妊娠中ダイエットにオリーブオイルはあり?なし?
妊娠中ダイエットにオリーブオイルは本当に安心して使える効果的なオイルなのでしょうか。
ちょっと考えてみる必要があると思います。
オリーブオイルは、日テレの人気番組ZIPの中で『MOCO‘Sキッチン』を担当している速水もこみちさんが
オリーブオイルを料理にたっぷり使ったりしていますよね。
彼が使っているオリーブオイルの料理を見て美味しそうだなぁと思ったり
健康に良さそうだなって思ったり、いろいろな印象を持っていらっしゃると思います。
ですが、本当に妊娠中の体重管理ダイエットや健康管理に利用して今なのかどうかといったところ詳しく見ていきたいと思います。
まずは、妊娠中ダイエットに対してオリーブオイルがどのような効果があるのかを見ていきましょう。
妊娠中ダイエットに対してのオリーブオイルの効果
オリーブオイルの効果は、主に酸化していない品質の高いオリーブオイルを直接毎朝ティースプーン一杯飲むことによって
血液の質を良くして、なおかつ体の中の糖質をエネルギーに変えやすいオイルを
適度に体の中に入れることによって基礎代謝を上げて痩せやすい体を作るというものです。
そのため、直接何らかの運動や厳しい食事制限を伴うようなものではなく、
基本的に気長に続けることができて、しかも健康的に痩せることができるというのはオリーブオイルのダイエット効果と言われています。
まさに妊娠中にホルモンバランスの変化で『太りやすい体質』になっている妊婦さんにとっては理想的なダイエット方法と言えるかもしれませんね。
妊娠中ダイエットでのオリーブオイルの使い方
妊娠中ダイエットでオリーブオイルの使い方は、次の3つのポイントが大切になってきます。
- オリーブオイルを加熱しないこと。
- ボトルの封を開けたものはできるだけ早く使い切ってしまうこと。
- 保存中は常に冷暗所(冷蔵庫の中や床下の食材ストッカーなど)に保存すること。
この3つがポイントとして大切になってきます。
使い方は料理に転用する場合は、先程のMOCO‘Sキッチンの速水もこみちさんのような使い方ができますが
基本的にはダイエットを目的とするとなるとオリーブオイルが酸化してしまいやすいあのような
加熱調理は基本的にオリーブオイルの品質を下げてしまうためダイエットには不向きな使い方なんです。
また、オリーブオイルが酸化した状態で体の中に入ってくるとどのような影響があるのかというと…
- 血液の質を低下させてドロドロにさせる
- 血中コレステロール値の上昇
- 直接飲めると味が悪い
このような悪影響が考えられます。
もちろんこの3つの中でも1番最後の味が悪い程度であるなら我慢することもできますが、
1番目と2番目の血液をドロドロにしてしまったり血中コレステロール値を上げて
血管の壁の中にプラーク(血栓)を作ってしまうことになってしまっては
妊娠中の高血圧症候群や妊娠糖尿病など様々な弊害が考えられる危険な使い方になってしまうんです。
それでは妊娠中の体重管理ダイエットどころの話ではなく
そもそも根本的に健康に悪いということになってしまいます。
ですのでくれぐれもオリーブオイルは絶対に酸化させないような使い方をダイエットでも普通の食生活でもできるだけそれを基本とするような使い方をするようにしたいところです。
オリーブオイルって酸化しやすいの?
オリーブオイルは非常に酸化しやすい油です。というのもオリーブオイルの性質自体が調査脂肪酸であるため。
調査脂肪酸というのは、一つ一つの分子構造が大きく、
その分子にそれぞれ酸素が絡み付いてしまう現象が起こりやすい脂肪酸ということができます。
もちろんオリーブオイルが本当に新鮮な状態で低温圧搾のコールドプレスで作られた『本当に品質の良いオリーブオイル』ならば、
ダイエットにも美肌づくりにも効果的なオレイン酸やαリノレン酸などもたくさん含んでいるので、
もちろん健康にも美容にも申し分のない効果を発揮してくれますです。
のでそのような働きを持っているオリーブオイルだけに、酸化させてしまうような使い方や保存方法はもったいないということになってしまうんです。
オリーブオイルの選び方
オリーブオイルの選び方ですが、
基本的にオリーブオイルは『エキストラヴァージンオリーブオイル』を選ぶようにしましょう。
本当に新鮮でなおかつ本国のイタリアの方では、手作業で摘み取られて
12時間以内で低温圧搾のコールドプレス製法で絞り出されたオイルだけを『エキストラヴァージンオリーブオイル』と言います。
これは正式に国際基準で決められている事ですので、
ラベルが偽装されているようなものはともかくとして、
基本的にこのエキストラヴァージンオリーブオイルを選ぶと体にとってとてもダイエットにも美容にも効果的なオイルということになります。
ただし値段自体は小瓶で2,000円から3,000円高いもので5,000円といった具合に500ミリリットル程度でも結構な値段がしてしまいます。
値段でオリーブオイルの品質を見極めるのは危険とは言えますが、
実は2,015年末でオリーブオイルの深刻な産地偽装や品質偽装、製造工程の偽装などが明らかになったため、
オリーブオイルの有名なメーカーの1つであるボスコなどが、日本への輸入を一時期差し止められるなどの行政処分が降ったことがあるんです。
この、オリーブオイルの申告な産地や製造工程、品質、グレードを表すラベルなどの偽装問題は
オリーブオイルに対して健康効果やダイエット効果を期待してオリーブオイルに注目をしていた方たちの期待を裏切ると
同時にイタリア産のオリーブオイルのブランド力に取り返しのつかないダメージを与えました。
その問題があったせいで昨年2016年の時点で速水もこみちさんも
スペイン産のオリーブオイルに使用するもの切り替えたり、もしくは淡路島の国内産のオリーブオイルに切り変えたほどです。
ですので、もし可能であれば国産のオリーブオイルを手に入れられる状態であれば、
国産のオリーブオイルを使うというのは良い選択肢だと思います。
というのも、日本国内では農林水産省や厚生労働省等の取り決めによって
ポストハーベスト農薬の使用が禁止されていたり
(もしそれを偽装したり、禁止された添加物を使用したメーカーはそのまま行政処分で廃業に追い込まれてしまう)
という性質のもので検疫をしっかりしているため、国内産のオリーブオイルならば基本的には安全で品質も高いということができるからです。
妊娠中ダイエットのオリーブオイルのまとめ
オリーブオイルを使った妊娠中の体重管理ダイエットには冒頭でもご紹介した通り色々な健康とダイエットの効果があることがわかります。
血液をサラサラにしてくれて、血糖値が異常に上がらないように血液の質を高めてくれて、
そして血管をしなやかにしてくれるため、むくみや冷え性の予防もかねて、
総合的な妊娠中のダイエット効果が期待できるということなんです。
ですが、先ほどご紹介したように海外産のオリーブオイルではいまだに疑いが晴れていない
『イタリア産オリーブオイルの非常に深刻な産地偽装や製造工程偽装問題』があったために、
それまでもテレビでCMをたまに見かけることがあったボスコなどの有名メーカーが差し止め処分をもらったりしています。
そのためもしオリーブオイルを使うことにこだわりがないのであれば、最近注目されているを使うといった選択肢もあると思います。
エキストラヴァージンオリーブオイルの高品質なものを選ぶのと同じ位の値段で手に入れることができますし、
MCTオイルならば完全な人工物で100%中鎖脂肪酸のオイルのため非常に酸化しにくく加熱料理にも使うことができます。
妊娠中の体ですから、本当に安全なものをちゃんとに分けて使う『目を養う』ということが大切になってくると思います。
そのためにも必要な情報をしっかりと仕入れるようにしましょうね。