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妊娠中に注意したい栄養素は特に3つ!

妊娠中というのは通常時よりも多くの栄養を取らなければいけません。このページでは特にそれらの栄養素の中でも、鉄分、カルシウム、たんぱく質にクローズアップして特集しています。
まずはそれぞれの栄養素をどんなものなのかを確認してみましょう。

 

妊娠中の鉄分とカルシウム、たんぱく質について

妊娠中の妊婦さんは食事などからの栄養バランスをしっかりと管理したり、ちゃんと考えて食べていかなければなりません。

 

鉄分

鉄分はダイエット中の女性が特に不足しがちな栄養素の一つで、そうでなくても女性には生理がある為に鉄分不足に陥りやすいのです。
これは学校生活においても朝の朝礼で鉄分不足による貧血で倒れる子が多い現代は更に多くなっているんですね。
また、妊娠して妊婦さんになると体内でより血液を作り出そうとがんばって体が働いてくれるのですが、鉄分が不足したままだと血液の中の赤血球までも足らなくなって
より貧血になりやすくなってしまいます。
赤血球自体は鉄分だけではなくたんぱく質なども必要なのですが、
赤ちゃんの必要な栄養素でもある為に妊娠初期よりも妊娠中期以降に多くの鉄分が必要になっていき、それも赤ちゃんへと渡るので妊婦さんは鉄欠乏性貧血にもなりやすいのです。

 

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カルシウム

妊娠中のカルシウムというのは、骨や歯だけではなく、血液の成分として赤ちゃんの体作りに重要な栄養素です。
骨や歯などがカルシウムで作られていることは有名ですが、それだけではなく神経の組織や血液、体液、筋肉を動かす為にも必要です。

 

カルシウムは血液中で常に一定の濃度で保たれているので、不足すると骨や歯などからカルシウムは溶け出し血中の濃度を補おうとします。
なので、赤ちゃんにカルシウムが不足するとお母さんの骨や歯などから補給されるので、カルシウムという栄養素はお母さんにしっかりとっていただきたい栄養素なのです。
妊娠中はお腹が大きくなったり、あまり動けないために筋肉も衰える傾向があるので、カルシウム不足によって骨折などしたら大変ですよ。
ただでさえ、女性は骨粗しょう症のリスクが高いのでミネラルと同時にカルシウムは妊娠中も率先して摂取していきたい栄養素の一つなんです。

 

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たんぱく質

たんぱく質は妊娠中のママの体だけではなく、赤ちゃんの体を形成するために必要な栄養素です。
特に妊娠後期のたんぱく質不足は妊娠中毒症をひきおこす原因ともなります。
たんぱく質は約20種類のアミノ酸から作られていてこのうち9種類が体内で作られない為に食事などから摂取しなくてはならない為、必須アミノ酸と呼ばれています。また、たんぱく質も動物性と植物性の2種類に分類され、特に妊婦さんにはバランスよく摂取してほしい栄養素です。

 

妊娠中に摂取すべきといわれているタンパク質の量というのは

妊娠中の鉄分、カルシウム、たんぱく質

 

というように妊娠中の時期によって推奨されている量が変わってきます。
なので大豆や豆腐、乳製品などタンパク質がなるべく多く含まれている食事を意識していきましょうね。

 

妊娠中の栄養素のまとめ

どの栄養素にしてもなるべく食事から摂取したほうがいいのですが、必要でさらに十分な量を確保するのは難しかったりもします。
必要に応じてサプリメントなども考えていきましょう。
ただし、サプリメントでも安全性には気を付けていってくださいね!

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