妊娠中の疲れの悪影響と対策法まとめ?
妊娠期は、知れば知るほど、人生の中でも特にとても大変な時期だといえます。
お腹が大きくなっていなくても、ホルモンバランスの影響からつわりのせいで
吐き気に襲われたり、お腹が大きくなれば動くのが大変になったり、
また、安定期に入ったとしても、完全に安心できるわけでもなく、妊娠期は最初から最後まで気が抜けません。
そのせいもあり『妊娠中は心と体が疲れやすい時期』でもあります。
妊娠前までは疲れは休養をとってしっかりと体を休めれば、
次第に回復していくものであり、あまり深刻に捉えなかったかと思います。
ですが、妊娠中の場合はそうもいかないんですよ。
妊娠前とは疲れの原因も変わってくるだけでなく、
疲れが蓄積されていくことで取り返しのつかない事態に発展してしまう場合もあるんです。
そこでこのページでは、妊娠中の疲れの原因を妊娠期別に解説するほか、
疲れから発展する悪影響や、妊娠中の疲れに対する対策方法まで様々なコンテンツを特集しています。
目次
- 妊娠中の疲れが原因となる母体と赤ちゃんへの悪影響
- 妊娠中の疲れに良い対策方法
- 妊娠中に疲れやすい理由とは?
- まとめ
これは誰でも起こりうることなので、妊娠中の方は一度チェックしてみてください!
妊娠中の疲れが原因となる母体と赤ちゃんへの悪影響
ここまでで、妊娠中は妊娠期を通して疲れやすく、それぞれの時期で疲れの原因も変わってくることがわかりましたね。
では次に、そういった疲れが慢性化してしまうとどのような悪影響につながってしまうのか?という部分について解説していきます
切迫流産
あまりにも疲れやストレス等をそのままにして無理しすぎてしまうと、
それが引き金となって切迫流産を引き起こしてしまうことがあります。
切迫流産と、流産の違いというのは、切迫流産の場合はきちんと処置をすれば妊娠を継続できる可能性があるということです。
つまり、切迫流産とは流産の1歩手前の予備軍ということになります。
もし、不正出血や下腹部の痛みがある場合は、まずは産婦人科に電話をして指示を仰ぎましょう。
切迫流産は、たいていの場合は子宮収縮を抑制ずる薬を点滴で入れてもらって安静にする対処で、そのまま妊娠を続けることができますのでご安心ください。
ただし、『ちゃんと産婦人科に指示をもらうことと適切な対処をすることが前提』なので、その点についてくれぐれも自己判断をしないようにしましょう。
場合によっては子宮口が開いてしまっている場合もあるからです。
疲労やストレスはこのような危険につながってしまうため、適度に対処してあげる必要があるんです!
アレルギーや喘息を患う
実は子供のアレルギーや喘息の症状は、妊娠中の疲れが大きく関係しているようです。
というのも、ママがストレスや疲れを感じたままにしていると、ママ自身の自律神経が乱れていきます。
そのような状態が続いている場合、おなかの中の赤ちゃんはアレルギーや小児喘息を患ってことが多いといわれています。
そして、疲れが継続的に続くことで、子供の情緒不安定や鬱などの原因となるホルモンが分泌つされ、それが胎児に届いてしまう可能性があるようです。
妊娠中の疲れに良い対策方法
妊娠中に疲れやすい理由とは?段落で見たように、妊娠中の疲れは妊娠前とは少々異なる特殊な疲れです。
そのため、疲れの解消方法も、以前とはちょっと違うとやり方を行う必要があります。
それらについて、これから要点を解説していきますので、妊娠中の疲れに悩んでいる方は要チェックです!
好きな音楽を聴く
ただ音楽を聴くだけでは、疲れに何ら影響を与えないかのように思えますが
妊娠中は疲れやお腹の張りを感じたら、横になってリラックスしながら好きな音楽を聴くと良いと言われています。
このように心と体をリラックスさせることで、ホルモンバランスに良い影響を与えます。それが疲れの回復につながってくるんですよ。
ぬるま湯でゆっくり入浴
のんびりと入浴することで、体も心から温まり、疲れやストレスを緩和させる働きがあります。ただ、のぼせないように注意が必要です。
アロマを炊く
疲れやストレスの緩和と言えば、アロマがとても効果的です。
アロマにもいろいろな匂いがあり、それぞれもたらしてくれる効果も変わってくるようです。
例えば、妊娠中にお勧めのアロマは
レモンやグレープフルーツ、ベルガモット、ローズウットなどが良いと言われています。
妊娠初期は、柑橘系の香りをかぐことでらつわりの時に気持ちをリフレッシュさせる働きも。
臨月であれば、ゼラニウムなどの女性ホルモンを整える効果のあるアロマも効果的です。
このように、妊娠期別でオススメなアロマも変わってくるため、
その時期に応じた適切なアロマを選んで炊いてみるのも良いですね♪
ただし、スパイクラベンダーなど子宮収縮を促してしまう妊娠中に禁忌のハーブもあるため、
ハーブの種類の選び方が大切になってきます。
十分な睡眠
やはり疲れを取るには、睡眠は基本中の基本です。
どうしても疲れがひどいとき、でも何時間も寝ている余裕がない。
そういう場合は、10分だけでも良いので、横になって目を閉じて安静にしているだけでも、
疲れを取り除く効果が期待できるので、応急処置が必要な時は試してみて下さい。
妊娠中の疲れには酵素が最適
一般的に健康的なダイエット目的で使われることが多い酵素ですが、酵素には疲れを取り除く働きがあることをご存知でしょうか?
私たちが普段疲れたと感じた時は、体内に疲労物質が溜まっている状態であると考えられます。
逆に、疲れを感じていない時はこの疲労物質が体内に少ない状態であるといえます。
朝目覚めてなんだか疲れが残っている。そういった場合は、体内にある疲労物質が上手に外に排出されていない可能性が高いと言われています。
一方酵素には、そういった疲労物質を含めてその他にも様々な老廃物を体の外に排出する働きが優れていると言われています。
そのため、酵素を積極的に摂取する習慣があると、
体内の疲労物質を効率よく外に排出することができるため疲れにくい体の状態にすることができるんです。
そのため、マッサージ行くなどの疲れを取るための手段がなかなか取れない。
という妊婦さんには、酵素を生かした疲労回復の方法がお勧めです。
酵素には他にも嬉しい働きがある
酵素にはダイエットや疲れを取り除く効果が期待できるほか、腸内環境が整う効果も期待でき、そうなることによって
- 便秘が改善される
- お肌の調子が整う
- 免疫力が高まる
といったような様々な健康的な嬉しい効果も得ることができます。
また、酵素を飲む習慣をつけることによって、体が疲れにくくなるだけでなく、
代謝の向上されていくので、痩せやすく太りにくい体を手に入れる事も可能だと言われています。
妊婦さんは体重をコントロールするのが非常に難しい部分もあります。
だからこそ、妊娠中に代謝(新陳代謝)の効率を上げてくれる酵素の働きが大切になってくるんですね。
酵素はどうやって摂るの?
酵素はもともと体の中でも作られており、
私たちが普段食べる野菜や果物からも豊富に摂取することができます。
それに加えて最近主流になっているが『酵素ドリンク』飲むことです。
体の変化や忙しさなどから、体の疲れを取り除くためのあれこれがやりにくい妊婦さんにとっては、ドリンクを飲むだけで質の良い酵素がたくさん摂取できるというのはとても画期的な方法だと思います。
実際に先ほどお伝えしたように妊娠中に酵素を飲むことによって、疲れを取り除くこと以外にもたくさんのメリットがあります。
そのため妊婦さんの多くが酵素ドリンクを飲んでいるというのも事実です。
このサイトのトップページでは、妊婦さんにお勧めの酵素ドリンクなどをいくつか紹介していますので、酵素を生かした疲労回復を行いたいという方はいちどチェックしてみると良いかもしれません♪
妊娠中に疲れやすい理由とは?
先程の段落でも触れたように、妊娠してから出産まで、妊娠中は様々な理由から、体の疲れに悩まされがちになります。
そんな疲れも、妊娠初期、中期、後期のそれぞれで原因が若干変わってくるので
この段落ではそれについてわかりやすく解説していきたいと思います。
妊娠初期の疲れ
特に妊娠初期の時は疲れやすい理由がとてもはっきりしていると言われています。
一言で言うと、ホルモンバランスの変化が大きく関わっています。
妊娠すると、プロゲステロンという女性ホルモンが盛んに分泌されていくのですが、このホルモンの影響で基礎体温を高みに保つようになります。
すると、体が常に火照って感じたり、眠気や倦怠感を感じやすくなります。
さらにこうなることで自律神経の乱れやめまいや動機、だるさや吐き気、つわり等の症状にもつながり、それが巡りにめぐって疲れを感じやすくなると言われています。
妊娠中期の疲れ
この時は主に、赤ちゃんの成長に伴う負担が疲れにつながります。
それ以外にも妊娠初期と同様にホルモンバランスの影響がまだ続く時期でもあります。
同時にこの頃の赤ちゃんは、大人の頭1つ分位の大きさまで成長しています。
このように赤ちゃんがすくすくと成長していくことによって当然ながらママの体の負担は増加していきます。
息苦しさを感じたり、夜寝付きにくくなってしまう方も多いようです。
また、赤ちゃんに栄養を送るために、ママ自身の栄養が不足しがちな時期でもあります。
そういったことが疲労感につながってしまうようなのですが、これは逆を言うと、赤ちゃんがきちんと成長している証拠とも言えます。
妊娠後期の疲れ
この頃になると、以前よりもはるかにお腹が大きくなっている頃だと思います。
そうなると大きくなった子宮が内臓圧迫するようになって、
食事を取りにくくなったり胃腸が圧迫されて胸焼けを起こしたり、体にさまざまな影響を与えてきます。
また大きくなった赤ちゃんにどんどんどんどん酸素を送り込むため、必要な血液量も増加してきます。
その影響で動悸や貧血などの症状を引き起こすようになります。
さらに、大きくなったお腹と、これまで以上に増えた体重が足腰に大きな負担をかけ、それが積み重なると身体的な疲労を強く感じてしまうようです。
…以上が、妊娠初期から妊娠後期までの妊娠中の疲れの主な原因です。
どれを見ても仕方がないものばかりなのですが、放っておいてしまうと、
次の段落で解説するような母体と赤ちゃんへの悪影響につながってしまうため、きちんと対策を取る必要があるんですよ。
まとめ
ここまで『妊娠中の疲れ』についてまとめました。
以前とは原因や対策が変わってくるため、妊娠中の疲れに悩んでいる方は、
このページで解説した内容を取り入れて生かしてみてくださいね♪