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初産と違い二人目の妊娠は注意が必要?

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初めての妊娠は戸惑う事が多くても、二人目の妊娠ともなると
一度経験した事なので、ある程度の慣れがありますよね。

 

妊娠について実体験がある為、初めての妊娠よりも要領良く
生活する事ができますが、逆に慣れているからこそ気を付けるべき事があります。

 

その1つが体重管理です。

 

妊娠中の女性は太り易い傾向がありますが、太り過ぎると母体と胎児の健康に影響が出やすくなりますよね。

 

わたし達のお母さん世代の妊婦の常識は『妊娠中のダイエットなんてもってのほか!』というものでしたが、今では妊娠中に太り過ぎるのは母胎と赤ちゃんに重大な危険が及ぶことは常識になっています。

 

そこで、適切な体重管理をする為に痩せる事が大切になりますが、
二人目の妊娠中は慣れがある為につい、油断をしてしまいがちですよね。

 

そこで、このページでは、2人目妊娠中の体重管理ダイエットのためのポイントについて一緒に見て行きたいと思います。

 

一緒に見て行く内容は、食事と栄養素、そして適度な運動についてです。

妊娠中に摂りたい栄養素と食事

妊娠中に母胎と赤ちゃんのために摂りたい栄養素は大きく分けて4つあります。

 

  • 葉酸
  • 鉄分
  • カルシウム
  • タンパク質

 

では、これらの栄養素と食事について詳しく見て行きましょう。

 

葉酸は赤ちゃんと母胎の健康に欠かせない栄養!

葉酸は、妊娠中にお産に向けて血液量が増えて行くのですが、その血液を増やすための栄養素と赤ちゃんの成長のための細胞増殖に関わる栄養素で妊娠中にもっとも大切な栄養と言われています。

 

葉酸は、ビタミンB群のひとつで、別名をビタミンB9やビタミンMと呼ばれています。

 

主に鶏肉や豚肉に含まれる栄養素なのですが、これらのお肉類は、妊娠中の過剰摂取が問題になるビタミンA(レチノール)の過剰摂取につながるため野菜由来の葉酸を摂りたいところです。

 

また、妊娠中の葉酸の摂取量は、一日あたり約480μgと言われています。

 

これを食事から摂取するには、

  • モロヘイヤ200g
  • 枝豆200g
  • ホウレンソウ400g

などの量が必要になります。

 

そのため、『モロヘイヤのようなネバネバ野菜や、ホウレンソウのアクが苦手』などの好みもありますし、つわりでこれらの食材が吐き気がするため食べられないという方もおられます。

 

そのため、葉酸サプリを利用する方も多いんですよ。

 

鉄分は貧血予防と血液の質を上げるため

鉄分はご存じの通り、貧血予防のために摂りたい栄養素です。

 

ただし、こちらも動物性のヘム鉄と植物性の非ヘム鉄があり、先ほどの葉酸と同じように、ビタミンAの過剰摂取予防のために植物性の非ヘム鉄で摂取することがおすすめです。

 

しかしながら、非ヘム鉄はヘム鉄に比べて吸収効率が6分の1くらいまで落ちてしまうため、これをヘム鉄と同等にまで上げてやる必要があります。

 

そのために摂りたいのがビタミンCやビタミンEと言った抗酸化物質なんですよ。

 

また、鉄分とビタミンCやビタミンEと鉄分(非ヘム鉄)を同時に摂れるサプリメントも利用価値があると思います。

 

サプリメントのメリットは、必要な栄養素を分かりやすく定量的に摂取できるという点がメリットですね。

 

カルシウム不足は骨粗鬆症の原因に!

カルシウムは、妊娠中のママの身体を骨粗鬆症(こつそしょうしょう)から守るために必要です。

 

成人女性の通常の必要量の650mgが摂取できていれば問題なく、厚生労働省も推奨摂取量を設けていないため軽視されやすい栄養素ですが、妊娠中にカルシウムが不足すると、赤ちゃんにカルシウムを与えるためにママの身体の骨や歯からカルシウムを溶かして持って行ってしまう性質があります。

 

そのため、妊娠中にカルシウム摂取量が不足すると、虫歯や骨折、骨粗鬆症などの問題が起こりやすいんですよ。

 

こちらも、妊娠中の体重管理ダイエットの際に不足しやすい栄養素で、牛乳やチーズ、バジルなどの食材に豊富に含まれているためつわりで匂いが苦手などの事情を別に考える必要がありますが、出来る限り食事から摂りたいところです。

 

例えば、バジルソースのパスタに粉チーズをかけるなどの食べ方はおすすめですよ。もちろん食べ過ぎは良くありませんが・・・

 

タンパク質は妊娠中のダイエットに重要!

タンパク質は、妊娠中に限らず、すべてのの身体の基本であることはご存じの方も多いと思います。

 

ですが、タンパク質は一旦アミノ酸ペプチドという最小単位の分子にまで分解されないと体に吸収されない欠点があります。

 

しかしながら、妊娠中の体重管理のためにもタンパク質が分解されたアミノ酸ペプチドの状態で摂取することが大切です。

 

赤ちゃんの成長のためにも必要ですし、アミノ酸ペプチドは脂肪の代謝に関わる必須アミノ酸を摂ることで効率的で尚且つ健康的に痩せられるという意味でも妊娠中には特に大切です。

 

そのため、最近では妊娠中ではない若い女の子の間でも『アミノ酸ダイエット』というのが注目されているんですよ。

 

また、アミノ酸が効率よく摂取できるアミノ酸とハチミツのダイエットサプリも良い選択肢になります。

 

適度な運動が大切というけれど・・・

妊娠中の体重管理には、適度な運動も大切になってきます。

 

当たり前の話ではありますが、適度な運動で消費カロリーを上げる事で、体重を適度な増加範囲に抑える事も可能です。

 

しかしながら、妊娠中は体調も安定する期間が限られますし、そもそも長時間の運動はおすすめできません。

 

ですので、お腹の張りなどを感じるようなら、すぐにでも休憩をとりながら、決して無理をしてはいけないんですね。

 

また、ウォーキングやマタニティヨガを採り入れる妊婦さんも多く、外出できる体調ならウォーキング、体調がすぐれないなら自宅で出来るマタニティヨガをするという方が多いですよ。

 

とにかく、くれぐれも無理や無茶をしないことが大切です。

 

また、妊娠中に体重が増えてしまった方は、体重のために腰痛やひざの痛みを訴える方もおられるため、重力の負荷がかからない水中ウォーキングを市民プールなどで実践する妊婦さんもおられますよ。

 

2人目妊娠中の体重管理のコツまとめ

外出可能であれば軽いウォーキングを、家に居なければいけない環境であれば、ヨガを取り入れると良いでしょう。

 

また、減量という事で間食を控える方が居るかもしれませんが、間食には一日三食の食事で不足しがちな栄養を補給する意味もあるので、適切な物を適度に摂取するのが大切です。

 

例えば、ナッツ類は栄養豊富でダイエットにも用いられる物ですから、妊娠中の間食としてお勧めできる物の1つです。

 

適切な体重管理をする事は母体と胎児の健康に良いだけでなく、お産が重くなることを避ける為にも有効です。

 

適度に痩せる事で二人目の出産も安産で出産することが出来ます。

 

二人目の妊娠中のダイエット方法については、酵素ドリンクなどで体の代謝を上げて、出産に必要な栄養も同時に摂取しつつ、痩せやすい体質になることが痩せることへの近道になります。

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