記事内に広告を含む場合があります

妊娠初期の便秘予防は何をすれば良いの?

前の特集ページで妊婦さんと便秘はホルモンの変化と、子宮圧迫による便秘が主なものだと伝えました。
このページでは、更にそこから搾って妊娠初期の便秘の対策について見て行きその対策を考えて行きましょう。

 

さて、妊娠初期というのは、妊婦さん自体体も環境もまだついていけていないような時期になります。それでもしっかりとおなかの中では赤ちゃんがすくすくと育っていっている段階なので、便秘になったとしてもおかしくはありません。
妊娠初期の便秘には前のページで説明したような子宮の圧迫もまだなく、ホルモンの変化もそこまで大きなものを感じていない時期でもあります。

 

妊娠初期の便秘の原因

女性であれば、妊娠していなくても生理中にすごい眠くなる
(いつも以上に睡眠をとってしまいがち)というのは誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。

 

妊娠するとその現象も加速しがちです。

 

更に、妊娠が発覚したことで体を大事にするために運動不足になりがちにもなります。
眠くなりやすくなるために、大量の睡眠をとる。運動がなかなかできない。⇒よって便秘という構図です。

 

なぜ、運動不足から便秘になるのかというと、腸の運動が活発にならないと排便が積極的に行われないからです。
腸の運動が活発にならないと排便できない便がたまって便秘になってしまいます。

 

妊娠するまで定期的に運動をしていたり、よく歩いていた人が妊娠をきっかけに急激に運動量が減った時は、運動不足から便秘になることがあります。

 

もちろん、悪玉菌とかの腸内細菌が体内で悪さをしている為に、乳酸菌や善玉菌をもっと取り入れなくては・・・というのもただしいのですが、根本である運動が原因になっている場合が多いのが妊娠初期の特徴でもあるんですね。

 

妊娠中の便秘は胎児に悪影響がある

妊娠中に便秘になること自体は仕方が無い事でもあり、それが直接胎児に対して悪い影響になるというものでもないようです。

 

しかし、間接的な悪影響は存在するようです。
その中でも妊娠初期の便秘に関する内容で言うと、悪い腸内環境が赤ちゃんに受け継がれることによる間接的な悪影響が考えられます。

 

というのも、便秘が続いている時の妊婦さんの腸内環境はとても悪い状態です。
腸内環境は善玉菌、悪玉菌の数のバランスによって大きく左右されるのですが、簡単に言うと、善玉菌が多く存在する状態を腸内環境が良状態といいます。

 

ですが便秘の状態が続いてしまうとどうしても悪玉菌が大量発生し、腸内にあるのもを腐敗発行させて発がん物質を作り出す等の危険もあるんです。

 

また、このような腸内環境の悪い状態は、肌の状態を悪くしたり、妊婦さんにとって危険な体の冷え、その他にも疲労、浮腫、肩こり、腰痛など様々な体の不調の原因となります。

 

これらは自分自身に対する悪影響になりますが、赤ちゃんにどのような悪影響があるのかと言うと、便秘の状態が続き腸内環境が整っていないと赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になってしまうなど、さまざまなアレルギー症状のきっかけになるとも言われています。

 

さらに腸内環境が悪い状態がそのまま赤ちゃんに引き継がれてしまうと、出産後の赤ちゃんは便秘や下痢になりやすく、免疫力も通常よりも低い状態になってしまうということも考えられるそうです。

 

このように妊娠中の便秘は赤ちゃんに対しても大きな悪影響やデメリットをもたらすものとなりますので、妊娠初期の便秘予防がとても重要になってくるというわけです。

 

妊娠初期の便秘予防対策

妊娠初期の便秘と言うのはこういった理由で起こるのです。

 

よってこの時期の対策としては、まだ運動もできる時期なので、少しずつ運動を日常の動きの中で取り込んでみてください。

 

腸内細菌が原因で、ヨーグルトを食べるなども大事なんですが、
腸を自らの力で運動させることで妊娠中期、妊娠後期などの今よりも運動のできないタイミングで、
便秘が起こりやすくなることを予防できます。

 

特に腹筋は腸を動かす時に必要な筋肉です。
腹筋が衰えると、腸を動かす力が弱くなってしまいます。

 

妊娠中は様々な体の変化が起こっていきます。
そういったところも気をつけていきたいですね。

 

便秘の初期対策についてしっかりと考えていきましょう。

 

便秘から肌荒れや新陳代謝の悪化も考えられますので、初期対策は大事ですよ。

 

便秘対策


 

妊娠中の便秘薬は大丈夫?

ここでは妊娠初期の便秘予防について紹介していますが、どれだけ予防に努めていても便秘になってしまう場合もないとは言い切れません。

 

ですが先ほどもお伝えしたように妊娠中の便秘は自分自身の体調不良の元になってしまうこと。
そして、赤ちゃんへの悪影響が心配されるため、薬に頼らない改善が必要になってきます。

 

薬を飲んではいけない妊娠中に便秘薬を飲むのはやっぱりいけないのか?

 

といった悩みをお持ちの方も中には出てくるかと思います。

 

それについて結論から言うと、妊娠中でも使える便秘薬はあるようです。

 

薬の成分も赤ちゃんに悪影響与える心配がないものもあり、
かかりつけの産婦人科に相談することで妊娠中でも安心して使える便秘薬を処方してもらえることが可能なようです。

 

ただ、妊娠中でも安心して使うことができる便秘薬があると言うだけで、すべての便秘薬を使って良いわけではありません。

 

そのため自分の判断で市販等で販売されている便秘薬を使うのは絶対にやめましょう!

TOPへ