで虫歯がなかったことが自慢だったのに・・・という方が虫歯になってしまうこともあります。

 

この唾液の性質の変化は虫歯だけではなく、歯周病にも関係してくるので、後ほど対策と同時にもう少し詳しく解説していきます。

ドライマウス

この言葉を聞いたことがあるという方もいらっしゃると思います。
妊娠中というのは、ホルモンバランスの変化によって唾液が減少しやすい時期でもあるんです。

 

唾液が減少すると口の中が乾燥します。
そうなると臭いの元となる細菌の繁殖を招き、口臭が強くなってしまうんです。

 

また、ドライマウスは口臭の元となるだけでなく、虫歯や歯周病にもつながってしまいます。

舌苔

舌苔(ぜったい)は、舌に付着する白い汚れです。

 

舌苔ついていても口臭が酷くない方もいらっしゃいますが、付着している量が多ければ多いほど強い口臭の原因となるようです。

 

対策としては、舌苔を落とす歯磨き中のケアも大切なのですが、
それよりも、妊娠中のホルモンバランス(特に安定期以降)の高温期のような体温でのどや口が渇いてしまいやすいことが原因となります。

 

なので、こまめな水分補給は対策のカギになると言えると思います。

ストレス

妊娠中のストレスは様々な体の不調の原因となりますが、それは口臭にもつながっていました。

 

ストレスを多く抱えることにより、唾液の分泌量が減ってしまいドライマウスの状態になりやすいと言われています。

 

よく緊張やストレスなどで、口が乾くことがありますが、妊娠中のストレスも口臭の原因になってしまうんですね。

歯周病

歯周病は、妊娠してからの口内環境の急激な変化で発生してしまう方が多いようです。
もちろん、もともと歯周病があった方もいらっしゃるでしょう。

 

どちらにしても、歯磨きの仕方が大切になってきます。

歯磨きの正しいやり方

歯磨きの正しいやり方は歯周病で歯科医に行くと教えてくれますが、事前に身に着けておいたほうが良いでしょう。

  • 歯ブラシはペン持ちで柔らかく持つ
  • 小さなストロークで歯と歯の間に毛先が届くようにする
  • 歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットを磨くイメージ
  • 最低でも5分はかけてゆっくり磨く

大まかに分けてもこれらのポイントがあります。もしこのポイントで自分の歯磨きと違う・・・と感じた方は参考にしてみてくださいね。

電動歯ブラシってどうなの?

電動歯ブラシも良い歯周病対策になりますよ。
ただし、『急ぎ働き』のような雑な磨き方をしてしまうとまったく意味がありませんので、この点は注意が必要です。

 

使う道具がオーソドックスな普通の歯ブラシから電動歯ブラシに変わったというだけで、
歯と歯の間や歯と歯ぐきの間をしっかり磨くことが大切なのはまったく同じですからね。

歯磨き以外にできるも口臭対策

とてもシンプルではありますが、歯磨き以外でできる口臭対策といえば、
わかりやすく言うと、先ほど紹介した原因を対処してあげることがポイントになります。

 

では先ほどと同様、一つ一つ解説していきたいと思います。

妊娠中のドライマウス対策

ドライマウスは、唾液の分泌量が減ってしまうことによって起こるので、唾液の分泌量増やすことがポイントになります。

 

そのためには、唾液腺マッサージを行ったり、食事の際に咀嚼回数を増やすなどの方法があげられます。

 

最も効果的なのは、キシリトールガムなどのガムを噛み続けることです。

 

キシリトールガムであれば、妊娠中の方でも特に悪影響なく実践することができ、
唾液の分泌を促し続けることができます。そうすることで虫歯予防にもつながるので一石二鳥ですよ。

 

妊娠中にキシリトールガムを噛んでも大丈夫?と不安に思われる方もいらっしゃいます。

 

普通のガムは人工甘味料(アスパルテームなど)を使っているのに対して、キシリトールガムは天然甘味料なので、妊娠中も安心して使えるんですよ。

 

妊娠中の虫歯や歯周病の予防に勧めている歯医者さんもいますよ。

舌苔を取り除く方法と注意点

こちらは、普段使っている歯磨きでベロをケアしていくのではなく、専用のブラシを使ってなでるような感覚でやさしくケアを行っていきましょう。

 

その際はのやり方は・・・

  • 歯磨き粉は使わない
  • 歯ブラシではなく舌ブラシを使う
  • ベロの奥から手前に動かして往復はさせない
  • 力を入れない
  • やりすぎない

上記の5つのポイントを意識してベロ(舌)のケアを定期的に行いましょう。

 

やり過ぎについては、個人差がありますが、自分を手で覆ってみて、口臭が気になるなら行う程度で良いです。

 

なぜ、やり過ぎが良くないかというと、口内細菌のバランスが崩れて、唾液が出にくくなってしまい、却って虫歯や歯周病などのとらぶるの原因になってしまいやすいからです。

 

ストレス

こればかりは、なかなか難しい部分でもありますが、リラックスすることができるように何か集中できる趣味を持つというのも一つの対策です。
また、悩んでいることは周りの人に相談して、心と体の負担を少しでも減らしていくことも重要です。

 

妊娠中はお産に向けて、不安も多くなりますし、病院の先生や助産師さんに相談しにくい事もある方もおられます。

 

なので、妊娠中は旦那さんや実家のお母さんなど頼れる人は頼るようにしましょうね。

 

すぐに効果を実感できるものではありませんが、このような習慣は、
口臭以外にも妊娠中の様々なトラブルを回避することにもつながるので、ぜひ実践してみて下さいね。

 

歯科医に相談することも大切

ここまでで、妊娠中の口臭の原因と対策について解説しましたが、やはり最終的には虫歯や歯周病にならないように歯医者さんに相談することも大切です。

 

どうしても口臭が気になって仕方がない場合は、悩み続けてもストレスが増えてしまい、二次災害につながってしまう恐れもあるということから、歯医者さんに相談することも大切です。

 

その際は、以下の5つの点に注意してください。

  • 妊婦であることを伝える
  • あらかじめ産婦人科に相談しておく
  • 母子手帳を持参する
  • 無理はしないこと
  • 安定期を迎えてからにすること

自治体によっては、妊娠中の歯科検診を無料で行ってくれるところもあるようですので、
歯医者さんに診てもらう際は、そういった情報も調べておくと良いですよ♪

 

妊娠中の口臭まとめ

ここまで、いろいろな角度から妊娠中の口臭対策について見てきましたがいかがでしたか?

 

ホルモンバランスによる口内環境の変化は意外と驚いたという方も多かったかも知れませんね。
ただし、歯磨きをこまめに行うことと口内を乾燥させないようにすること、そして歯磨きのやり方にも注意することで口臭の一番の原因である歯周病を予防したり改善したりできます。

 

そのためには、普通の歯ブラシでも電動歯ブラシでも、大切にしなければいけない歯磨きの注意点があり、それを守ることが大切ということも分かって頂けたかと思います。

 

これらの対策を実践して、妊娠中の口臭など気にならない口内環境を手に入れましょうね♪

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