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妊娠初期の症状の対策とお産を無事に迎えるコツ

妊娠初期症状については生理前の症状と似ている場合が多く、多くの方がぼんやりとした認識のままではないかと思います。

 

しかし、妊娠を希望する方にとっては妊娠検査薬で結果を知る前に
妊娠初期症状からできるだけの確信を得て、
妊娠中のちゃんとした健康管理につなげたいですよね。

 

また、すべての妊娠が望まれた妊娠とは限りません。
そういった方の場合は安全に堕胎ができる時期をちゃんと知っておくために、
自分が妊娠した日を確定させておきたいという方もいらっしゃるかも知れません。

 

そこでこのページでは、妊娠初期症状として現れる15個の特徴をご紹介し、生理前の症状と似ているものについてはその微妙な違いについても併せて解説していきたいと思います♪

 

また、妊娠している可能性が高い場合に知っておきたい注意点や、やっておきたいことなどについてもご紹介していきます。

 

妊娠初期症状が現れるタイミング

妊娠初期症状が現れるタイミングは人によって変わってきます。
ただ一般的には性交渉をしてからおよそ7日から10日後になります。
なお、早い人だと生理予定日のおよそ1週間前から現れるようです。

 

妊娠初期症状が現れ始める流れについては、生理開始の予定日から14日前位の時期にまず排卵が起こり、このタイミングで精子を受精すると受精卵が誕生します。

 

それから1週間程度の時間をかけて受精卵は卵管を通って子宮に向かいます。
そして子宮内膜に着床すると妊娠が成立します。

 

妊娠が成立してから妊娠初期症状が現れるため、性交渉をしてから妊娠初期症状が現れるまでにはある程度の日数がかかります。

 

このような仕組みから、妊娠初期症状が現れるまでにはおよそ1週間から10日ほど日数がかかると言われています。

 

それでは次に15の妊娠初期症状を見ていきましょう。

妊娠初期症状その1:わずかな出血

この場合生理予定日よりも数日前あたりにわずかな出血があります。

 

これはいわゆる着床出血と言われており、受精した卵子が子宮壁に着床する時期に発生する出血の症状だと言われています。
このときの血液の色は茶色っぽい血液からピンク色、真っ赤な血まで様々だと言われています。

 

また、出血の量も通常の生理の時の出血からおりものくらいの程度までと、人によって差が出てくるようです。

 

なお、着床出血が起こる時期は生理開始予定日に近いことが多く、その症状も生理と似ているためなかなか区別をつけにくいと言われています。

 

しかし着床出血の場合は、長くても三日間程度でその出血が止まり、出血の量も生理よりも圧倒的に少ないのが一般的です。

 

このような日数の違い、出血量の違いなどを比べると、生理と妊娠初期症状の区別が付けやすいかと思います

 

ただ、コレ!という様な決まったものではなく、血の色や出血量が人によって違ってくるのも妊娠初期症状かどうかを迷わせてしまう原因です。

妊娠初期症状その2:胸が張ったり痛くなる

胸が張る、または胸が痛くなるといった症状は生理前の症状と非常に似ているためこれだけで判断するのは正直難しいと言えるでしょう。

 

ただ、タイミングと胸の張り方を比べてみると生理前の症状と妊娠初期症状との微妙な違いが分かってきます。

 

生理前の胸の張りの場合は、早ければ排卵直後から生理開始のおよそ2週間前から現れてきます。
このような状態が生理開始予定日を数日から1週間程度過ぎても続いている場合、もしくはそれよりも強く胸の張りを感じるような場合は妊娠初期症状の可能性が高いと言われています。

 

また、妊娠初期症状による胸の痛みの場合は乳首がジリジリとした妙な痛みを感じる方もいるようです。

 

こういった胸の張り方やタイミングなどを注意深くチェックして比べてみて下さい。

妊娠初期症状その3:気持ちが悪く、吐き気がする

妊娠初期症状の代表的な症状の1つである吐き気は、ドラマや映画のワンシーンでも見ることが多いかと思います。

 

性交をしてからおよそ1週間位経ってから、何も食べていないのに吐き気がしてやたらと気持ちが悪い。
このような症状が見られる場合は、妊娠の際のつわりの可能性が非常に高いと考えられます。

 

そのため生理開始予定日を過ぎても妙な気持ち悪さが続くような場合は、妊娠初期症状であることを疑いましょう。

妊娠初期症状その4:腰が痛くなる

妊娠すると腰痛を感じ始める方がいらっしゃいます。
これには妊娠した際に起こる体の変化で骨盤の関節や靭帯を緩める働きがあるリラキシンというホルモンの分泌が行われる事が関係しています。

 

このリラキシンは、卵巣や子宮、胎盤などから分泌される女性ホルモンの1つであり、妊娠中に分泌量が一気に増えて妊娠のための体の準備のために働いてくれます。
赤ちゃんを出産するためにはなくてはならないホルモンになります。

 

しかし、このリラキシンが働いてくれは影響から妊娠中は腰痛に悩む方が非常に多くいらっしゃいます。

 

なので、腰の痛みが現れたらそれは妊娠初期症状であると言いたいところですが、リラキシンは生理前にも分泌され、妊娠初期症状のときの腰の痛みと似たような痛みを伴います。

 

いわゆる生理前に腰が痛くなるのは、リラキシンが影響していたわけです。
なので痛みだけで妊娠初期症状か判断をつけるのは難しいのですが、中には生理前でも普段腰が痛くならないという方もいらっしゃるかと思います。

 

そういった方の場合、突然生理の前後に腰の痛みを感じた場合は妊娠初期症状であることが考えられます。

妊娠初期症状その5:おりものの変化

おりものはその時の健康状態や生理の周期に合わせて匂いや色が変化していきます。例えば健康状態が悪い時は白くてぽろぽろしたチーズ状のおりものが出てきたり、このような変化があることから、おりものは健康のバロメーターとも言われています。

 

このような変化は妊娠の際も起こります。

 

この場合生理予定日の数日から1週間位前からおりものの量が増え、水っぽくなる、茶色っぽくなる、臭いがなくなるなど、普段と違うようなおりものになることが多いようです。

 

そうなった場合、妊娠初期症状の可能性があると言われています。
これには受精卵が着床した後女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌が増える事が関係しているといわれています。

妊娠初期症状その6:お腹の痛み

妊娠初期症状の症状には、下腹部(子宮のあたり)がチクチクとした痛みや逆とした痛み、またお腹が何かに引っ張られるような激しい痛みがあると言われています。

 

しかし、下腹部の痛みと言えば生理前のpmsにも起こる症状の1つと言われています。
ですので、お腹の痛みだけで妊娠初期症状かどうかを見分けるのは正直難しいかと思います。

 

なのでこちらも、普段下腹部の痛みが生理前には起こらない。
という方の判断材料になるかと思います。

妊娠初期症状その7:頭痛

女性ホルモンのプロゲステロンには血管を広げる作用があると言われています。

 

なお、女性の体は妊娠するとプロゲステロンの分泌量が急激に増え、プロゲステロンの働きから血管が広がります。

 

この影響から、頭の片側がズキズキと痛むような偏頭痛が起こると言われています。
このときの頭痛の度合いは人によってそれぞれですが、ひどい頭痛から吐き気につながる方もいらっしゃるようです。

 

ただ、こちらも生理前のpmsの症状の1つにありますので、頭の痛みだけで妊娠初期症状かどうかを判断するのは厳しいかと思います。

 

なのでこちらも、普段は頭痛の症状がないのに今回はやたらと頭が痛むという場合は、妊娠初期症状である可能性を考えても良いかもしれません。

妊娠初期症状その8: 胃が痛む

妊娠するとプロゲステロンが増加するというのは先ほどお伝えした通りです。
そんなプロゲステロンは、胃腸の働きを弱めるという作用があり、この影響から胃痛を感じる方もいらっしゃるようです。

 

また、胃がムカムカしたりキリキリしたり何も食べられないほどの痛みを共なったり、その症状や度合いは人によって変わってきますが、普段感じることがないような胃痛があるならば妊娠初期症状であることを疑っても良いでしょう。

妊娠初期症状その9:味覚や嗅覚の変化

妊娠初期症状には味覚や嗅覚の変化があると言われています。
そのため例えば、今まで麦茶が大好きだったという方でも、突然おいしさを感じなくなってしまったり商店街の揚げ物屋さんを通過する際、もともと揚げ物が好きだったのにその匂いを嗅ぐだけでも気分が悪くなってしまうなどの変化があると言われています。

 

また、今まで好きだった食べ物を急に受け付けなくなってしまったという場合もあるそうで、このような味覚や嗅覚に変化がある場合は妊娠初期症状を疑っても良いかもしれません。

 

このような極端な変化は生理前にはあまり起こらないものですので、割と判断がつきやすいかと思います。

妊娠初期症状その10:便のトラブル

少し前の項目で妊娠するとプロゲステロンの分泌が盛んになり、胃腸の働きが弱くなるといった内容がありましたが、これに関連して便のトラブルも起こると言われています。

 

症状は人によって様々ですが、トイレが近くなったり便秘になったり、逆に下痢になるなどまさに人によって様々です。

 

便の調子の変化は生理周期の中でも起こる事ですが、今までにないような極端な便の調子の変化がある場合は妊娠初期症状の可能性も考えられます。

妊娠初期症状その11:微熱気味の状態が続く

生理周期で言うと生理が始まってから2週間程度は基礎体温が低い低温期が続きます。
その後に排卵期が来て排卵が起こりプロゲステロンが増加し始めると、今度は基礎体温が上昇し高温期になります。

 

これもまた2週間程度続きます。

 

そしてこの間に受精卵の着床がなければプロゲステロンの分泌量は徐々に減っていき、また基礎体温が下がり始めます。

 

これが通常の生理周期の体温の変化なのですが、妊娠した場合プロゲステロンの分泌量は減っていかずに分泌し続けるため、高温期が継続されます。

 

そのため微熱のような体がほてるような状態が3週間以上続くような時は、妊娠初期症状である可能性が高いと言われています。

妊娠初期症状その12:体のだるさとひどい眠気

体のだるさやひどい眠気も生理前の症状の1つですが、妊娠初期症状としてもこのような症状があります。

 

普段の家事をすることも辛く、永遠と寝ていたい、少しでも時間があれば横になりたい。

 

といったような普段以上の体のだるさもしくは眠気を感じた場合は妊娠初期症状である可能性があります。

 

しかし、このような体のだるさや眠気等は風邪をひいたときの症状とよく似ているとも言われています。
なのでただの風邪である可能性も頭に入れておきましょう!

妊娠初期症状その13:基礎体温が一瞬下がる

先ほど低温期や高温期の話がありましたが、高温期が続くはずのタイミングに一瞬基礎体温が低下することがあると言われています。
これはインプランテーションディップと呼ばれる現象であり、妊娠初期症状の1つだと言われています。

 

この症状については科学的根拠がまだはっきりと解明されていないのですが、判断する際は、高温期のはずの時期に一瞬基礎体温が低下した場合は妊娠初期症状だと考えてもよさそうです。

 

なお、こういった基礎体温の微妙な変化を知るためには日々基礎体温表をつけておく必要があるため、妊活中の方は基礎体温表をつけておくと良いかと思います。

妊娠初期症状その14 :ニキビや肌荒れなどの肌トラブル

女性ホルモンのバランスの乱れは肌荒れなどのさまざまな肌トラブルの元となります。

 

しかしこちらも生理に関連するトラブルの1つですので、普段から生理のタイミングで肌トラブルがあるような方は判断が厳しくなるかと思いますが、普段そのような症状があまり出ないという方が突然普段使っている化粧品が肌に合わなくなったと言ったことがある場合は、妊娠初期症状であることを疑っても良いかもしれません。

妊娠初期症状その15:涙もろくなってくる

妊娠すると女性ホルモンの変化の影響を受けで情緒不安定になることが多いと言われています。
また、情緒不安定については生理前の症状でも該当する内容となりますが、普段は生理前や生理中でも情緒不安定になることがない。という方が、やたらと心の不安定感を感じるような場合は、妊娠による影響であることも考えられますので、妊娠初期症状だと考えてもよさそうです。

妊娠初期症状が現れる原因

根本的な部分になりますが、妊娠初期症状の仕組みから妊娠初期症状が現れる原因についてみていきたいと思います。

 

基本的に妊娠初期症状が現れる原因は、性交渉の後受精卵が子宮内膜に着床した後に分泌され始めるホルモンが関係しています。
これには女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが深く関係している事はこれまで紹介した通りです。

 

しかしそれ以外にももう一つ関係しているホルモンがあります。
そのホルモンはhCGホルモンと言われています。

 

このホルモンは妊娠してから分泌されるホルモンで、妊娠検査薬が反応するのは尿の中に排出されているhCGになります。

妊娠初期症状と妊娠超初期症状の違い

この2つの違いはただ呼び方が違うだけで、内容は同じです。
ネット上にある情報の中で、妊娠初期症状と書かれているものと妊娠超初期症状と書かれているものがありますが、基本的にどちらも同じという認識で大丈夫です。

人によっては妊娠初期症状がない場合もある

妊娠初期症状は妊娠検査薬を使う前に妊娠しているかどうかを大まかに判断するために重要な判断材料となりますが、人によっては妊娠初期症状を一切自覚しないという方もいらっしゃるようです。

 

ただ、先ほど紹介した15子の妊娠初期症状の中で確実にこれは妊娠初期症状だ!と言えるものが1つだけあります。それは基礎体温です。

 

もしも妊娠している場合は先ほどお伝えしたように高温期の状態が継続されます。
しかし妊娠しておらず生理が近づいている場合は高温期はやがて低温期になります。

 

妊娠しているかどうかを判断する際、基礎体温表をつけるのが1番好ましいと言われているのはこのような理由があるからです。

妊娠検査薬を使うタイミング

妊娠初期症状から妊娠している可能性が高いとわかった場合、それをより明確にするためにも妊娠検査薬を使いたいところですよね。

 

一般的に妊娠検査薬は生理開始予定日の1週間後以降に使えると言われています。なので妊娠初期症状から妊娠している可能性が高いと分かっても少し待つ必要があります。

 

なお、早期妊娠検査薬を使うことで通常よりも早い段階で判断することができます。またそれより前に妊娠検査薬を使ってしまうと正しい結果ではなく間違った結果が表示されてしまうことがありますので非常に危険です。

 

早期妊娠検査薬や、その他妊娠検査薬に関するより詳しい情報を知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。

 

妊娠検査薬のタイミングや薄い線が意味する事

 

妊娠の可能性大の時に注意しておきたいこと

妊娠初期症状から、もしかしたら妊娠しているかもしれない!となった場合はまずアルコールとタバコをやめることをお勧めします。

 

なぜならばお酒とタバコは流産のリスクをぐんと高めてしまうだけでなく、流産にならなかったとしても胎児の健康に大きな悪影響を及ぼ子可能性が高いと言われています。

 

このような理由から人かつ忠の方はあえてお酒とタバコを自ら止めている方が多いんですよ。

 

また、妊娠してもそのうち15%の確率で流産になってしまうと言われています。
そのうちの約90%が妊娠初期の頃に起こると言われており、実際に流産になってしまった方の中には自分を責めてしまう方もいます。
ですが、妊娠が確定した直後の胎嚢(たいのう)妊娠初期の流産のほとんどが染色体異常などの胎児側の原因があると言われており、これは防ぐことができないそうです。

 

ですのでもしも流産してしまったとしても自分を責める事はありません。
これは仕方がないことなんです。

 

ただ、お酒やタバコ等は自分次第でどうにでもなる部分です。
また、激しい運動や不必要なダイエットなども赤ちゃんに危険をもたらすきっかけとなってしまいますので、そちらも控えたいところです。

妊娠の可能性があると分かった時点でやっておきたいこと

先程の段落では妊娠の可能性がある際に避けたい事を紹介しましたが、今度は逆に妊娠の可能性がある段階でやっておきたいことを紹介したいと思います。

 

それは、葉酸をきちんと摂取しておくことです。

 

妊婦さんには葉酸が必要不可欠という事は耳にしたことがある方も少なくないでしょう。

 

なぜそうなのかというと、妊娠初期の赤ちゃんが成長していくときに、何らかの原因で身分脊椎症という背骨から脊椎が飛び出した形で出てきてしまうことがあると言われています。
こういった赤ちゃんに対する危険は葉酸を十分に摂取しておくことでそのリスクを大幅に下げることができると言われているんです。

 

またそれだけでなく、ままの体にも必要ですし、赤ちゃんの成長に欠かせない成分でもあるため、いずれにしても葉酸は絶対に取っておきたい重要な成分なんです。
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まとめ

妊娠初期症状にもわかりやすいものから非常に細かいものまで様々あることがわかります。
また、生理前の症状と被ってしまうものから、基礎体温の変化のように、あからさまに妊娠初期の症状であることがわかるものもありましたね。

 

妊娠初期症状なのかどうかを比較して判断するためには、自分の基礎体温と普段の生理前、生理中の症状をきちんと把握しておくことが大切です。

 

ただ、妊娠初期症状はあくまで正確な結果を知るまでの目安となるものですので、慌てずに冷静な判断、冷静な行動を取っていきたいですね。

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