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妊娠中ダイエットの炭水化物は低GI値な摂取方法にしよう!

炭水化物というと『ダイエットの天敵』というイメージがありませんか?
食べたい!けど太ってしまうからダメ・・・
こんな風に苦しんでいる方は本当に多いんですよね。

 

実は、この記事を書いている管理人のわたしも妊娠中の体重管理に失敗したことがあります。
特に、妊娠中に安定期からさきの食欲は自分でもびっくりするくらいのものがありますよね。

 

また、妊婦さんで食べつわりの対処に困っている方も多いと思います。
そこでこのページでは、食べることでお腹を膨らませてくれる働きを持っていて
栄養バランスも良くて、ちょっと歯ごたえもあるから、いっぱい噛んで食べているうちに満腹感も手伝って健康的に痩せることができる
『低GI食品』という食べものをご紹介します!

 

また、妊娠中に注意したい低GI食品を食べる時のポイントをご紹介していきます♪

 

低GI食品って何者?食べると痩せれる?

低GI食品というのは、血糖値を急上昇させない食品のことで、血糖値が短時間で急上昇してしまうと、
すい臓からインスリンが分泌されてしまい、そのインスリンが
脂肪の分解を阻害して、脂質が脂肪として体内に蓄積されるのを促してしまうということなんです。

 

じゃあ、どんなものを食べればGI値が低いの?
と気になるのは当然だと思いますので、ここから先を読んで頂くと分かりやすいかと思います♪

低GI食品ってなに?

低GI食品というのは、GI値が低い食品ということになります。
GIというのは『“G”lycemic“I”ndex(グリセミック・インデックス)』の略で、
グリセミックインデックスとは食後2時間以内に血糖値を上昇させる割合をもとに定められた数値です。

 

つまり、低GI食品とは、食べても血糖値を上昇させる割合が低く、
血液をドロドロにして高血圧にしてしまう原因になりにくい食品ということですね。

  • 低GI食品で主食というと玄米が『55』
  • 白米(精米済み)がGI値が『88』
  • 食パン(耳つき)のGI値が『95』

という数値になっています。
後ほど、各食品ごとに『GI値』が分かる表でご一覧頂けるように表を用意します。

炭水化物と言えば、白米のご飯、パン、麺類などほとんど毎日必ずと言っていいほど食べるものです。

 

ということは、食事の中でも、ほぼ毎回の食事で食べることになる
炭水化物を気を付けることによってダイエット効果を効率化することにもなるんですね。

 

特に妊娠中は食事制限などの無理なダイエットは絶対にしてはいけません。

 

だからこそ、無理なダイエットではなく、ダイエットできる部分を効率化して負担のない痩せ方をしないといけません。

 

そこで、妊娠時におすすめの炭水化物の摂取方法を考えてみました。

 

妊娠時におすすめの炭水化物の摂取方法

 

炭水化物にもさまざまな種類の食材があります。基本的なものを中心に見ていきましょう。

 

お米のご飯

いつも食べている白米のご飯は、とても糖質が高く、栄養価も低めです。そこで、白米を炊飯器で炊く前に雑穀を混ぜましょう。

 

雑穀というのは、あわやひえ、玄米や黒米(くろまい)、ハトムギなどが混ざったものです。

 

食物繊維やミネラル、ビタミンなどが豊富で、お腹の整腸作用や消化を助けてくれる効果もあります。

 

味という意味で毎食食べれないよという方は、週に一度など自分のできるペースでやってみてください。

 

妊婦さんの便秘解消にも役に立つし、栄養も一気に増えるし、ダイエットにも効果的。良いことだらけですよ♪

 

ちなみに、GI値でいうと白米(精米)に比べて約60%程度に抑えることが出来ます。

 

つまり、白米に比べてちょっとくらい多めに食べても大丈夫!ということなんですよ♪

 

お弁当のおにぎり

妊娠中の妊婦さんの中には、できる限り限界まで働くという方もおられます。

 

お昼のお弁当も自分で作って栄養面を気にされる方も多くおられます。

 

そこで、そのお弁当のおにぎりに注目してみました♪

 

おにぎりは、焼きおにぎりにしませんか?焼きおにぎりに塗るお味噌やしょうゆは発酵食品です。
多くの酵素を配合しており、さらに体を温める効果もあるので、妊娠時にはおすすめなんです。

 

そのうえ、おにぎりは満腹感の感じやすいので、栄養価を高めつつダイエット効果も狙えます。

 

パン(食パンやサンドイッチ)

最近ではパン類も米粉パンや雑穀パンなど、多くの機能性を高めた製品がでて、人気を集めていますね。

 

妊娠時は、通常のパンだと糖質が高く、栄養価が低いために、こうした健康パンは妊婦さんにこそ食べて頂きたいんです。

 

胚芽パン、雑穀パン、黒糖パンなどは、黒いパンとも言われており、ビタミンミネラルが豊富なので痩せやすい体質作りにも効果的です。

 

サンドウィッチなどはなるべくトマト入りを選びましょう。トマトのリコピンは脂肪分解効果があるので、ぜひ注目したい食材の一つです。

 

さきほどいった黒いパンとの組み合わせなどもいいですよね。

妊娠中に注意したい炭水化物のまとめ

これらを見るとダイエットのために炭水化物を制限しましょうなどといったものが、ばからしく思えますよね。

 

ちゃんと栄養のあるものをしっかり摂取して、そのうえでダイエット効果も狙える方法があります。

 

なので、妊娠時のダイエットは楽しみながらできるんですよ。

 

炭水化物の摂取方法をちょっと見直すだけで、これだけいい食事に代わるんです。

 

あなたも一度炭水化物を見直してみませんか?

妊娠中に炭水化物の摂取に注意が必要な理由

妊娠中に炭水化物の摂取に注意が必要な理由は、妊娠中は『血液の質が炭水化物で悪くなる』からなんです。

 

妊娠中は、ホルモンバランスの変化で、すい臓から分泌されるインスリンが充分に働かなくなる『インスリン抵抗性』という状態になってしまいます。
実は、これが妊娠中に妊娠糖尿病や妊娠中高血圧症候群(妊娠中毒症)の原因になってしまうんですよ。

 

なので、結局煎じ詰めて結論を言ってしまうと、赤ちゃんに栄養が届かなくなりやすい血液ドロドロ状態を作らないようにしましょうね。ということなんです。
また、妊娠中はお産に向けて血液量が1.4倍前後にまで増えて行くのですが、これは血漿板は多いのですが、赤血球は少ない状態です。

 

どういう事かというと、妊娠中に増えた血液は『水っぽくてサラサラした状態』ということなんです。

 

これは、子宮の中にいる赤ちゃんにサラサラした血液でちゃんと栄養を届けるという事もありますが、
もう一つはお産の分娩時の出血に耐えてショック状態にならないようにするためでもあります。

 

もし、お産中に出血量が多くなった場合に赤血球が大量に流れ出てしまうと、人間の身体はスイッチが切れたように意識を失う仕組みになっています。
お産中に、万が一そんな状態になってしまったら、まだ完全に出てきていない赤ちゃんと母胎の両方が、命の危険にさらされてしまいます。

 

そういった状況になってしまわないために、妊娠中は高血圧や糖尿病にならないように注意することになっているんですね。

 

こういった、角度から見ると、炭水化物は日本人のわたし達の主食ですけど、
妊娠中には、注意が必要な存在になってしまうんですね。

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