妊娠中毒症ってなに?予防には妊娠中ダイエットを!

このページでは、おそらくお母さん世代の先輩ママから聞いたことがある『妊娠中毒症』について詳しくご紹介しています。

 

具体的には次のようなメニューで見て行きたいと思います。

 

・妊娠中毒症ってなに?
・妊娠中毒症になるとどうなる?
・妊娠中毒症の予防法は?
・妊娠中の体重管理について
・妊娠中毒症の赤ちゃんへの影響

 

このような順番で詳しくご紹介していますので、良かったら参考までに読んでみてください。

 

妊娠中毒症ってなに

妊娠中毒症とは、今は使われなくなった名前のひとつです。

 

現在では『妊娠中高血圧症候群』と呼ばれる病気です。

 

妊娠中高血圧症候群には軽傷と重症の2段階に分けられています。

 

血圧は通常時でも「上と下」というように測られますよね。
これは妊娠中高血圧症候群でも同じで、血圧数値の幅が一定範囲内に入っている場合に『高血圧症候群』と診断されます。

 

軽症
上が140~180
下が90~110

 

重症
上が160以上
下が110以上

 

という数値が検出された場合に『妊娠中高血圧症候群の軽症と重症』に分けられます。

 

妊娠中になる典型的な病気なのですが、原因はひとつではありませんが、大きなものとしては『塩分の摂り過ぎ』です。

 

妊娠中毒症になるとどうなるの?

妊娠中毒症になると具体的にどのような変化が起こるのかというと、むくみ(浮腫)、尿タンパク、高血圧でお産中の大量出血ににつながるなどの危険性があります。

 

また、正常な位置にあるはずの胎盤が早期に剥がれてしまう『常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)』という危険な症状になってしまう可能性も。

 

そのため、これらのリスクを少しでも低く抑えるために妊娠中毒症はできるだけ予防したいものです。

 

妊娠中毒症の予防法は?

妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)の原因は一つではありませんが大きなものとしては塩分の摂り過ぎがあるとご紹介しました。

 

中には、塩分の摂り過ぎに注意していても、高血圧症候群を発症してしまう方もおられます。

 

そういった意味では、完全に予防する方法とは言えませんが、先ほどご紹介した『塩分の摂り過ぎに注意する』というのは有効な方法ではあります。

 

ただし、極端に低く『まったく塩分を摂らないような生活も良くない』という意見もあるため適切な塩分摂取量が大切になってくるんですね。

 

妊娠中に『一日に摂って良い塩分は8g』と言われているのですが、もう一つの意見としては約10gまでは大丈夫という意見もあります。

 

しかしながら、妊娠中高血圧症候群になってしまった場合は『一日の塩分量は7g以下』に制限されることとなっています。

 

この数値は、通常の高血圧患者の食事療法と同程度の数値で、現代人のわたし達にとってはかなり『味気ない食生活を送ることになる』といえるでしょう。

 

また、妊娠中の安定期になったら『できるだけ積極的に身体を動かす』ことも大切と言われています。

 

適度な塩分摂取量と適度な運動量を守ることが大切になってくるんですね。

 

妊娠中の体重管理と妊娠中毒症

妊娠中毒症と体重管理は完全に密接な関係があるとは言い切れません。

 

実際には、妊娠中に赤ちゃんと羊水や胎盤の分以上に体重が増えなくてこんな状態で『お産の体力は大丈夫か心配』と言われるくらいの妊婦さんでも、妊娠中毒症(妊娠中高血圧症候群)になってしまう方もいます。

 

ですが、妊娠中高血圧症候群になってしまう妊婦さん全体の中で『70%以上が妊娠中の体重管理が上手く行っていない』という結果が出ています。

 

そのため、やはり適度な運動や、糖質、脂質の摂り過ぎ、塩分の摂り過ぎは充分に注意しておくのが良いでしょう。

 

妊娠中の体重管理のポイントは別ページで詳しくご紹介しています。

 

妊娠中毒症の赤ちゃんへの影響

妊娠中毒症は妊娠中の妊婦さんが発病するものではあるのですが、妊娠中という時期でありことで胎児への影響を考えなければなりません。
ではお腹の中の赤ちゃんにどういった影響があるのでしょうか。

 

・胎児発育不全
・低出生体重児
・常位胎盤早期剥離
・子宮内胎児死亡

 

このようなリスクがあると言われています。

 

わかりやすく説明すると、お腹の中へ必要になる栄養が届かなくなって、発育が悪くなったり、出産時に体重が少なくなって
感染症などのリスクが高くなる。
最悪の場合は、せっかくの赤ちゃんがお腹の中で亡くなってしまう場合もあるそうです。

 

妊娠中毒症のまとめ

妊娠中毒症は、現在では(2005年4月に世界標準に合わせようという改定が行われてから)ほぼ『妊娠中高血圧症候群』と呼ばれるようになりました。
経産婦で、以前に妊娠中高血圧症候群になったことがある方は再発の可能性が通常の方よりも高いというデータもあり、一部にはお母さんが妊娠中高血圧症候群(妊娠中毒症)になった事がある方は、娘さんも妊娠高血圧症候群になる可能性が高いという意見もあります。

 

つまり、原因については『まだ完全には解明されていない』というのが妊娠中毒症や妊娠中高血圧症候群の怖いところです。

 

しかしながら、だからと言って何もせずに、食べたいものを食べたいだけ食べ、身体がだるいと言っては動かない理由を作るような生活をするのは良くありません。

 

先ほど、適度な塩分摂取や糖質、脂質の摂取、適度な運動は良い対策になるというお話をしましたが、これが『できる中では最善の妊娠中毒症の予防策』と言えることは間違いありません。

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