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妊娠中のめまいは鉄分不足だけじゃない?原因と改善

妊娠中のめまいの6つの原因と対処方法

妊娠してから、なぜかめまいがひどい・・・このような症状に悩んでいませんか?
しかも、妊婦健診の時に『わたしって貧血ですか?』と聞くと・・・
『いいえ。違いますよ。鉄分の数値はちゃんと出てます。立ちくらみなら“ゆっくり立ち上がる”とかムリをしないこと』

 

なんて言われてしまうと余計に不安になってしまいます・・・
それも当然で、本当に治った!これが原因だったんだ!という手ごたえもないのに、
ただ『心配しないで』とか『ムリをしないようにして様子を見てください』と言われてしまうんですから・・・

 

実は、鉄分は足りているのになってしまう貧血もあるってご存じですか?
しかも、妊娠中は鉄分自体も大切ですけど、鉄分を血液の中で
ちゃんと『ヘモグロビン(赤血球)』として機能させるための栄養素が必要なんですよ。

 

このページでは、妊娠中にめまいが起こってしまう貧血の『怖さ』とそうならないようにするための
対策を具体的にご紹介していきます。
また、そのためのおすすめのアイテムもご紹介して行きますので、
お時間をちょっとだけ頂きますが、もし良かったら読んでみてください。

 

病院で鉄分の数値が足りているって言われて、なのに貧血ってどういうこと?
もしかしたらわたしってなにか病気になってるのかな・・・お腹に赤ちゃんがいるのに・・・

 

こんな不安を解消するためのページです。
まずは、『鉄分が足りているのに貧血みたいなめまいが起こってしまう原因』から見て行きましょう。
謎を解決することで気分的にすっきりできると思います。

鉄は足りてるのに貧血ってなぜ?

鉄は足りているのに貧血のようなめまいが起こってしまったりする理由は葉酸とビタミンB12不足なんです。
(数値上では鉄が足りているので厳密にいうと貧血ではないと言われてしまうので、余計に謎になってしまいます)

 

なので、もし妊婦健診で『鉄分は足りているから安心して』と言われたのに“めまいが起こっている場合”は、葉酸とビタミンB12が不足していると考えてください。
ただし、めまいの原因は貧血だけとは限りません。
特に、妊娠中のママの場合は自律神経の乱れなども考えられますし、最悪の場合は妊娠中高血圧症候群などの原因も考えられます。

 

これらの原因ではない葉酸不足やビタミンB12不足だけなら良いんですけど、もし違う栄養バランスの乱れからくる欠乏症だったりすると
いったいどうやって補ったらいいの?なんていうことになってしまいます。
妊娠中に絶対に不足しちゃいけない栄養素の中に葉酸、鉄分、カルシウム、タンパク質という4大栄養素があるんですけど、
わたし達人間の身体は『たった4つの栄養素ですべてが足りる』なんていうことはありません。

 

ビタミンAやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、マグネシウム、カリウム・・・・・・・・数えればキリがないほどの栄養素で身体ができています
これらの栄養素をすべてを足りなくなると、個別のサプリで補うなんて一体いくつのサプリを飲む気ですか?ということになってしまいます。

 

葉酸やビタミンB12の両方をはるかに高いレベルで、27種類のビタミンやミネラルと一緒に必要量を摂取できるのが『美的ヌーボ』という葉酸サプリです。

 

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妊娠中にめまいが起こる原因はなに?

では、次に妊娠中高血圧症候群や血圧の低下、自律神経の乱れ、血液量の増加など、
妊娠中のめまいが起こりやすい原因についてしっかりご紹介しているので、もし良かったらご覧になってみてください。

 

目次

  • 妊娠中にめまいが起こる理由
  • 妊娠中のめまい対策法とは
  • まとめ

 

このような項目で妊娠中のめまいの改善方法と予防対策を見て行きたいと思います。

妊娠中にめまいが起こる理由

妊娠中に起こるめまいの原因は大きく6つにわけることができます。

  • 血液量の増加
  • 頭痛の悪化
  • 自律神経の乱れ
  • 血圧の低下
  • 貧血
  • 妊娠高血圧症候群

血液量だけ増加してしまうこと

妊娠中は赤ちゃんに血液を送り続ける必要があるため、血液量が増加していきます。

 

このような変化は、妊娠初期の2ヶ月目ころから始まるのですが、
そうなることでただ単に血液が増えていくだけで
中身の成分が増えるわけではないので、血液そのものの成分が薄まってしまうようになります。
血液が薄くなってしまうと貧血にもなりやすくなります。
このようなことから貧血になってしまうため、めまいになります。

頭痛の悪化

特に妊娠かまだわからないような妊娠朝初期の時期に頭痛に悩む方が多いのですが、
これによってめまいや吐き気がともなう場合があります。

 

この場合、妊娠16週目位から頭痛が緩和されていき、それに伴ってめまいも緩和されて行きます。
また、この時期にはつわりがひどい方多く、食事がまともに食べられない影響でめまいを起こす方もおられます。

自律神経の乱れ

妊娠すると女性ホルモンの分泌量が増加する話は、先ほどした通りです。
このような女性ホルモンのバランスの急激な変化というのは、自律神経に大きな影響を与えます。

 

その自律神経の乱れによってめまいが起こってしまいます。
自律神経は、身体のすべての働きをコントロールしているといっても過言ではありません。

 

妊娠中はホルモンバランスの変化がめまぐるしく起こります。

 

そのため、自律神経のバランスが良い状態に保たれにくいんですね。

血圧の低下

妊娠中は水分や鉄分が不足しがちになりやすいのです。
これは赤ちゃんに対して血液や栄養分を与えるためであり仕方がないことなのですが、水分補給が足りていないと血液の循環が悪くなってしまいます。

 

そのため血圧がその変化に対応できなくなってしまい、その際にめまいが起こります。

悪性の貧血

妊娠すると、血液の量が薄くなりがちなため貧血になりやすいというのは先ほどお話した通りです。

 

特に妊娠初期の妊婦さんにとっては、葉酸と鉄分が必要になってきます。
もしもこの栄養素が不足していると葉酸欠乏症という症状になり、その影響受けてめまいが起こります。

 

また、妊娠中の安定期から後期にかけては、血液量も増えるのですが、その時点で鉄分が不足していると『鉄欠乏性貧血』になります。
妊娠高血圧症候群

 

この症状は主に後期になると起こりやすいと言われており、頭痛、むくみ、尿タンパクなどの症状が現れます。

 

その中にめまいもあります。
バランスの良い食生活が出来ていなかった場合、このような症状になりやすいと言われています。

 

これらが妊娠中にめまいが起こってしまう原因です。
またこれらに該当する場合、妊娠中にめまいになりやすいと言えるでしょう。

 

さらにこれらの原因を見てわかる通り、妊娠初期から妊娠後期までめまいの原因はあります。
その中でも特に、妊娠初期の方がめまいに悩む方が多いようです。

 

妊娠中のめまい対策法

妊娠中にめまいが起こってしまう原因がこれほどあると、
すべてを対策して行くのは少し難しいと思われる方もいらっしゃると思います。

 

しかしながら、これから紹介していく5つのめまい対策方法を取り入れれば、妊娠中のめまいとも上手に向き合えるでしょう。

 

では妊娠中にできるめまいの対処法をひとつずつ一緒に見て行きましょう。

 

無理をしないこと

妊娠中は、ある程度身体を動かすことで体温を下げないようにすることも大切です。
ただ、いつもと身体の調子が違う・・・と感じるようなことがあったら絶対に無理をしないことです。

 

というのも、めまいというのは突然起こるものです。
場合によってはすぐさま対処しないと危険な時もあります。

 

そのため、とりあえずめまいが起きてしまったら、慌てずに落ち着きましょう。
今いる場所が安静にして横になれる場合は、横になってゆっくり休んで下さい。

 

横になれない場合はその場にしゃがんで、壁や何かに寄りかかって楽な姿勢を取るか、椅子があれば座りましょう。

こまめな水分補給

妊娠中の、主に前半はつわりで吐いたりすることが多いと思います。
そうすることで水分が不足してしまいがちなので、そうならないためにもこまめな水分補給が必要になってきます。

 

その際はいっぺんに大量の水を飲むのではなく、コップいっぱい程度の量を1日に何回か飲む形をとって下さい。

体を冷やさない

貧血は、めまいの元だという話は先程の原因の段落で話した通りですが、その際は血流を良くするためにも体を温めて冷やさないことが重要になってきます。

 

しかし妊娠中は、急に体を冷やしたり急に体を熱くしたりすると最悪は流産の恐れも考えられます。

 

温めるのも冷ますのも、『変化は少しずつゆっくり』ということを意識しましょうね。

病院に頼る

たかがめまいだと思って、ひどいめまいに悩んでいるにもかかわらず病院に行かないのは危険です。
めまいが何度も怒ったり、めまいの後吐き気や頭痛、目が回る、立っていられないなどのひどい症状を感じるようであれば、産婦人科に行って診てもらうことも大事です。

 

妊娠中の方でも母胎にも赤ちゃんにも影響のない安心して飲める、薬を処方してくれます。

鉄分補給でめまいが改善されるかも

妊娠中のめまいは、すでにご覧いただいたように様々な原因があります。
そのため、めまいに対する対策もいろいろな方法があり、それが上記のような内容になります。

 

ですが、それでもなかなか改善されないという場合は、妊娠中のめまいの主な原因である鉄分不足であることが考えられます。
そのため、

 

どのめまい対策をしても改善されない!なんでよ!
という場合は、意識的な鉄分補給をされてみると良いかもしれません。

 

また、既にご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、
妊娠中期頃になると通常の2倍から3倍程度の鉄分が必要となってきます。

 

そういった状況に対して、今までの2倍から3倍程の鉄分補給をされている方はほとんどいらっしゃいません。
こういった理由からか、妊娠中は4人のうち3人が鉄分不足で貧血になりやすいと言われています。
このような状態も妊娠中のめまいの大きな原因となっています。

 

そうであるがゆえに、きちんと鉄分の補給をすることができれば、
あなたが今悩まされている妊娠中のめまいもおそらく改善されるでしょう。

 

・・・でも妊娠中の鉄分補給ってどうするのが効果的なの?下手にやると体に悪影響はないかな?

 

と心配になってしまう方も中にはいらっしゃるかもしれません。
そういった方に参考になるのが以下のページです。
妊婦の貧血予防は鉄分不足だけ?改善方法を大特集!
そこでは、妊娠中の方の安全性を考えた効率の良い鉄分補給の方法についてまとめてあります。

まとめ

妊娠中は、様々な体の変化の中で、めまいが起こりやすい時期ですが、自分のめまいの原因をまずはしっかりと把握して、自分に合った『めまい対処法』を実践してみて下さい。

 

ある程度対策方法を実践してみても、なかなかよくならないようなひどい場合は、お医者さんに診てもらいましょう。

 

独断で判断するのは、危険な場合もあります。

 

たまたま、ちょっとだけ立ちくらみがする程度なら、体からのサインを見逃してしまうこともあるかも知れませんが、妊娠中はくれぐれも体からのサインを見逃さないように注意しましょう。

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