妊娠中のニキビは食べ物が大きく影響している?
妊娠中の体の変化とはとても厄介なもので、今まではニキビ知らずだったと言う方でも、妊娠中はホルモンバランスの影響など、妊娠中独特の原因の影響を受けてニキビに悩んでしまう方も少なくないんです。
ニキビができると、間違って少し触れてしまうだけでも痛いし、人と話しているときにチラチラとニキビを見られたり、下手したら顔に跡が残ってしまったり、良い事は何一つありません。
基本的には妊娠中のニキビと言うのは、先ほども言ったようにホルモンバランスの影響がとても大きいのですが、妊娠中はつわり等の影響から偏食になっていく傾向があります。
ニキビと言うのは、ホルモンバランス以外にも、食べ物などの影響を強く受けるため、そういった部分も改善していく必要があるんです。
そこで、このページではニキビに悩む人中のママさんのために、妊娠中のニキビと食べ物の関係について調べた結果をわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
- 妊娠中のニキビができやすいのはなぜ?
- ニキビと食べ物の関係からわかる改善のヒント
- 妊娠中でも安心してできるニキビ対策は『食生活改善』
- ニキビと向き合うなら避けたい食べ物・飲み物
- まとめ
妊娠中のニキビができやすいのはなぜ?
まず、ニキビと言う大きな問題の、根本的な部分である原因について見ていきましょう。
妊娠中のニキビの原因と言うのは、大きく分けると、全部でこの4つになります。
- ホルモンバランスの変化
- 便秘
- 睡眠不足
- 食生活の変化
では、一つ一つ解説していきます。
ホルモンバランスの変化
妊娠中にニキビができてしまう原因の1番大きな要因といっても過言ではないのが、ホルモンバランスの変化です。
というのも、女性ホルモンのプロゲステロンというホルモンが分泌されることで、皮脂の分泌が過剰になり、そうなることで毛穴が詰まってしまい、ニキビが発生してしまいます。
妊娠中の中でも特に初期の頃は、このプロゲステロンの分泌つが増加する時期でもあるため、皮脂が分泌されやすく、その結果としてニキビができてしまうんです。
この場合、プロゲステロンの分泌つを抑えることができないため、皮脂のバランスを整えてくれるスキンケアアイテムを使ったりなどのセルフケアが重要になってきます。
便秘
先程の内容に出てきた女性ホルモンのプロゲステロンの働きの中には、腸の活動を鈍らせる働きもあります。
そうなることで便秘になってしまいがちなのですが、便秘になってしまうと本来外に排出されるべき老廃物たちが、体内にとどまってしまい、それらは肌にダイレクトに反映されると言われています。
それがニキビの原因となるのですが、それを対処するには腸内環境を活発にし、排便をしていく必要があります。
睡眠不足
妊娠中は、睡眠不足になりやすい時期でもありますが、睡眠が不十分だと自律神経が乱れるきっかけになってしまいます。
自律神経が乱れてしまうと、肌の調子にも悪い影響を与えてしまいます。
また、夜の10時から深夜の2時までの間は、肌のゴールデンタイムと言われていますが、この時間帯に起きていると、肌の回復の効率が悪くなってしまい、それもまたニキビの原因となります。
ストレッチや瞑想などで睡眠の質を上げるのがポイントです。
食生活の変化
妊娠中は食べ物の好みが変わるとも言われており、そういった食の変化から、極端な偏食に陥ってしまう方もいらっしゃいます。
そうなると、栄養バランスが大きく乱れてしまいます。脂っこいものばかり食べてしまうという方もいらっしゃるでしょう。
そうなると、慢性的な栄養不足が続いてしまい、それがお肌に対して悪い影響を与えてしまうことから、ニキビが発生する原因にもなります。
ニキビと食べ物の関係からわかる改善のヒント
このページでは、妊娠中のニキビと食べ物の関係がテーマなので、ここからは食べ物でニキビを改善していくという内容で話を進めていきます。
そもそも、ニキビに対して食事療法が効かない。と言う噂もありますが、実際に食べ物の改善をし正しい食生活を送ることで克服された方も多くいらっしゃるようです。
元々妊娠中と言うのは、赤ちゃんの栄養状態を考えると、どのみち食事の見直しと言うのは必要になってきます。
ニキビや肌荒れ等に飲み薬の処方がされることから、ニキビには良い栄養素の補給が重要だと言うことにもつながります。
また、妊娠中のニキビの1番の原因となる、女性ホルモンによる皮脂の過剰分泌つによる毛穴のつまりと言うものがありましたが、これには食べ物も深く関係しているとのこと。
つまり、妊娠中のニキビと、正しい食生活と言うのは深い関係があるという事。
さらに、妊娠中のニキビの対策は、薬や塗り薬が制限されてしまうため、少々難しくなってしまいますが、食生活の改善によって、ニキビの改善が期待できるという事です。
妊娠中でも安心してできるニキビ対策は『食生活改善』
先程の段落から、妊娠中のニキビ対策は、できることが限られてしまうため、食物の改善がとても大切だということがわかりました。
そこでこの段落では、妊娠中の方でも安心してできる、食生活の改善によるニキビ対策について解説していきたいと思います。
ニキビの原因について語った段落で少し触れたのですが、偏食による栄養不足はニキビの原因になると話ました。
そこから、ニキビには栄養素がとても重要になるということがわかります。
では、ニキビにはどのような栄養素を補給するのが好ましいのか?
と言う話になってくるので、これからそれらについて説明していきます。
ビタミンB群
ニキビ対策としては、肌の再生や、肌の再生の手助けをするビタミンB群の摂取が必要不可欠になります。
主に、以下の食材から必要なビタミンB類を摂取することができます。
B1=胚芽米、B2=納豆、B3・B6=マグロ、B5=卵、B12=レバー
ビタミンC
美容と言えばビタミンCですよね。そう言われる位端には欠かせない成分でもあります。この栄養素は肌を活性酸素から守ってくれる役割や、ニキビの炎症を抑えたり、肌の生まれ変わりをサポートしてくれるなど、対ニキビに対する様々な効果を発揮してくれます。
主に、以下の食材から必要なビタミンCを摂取することができます。
赤ピーマン・黄ピーマン、アセロラジュースやゆずの皮など
ビタミンE
こちらもビタミンCと同じく、抗酸化で有名な成分になります。また、結構促進する働きがあり、肌の回復をサポートする役目を持ちます。
主に、以下の食材から必要なビタミンEを摂取することができます。
あんきも、いくら、すじこ、キャビアなど
ビタミンA
こちらは、ニキビの原因菌であるアクネ菌と戦うのに必要な栄養です。
ただ妊娠中の場合は、この成分を継続的に過剰摂取することで、胎児に悪影響が出ると言われているので、過剰摂取に注意する必要があります。
主に、以下の食材から必要なビタミンAを摂取することができます。
鶏レバー・豚レバーなどレバー類
食物繊維
ニキビの原因の段落で、便秘とニキビの関係について解説しましたが、その便秘を改善するのに力を発揮してくれるのが食物繊維です。
他の肌に良い成分などをバランスよくとって、ニキビを改善していくこともとても重要ですが、内なる原因となる便秘を解消していくこともとても大切なことです。
主に、以下の食材から必要な食物繊維を摂取することができます。
まめ類やイモ類、ごぼうなどの根菜
乳酸菌
こちらも、食物繊維と同じく便秘の改善に役立つ栄養素です。
主に、以下の食材から必要な乳酸菌を摂取することができます。
ヨーグルト以外に、ぬか漬けなどの発酵食品
食生活の改善と言われれば、少々大げさかもしれませんが、
この段落で紹介したような栄養素を積極的に摂取していくことで、それがニキビ対策につながります。
なので、それらの栄養素をバランスよく取れるような食生活の改善を意識していきましょう。
ニキビと向き合うなら避けたい食べ物・飲み物
ニキビに良い食べ物や栄養素を先程の段落では解説していきましたが、
今度はその逆で、避けておくべき食べ物や飲み物などについて解説していきます。
甘いもの
ケーキやジュースなどの甘い食べ物と飲み物は、非常にたくさんの糖分が含まれています。
糖分と言うのは、過剰摂取をすることでニキビの原因となってしまうため、全くとってはいけないと言うわけではありませんが、過剰摂取には充分注意する必要がありそうです。
刺激が強い食べ物
主に辛いものなどが挙げられますが、刺激が唐辛子などの辛い食べ物は、体に悪いわけでは無いのですが、沢山食べ過ぎてしまうと、体の消化器官に負担がかかってしまい、ニキビができやすいと言われています
脂っこい食べ物
妊娠中のニキビの1番の原因として、皮脂の過剰分泌着が挙げられましたが、脂っこい食べ物ばかりを食べていると、皮脂の過剰分泌つにつながってしまうため、こちらも控える必要がありそうです。
ファーストフードや、コンビニの弁当などもどちらかと言うと脂っこく体に悪い食べ物になりますので、できるだけ野菜や果物を意識して食べた方がいいですね。
まとめ
そもそも、妊娠中のニキビは、何度も言っているようにホルモンバランスによる影響などがほとんどであり、それは妊娠中期以降に徐々に落ち着いてきますので、そもそも焦る必要は無いのですが、どうしても対策を取りたいと言う方は、このページで解説したような食べ物や飲み物の見直しを心がけてみてください♪