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妊娠中に起こる生理前のような吐き気|対策のコツ

妊娠中に吐き気がつらく怖くなってしまうことはありませんか?
妊娠中に感じる吐き気は『つわり』という症状なのですが、これは妊娠したことで、
ママの身体が10ヶ月間にわたってお腹で赤ちゃんを守って育てて行くための準備をものすごい早さで整えて行っているからなんです。
つまり、その吐き気は妊娠初期だけで起こるものと言えるんです。

 

また、妊娠中全体でみると、後期から臨月にかけても胃袋が下から持ち上げられるような吐き気に襲われる場合もあります。
こちらの場合もいくつかの解消ためのコツとポイントがあるので、このページでご説明して行きます。
そして、こちらの吐き気の場合は妊娠中の高血圧症候群という診断さえ受けていなければ流産などの心配はありませんのでご安心ください♪

 

妊娠初期のつわりの吐き気は、まだ赤ちゃんが大きくなっていないうちに起こるので、赤ちゃん自体が大きくなるための栄養をほとんど必要としていないので、
ママがつわりで食べられなかったからと言って、赤ちゃんが栄養不足で流産してしまうなんて言うことはありません。
心配のしすぎも身体の良くありませんので安心してくださいね。

 

ですが、そうは言っても実際に吐き気があるのはつらいものです。
そこでこのページでは、ここまででご紹介してきた2つの吐き気に対して対策をご紹介して行きたいと思います。

つわりの吐き気の対策

妊娠初期に吐き気があるつわりは『吐きつわり』と言われている症状です。
吐きつわりの対策としては、大きく分けて3つになります。

  • 食べられるものだけを食べられる時に食べる
  • 栄養バランスや食べる量にはこだわらない
  • 焼き魚や炊き立てのご飯など『ニオイの強い食べものは避ける』

このような食べものによる対策が良いと言われる理由は、妊娠初期は冒頭でもご紹介した通り
赤ちゃん自体はそれほどの大きさではないので、栄養不足による流産などの危険はないのですが、
ママの身体側が『胎盤作り』などの準備のためにエネルギーを必要としているので、とりあえず食べられるものを食べるというのが大切なんです。

 

また、焼き魚や炊き立てのご飯などは言うまでもありませんが、普通の温かいご飯を食べられなくなることが多いので、
旦那さまには申し訳ないと思われるかも知れませんが、外食で済ませてもらうなどの工夫をすると良いかも知れません。
また、体調によっては『今日は一緒に食べられそうだな』と思ったとしても、
実際に一緒に食べに行くとやっぱり温かい食べものの湯気などの匂いがダメだったということもあり得るので、仮にそんなことがあったとしても自分を責めないでくださいね。
食べられるものだけを食べられる時にだけ食べるというのが妊娠初期の吐きつわりの対策になりますので、決して無理はしないようにしましょう。

妊娠後期の吐き気の対策

妊娠後期の吐き気対策は、妊娠初期のものとは違ってきます。赤ちゃんの成長のための栄養は必要だからです。

  • 1回あたりの食べる量を加減する
  • (自分では大丈夫と思っているうちに食べるのを止めましょう)

  • 1回で食べられる量は体調によって変わることを覚えておく
  • おかゆや卵焼きなど、味付けが優しいものを中心にする
  • 野菜、お肉、お魚も1切れあたりを小さく切って食べる
  • 胃腸を圧迫するほどに赤ちゃんが育っているのだから大丈夫!と自信を持つ

これらの対策で、ひとくちあたりで胃袋に入ってくる量を少なくして、妊娠後期の吐き気を乗り切りましょう!

 

また、食べた直後に横になったりすると、逆流性食道炎などの内臓系の病気の原因になってしまうので
要点としては、一口当たりに食べる量を小さくして、良く噛んでゆっくり食べて、すぐに横にならないようにするという3つのポイントを注意しましょう。

 

もう少し頑張れば、元気な赤ちゃんに会えますよ!今の自分の状況を考えるとストレスを感じるので、
この状況を乗り切った後にかわいい赤ちゃんを抱っこしている自分を想像しましょう!

 

この後では、妊娠中に生理前のような吐き気を感じてしまう原因をホルモンバランスの側から見た詳しい仕組みを知りたいという方は読んでみてください。

妊娠中に生理前みたいな吐き気を感じる理由

妊娠中に、生理前のような吐き気に悩む方はたくさんいらっしゃいます。
どうやらこういった妊娠中の吐き気には女性ホルモンのプロゲステロンというものが深く関わっているようです。

 

このページでは、妊娠中にまるで生理前のような吐き気に悩まされている方に向けて、そうなってしまう原因や吐き気に対する対処方法等についてまとめています。

目次
吐き気の対処方法
吐き気の原因となるプロゲステロンとは?
生理前の吐き気の仕組み
妊娠中も生理前の吐き気の仕組みと似たようなことがおきているかも
まとめ

吐き気の対処方法

では、こういった妊娠中の吐き気はどのように対処したらよいのかという部分になりますが、先ほどもお話ししたように、プロゲステロンはなくてはならないホルモンですし、これを抑制するという事は出来ません。
そのため他の角度から吐き気を対処していく必要があります。

 

ポイントは、プロゲステロンが過剰分泌してしまわないように、ホルモンバランスの安定感を保つことです。

 

そのためには生活習慣の改善や、血流の改善がポイントになってきます。
生活習慣の改善では、規則正しい生活を心がけ、心と体に負担がかからないように過ごすことが大事です。

 

血流の改善では、まずは体が冷えないようにしておくのも大事なポイントです。
そのため、できる範囲で良いので体を冷やさないように、体の芯から温まる食べ物を食べたり、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動などを日常に取り入れて、血流の改善を図りましょう。

 

そうしていくことでホルモンの調子が安定してきて、様々な体の不調が改善されていくでしょう。

吐き気の原因となるプロゲステロンとは?

ではまず、妊娠中の吐き気の原因となるプロゲステロンが、一体どんなもので、どんな働きをするかについて見ていきましょう。

 

私たちの体内でさまざまな働きをしてくれている女性ホルモンには、ご存じの通り2種類ありプロゲステロンとエストロゲンに分かれます。
そのうちのプロゲステロンについての話になるのですが、プロゲステロンというのは本来、排卵後、女性の体が妊娠しやすいように、子宮内の環境を整える働きをします。
そのためプロゲステロンが正常に分泌されない病気になってしまうと、不妊症になってしまいます。
また妊娠してからも、お腹の中で赤ちゃんが健康に育っていけるような、環境作りもしてくれます。
結果としてプロゲステロンというのは妊娠をするためにはとても大切な女性ホルモンなんです。

 

基本的にはプロゲステロンというのは、私たちにはなくてはならないホロゴンなのですが、その分泌量などによって、体の不調の元にもなってしまうんです。

生理前の吐き気の仕組み

では妊娠中に、まるで生理前のような吐き気が起こってしまう原因について見ていきます。

 

先ほどプロゲステロンは、私たち女性にとってはなくてはならない存在だというお話をしました。ですが妊娠中の吐き気には、いくつかの原因がある中で、プロゲステロンの増加というのもあります。
例えば、私たちは生理前になると、ホルモンバランスが活発に変化し、プロゲステロンが増加していきます。このプロゲステロンは、多く分泌されること自体はごく自然なことなのですが、度が過ぎてしまうと自律神経を乱しやすくなってしまう原因になります。
自律神経が乱れていくと体にさまざまな変化が発生してしまい、その一つに吐き気の症状があるのです。

 

私たち女性は、妊娠するとプロゲステロンの分泌量が増加していきます。これはおなかの中の赤ちゃんが成長しやすいように子宮内の状態を整えて、胎盤を完成させるためで、同時に流産を防ぐためでもあります。
そのためには、プロゲステロンの増加は必要なことなのですが、そうなることで、今お話しした生理前の吐き気の仕組みがこの時も出てきてしてしまう恐れがあります。

 

プロゲステロンによる体の不調は様々ですが、妊娠中にまるで生理前のような吐き気がするという方は、この仕組みが原因である可能性が高いと言えるでしょう。

まとめ

全員ではないですが、このペースでまとめたように、プロゲステロンが影響し妊娠中に、まるで生理前のような吐き気が出てしまう方がいらっしゃいます。
あまりひどい場合はすぐにお医者さんに相談することをお勧めしますが、女性ホルモンが関係しているような場合は、このページで紹介したような対策を実践してみてはいかがでしょうか。

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