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妊娠中の食品添加物の着色料に要注意!カラメル色素

妊娠中にお腹の赤ちゃんへの影響も考えて一つ一つ口にするものまで戸惑ってしまう。
このような経験妊婦さんだったらどなたにでもあるんではないでしょうか。

 

私もありました。
次に食べるひとくちが怖くて仕方がないんです。

 

今回は食品添加物の中でも着色料の話です。
さらにその中でもカラメル色素にクローズアップして特集していきます。
カラメル色素以外の着色料に関してもページ下部で
説明させていただきます。

 

正直な話、妊娠中はこんなにまで神経を使わされるものだとは思ってもみませんでした。
食品添加物に対して本当に真剣に調べましたし、買い物をする時もお醤油やお砂糖も
ラベルの中に入っている書かれている成分を全部チェックしてから買うようにしてました。

 

私のようなのはあまりにもやり過ぎかもしれませんけど
、私と同じような感覚に陥っている方はいらっしゃるのかもしれません。
そこで私の方から妊娠中に特に気をつけてほしい
食品添加物のうちのひとつとして『カラメル色素』についてお話ししたいと思います。

 

カラメル色素っていったい何?

カラメル色素とは、作り方によっていくつかの種類に分かれるのですが、
基本的に使われているものは、①番身近なもので言うとお醤油やソースになります。

 

醤油やソースだけではなく、飲料水、お菓子といった幅広い
食品に使われることがあり、基本的には食材に鮮やかな色味をつけるという
目的で使われています。

 

またすべての商品に使われているわけでは無いのですが、
ほぼ確実に使われているもので言うと「プリンのカラメルソース」いや「コカコーラ」が有名です。

 

カラメル色素というのは大きく分けて4つに分けることができるらしいんですが、
実はその4つの中でとっても危険なものとそうでない者に分けることができるんだそうです。

 

これからそのカラメル色素の種類についてちょっとだけ見ていきたいと思います。
ただしこちらに書かれているものは、
カラメル色素の種類の中でも普通の食品の中には
カラメル色素の種類までは書かれていませんので、
実際に買いに行く前にどうしても気になるという方は、
これから買おうとしている食品のメーカーのホームページか、
それでも表示されていない場合は問い合わせを出すなど対処されてみてください。

 

カラメル色素の種類と安全性

今これからカラメル色素の種類をご紹介するのですが、
先に出したものから順に、安全性が高いものをご紹介していきます。
ですので後に紹介すればするほど危険性が高いものであるといえます。

 

カラメル色素①

カラメル色素①に関しては最も安全性が高い昔ながらの手作りのカラメル色素です。
ちなみに作り方は簡単でお砂糖を加熱して作るだけですので誰にでもそして自宅でも作ることができます。
一番安全なカラメル色素で製造コストが一番高くつくために
企業の利益を考えるとほとんど使用されていないというのが事実なんだそうです。

 

カラメル色素②

カラメル色素の②は、糖類に亜硫酸を加えて加熱するものです。
日本ではちなみに使用が禁止されていますこれは非常に危険だからです。

 

カラメル色素③

カラメル色素の③番は、糖類にアンモニウム化合物(dh愛)を加えて加熱したものとなっています。
このカラメル色素の③番の問題点は日本で使用が禁止されていないという点なんです。
糖類にアンモニウム化合物を加えて加熱する非常に安い作り方ができるものなのですが、
それだけにメーカー側もメリットが高く、長年使い続けてきたカラメル色素だそうです。
ちなみにこの製法はコカコーラ社が特許を持っているんだそうです。

 

(つまり他の食品メーカーがこの方法で
カラメル色素を作ろうとすると
コカコーラ社にロイヤリティーを支払わなければならないことになります)

 

カラメル色素④

カラメル色素④と言うのは糖分に対して
亜硫酸とアンモニウム化合物の両方を加えて加熱したものです。

 

この4種類を見ていただくと分かるかもしれませんが
純粋に安全と言い切れるものは、カラメル色素①だけと言うことができますね。

 

カラメル色素②③④の危険性について

カラメル色素の②番と③番、4番については、非常に危険な化学物質と言うことができます。

 

世界中でこの化学合成のカラメル色素については、危険性が報告される研究論文が数多く発行されていて、
それらの結論からまとめると、免疫機能の抑制やリンパ球の減少、DNAの損傷、染色体の異常を誘発(奇形児の危険性)といったものが考えられます。

 

そして何より発ガン性の危険性がとにかく高いんです。
この先ほど4つあげたものの中で染色体の異常誘発というのは、「細胞のコピーミス」に相当します。
細胞のコピーミスと言うのは『がん細胞の発現』のことを言います。

 

なので、②番③番4番のカラメル色素(化学合成)についてはできるだけ使用を控えた方が良いと言うことになるのですが、
ただしこれらの食品の通常のパッケージの裏に書いてあるカラメル色素は
ただ単に『カラメル色素』としか書かれていないためどんなカラメル色素なのかがわからないというのが現状です。

 

つまり、安全なものから安全性が低いものまで全てまとめて「安全なもの」として紹介されているというわけなんです。

 

カラメル色素の②番③番4番については厚生労働省が、以前にまだ厚生省だった頃に試験の結果を策定したり
安全性を証明したりしていますがそのデータがいまだに開示されていないことなどを踏まえて見てもどう考えても怪しいと言うしかないでしょう。
つまり企業側の利益を優先した結果と言うことが言えるのかもしれません。

 

ちなみに、お菓子のメーカーで言うと明治とグリコのプリンに使われている「カラメルソースのカラメル色素」は、安全と言い切れるカラメル色素の①番が使われています。
その理由は、プリンのカラメルソースには、甘みとほどよい苦味の両方が必要で、それを出すにはお砂糖を実際に加熱して焦がす事で甘みと苦味、そして色を出しているということなんです。

 

このように分かっているもの以外では、
カラメル色素入りの食品(例えばコーラなど)は飲んだり食べたりしないほうが良いかも知れませんね。

 

カラメル色素以外の着色料は気にしなくていいの?

このページでは着色料の中でもカラメル色素に注目して話をさせていただいたのですが、
それ以外の着色料を妊婦さんは気にしなくていいのでしょうか。

 

はい、まだ妊婦さんが注意したほうがいい着色料はあります!

 

  • 赤色2号
  • 赤色106号
  • 黄色4号
  • 黄色5号
  • コチニール色素

 

これらはどういった食品に使われる傾向にあるのでしょうか。
代表的なもので、お漬物や氷菓子といったものでしょう。

 

もちろん全てのお漬物や氷菓子に使われているわけではありません。

 

まとめ

妊娠している妊婦さんは注意してなるべく避けるようにしてほしいということで
特集を組みましたが、意外と難しいよねって感じる方も多いと思います。

 

食品の見た目や保存目的、抗菌目的、腐食防止目的など
多くの理由で使われる食品添加物ですが、全てに対して
避けるというのは本当に難しいと思います。

 

しかし、妊娠中であるという特殊な時期だし、その後授乳中という時期も
出てくると思います。

 

妊娠中に避けるべきものは、授乳中にも避けたほうがいいものがほとんどです。

 

胎児への影響を考えると、避けるための意識はもっていたほうがいいはずです。

 

完全に避けることができなかったという方も、あくまでリスクの問題なので
それらを摂取して問題がなかったという方もおられます。

 

できる範囲で意識して、元気な赤ちゃんを育てていきましょう。

 

 

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