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妊娠中からおっぱいのかゆみの対策を!

妊娠中って乳腺が産後の授乳に備えて成長するので、おっぱいが大きくなりますよね。

 

おっぱいが大きくなると、旦那さんは喜んでくれるかも知れませんけど、
それとは別に、汗疹(あせも)で胸のワキや谷間がかぶれてかゆくなる事ってありませんか?

 

こういった汗疹やかぶれによるかゆみは放っておくと妊娠線が出来てしまう原因になります。

 

また、大きくなったおっぱいは産後の授乳のためなんですけど、
卒乳に向かってどんどん元のサイズに戻って行きます。

 

そうなると、肌がたるんでハリがなくなり、卒乳の頃に気づくとおっぱいがシワシワになってしまう事に・・・

 

このページでは、このような妊娠中から起こるおっぱいの肌トラブルについて詳しく見て行きたいと思います。

 

妊娠中のブラのカップ選びから、汗疹やかぶれの肌トラブルのケアをしっかり行って
産後に小さくなった時にシワシワを予防して美乳を維持しましょうね♪

 

おっぱいや乳首にかゆみが起こる原因

おっぱいや乳首にかゆみを感じる場合、どういった原因があるのか見ていきましょう。

 

肌の乾燥が原因

妊娠中の肌のかゆみの延長としておっぱいや乳首のかゆみを感じる場合は、肌の乾燥が原因となっています。
つまりなぜ妊娠中に肌が乾燥するのかが、妊娠時のおっぱいや乳首のかゆみの原因となっているんです。
では、肌のかゆみの原因は

  • ホルモンバランスの影響
  • 水分や栄養不足が原因
  • ストレスによる乾燥

この3つが考えられます。

ホルモンバランスの影響

妊娠したり生理前になるとプロゲステロンというホルモンが急増し肌荒れが起きやすくなります。
妊娠初期から卵巣からどんどん分泌され、妊娠9週目から10週以降に胎盤が完成すると
胎盤からもさらに分泌されるようになるため肌の乾燥は妊婦さんの多くが感じることなんですね。
このプロゲステロンの分泌は妊娠39週目あたりまではどんどん分泌するため、その期間はいつも使っている
スキンケアよりもよりしっとりするスキンケアに変えたほうがいいかもしれません。

 

水分や栄養不足が原因

妊娠してから妊婦さんが摂取する水分や栄養はお腹の赤ちゃんに優先的に送られるので水分や栄養不足になりやすい状態です。
特に妊娠初期のつまりがひどいときなどは水分すら十分に摂取できなかったりもするので、肌の乾燥も招きやすい状況になっていきます。

 

ストレスによる乾燥

妊娠することによる体の変化や環境の変化は、妊婦さんに様々なストレスを与えてしまいます。
そのストレスは睡眠不足や自律神経の乱れ、イライラなど多くの減少として現れてきます。
初期のつわりやお腹が大きくなってくる妊娠中期から後期にかけても
なかなか質のいい睡眠をとることはむずかしいですよね。
肌荒れなどは本来寝いている間に修復されるので、そのための睡眠時間が不足してしまっては
かゆみも起こりやすくなってしまうんです。

 

病気の可能性

最後の可能性としておっぱいや乳首のかゆみは乳がん、乳腺炎、乳腺症などの原因として起こる場合もあります。
かゆみだけではなく分泌液がでてきたりするので、症状を感じたらお医者さんや産婦人科での検診でもいいので
相談するようにしてください。

 

妊娠線はおっぱいにも出来る?

妊娠線はおっぱいにも出来るってご存じでしたか?
特に、安定期から後期にかけて、お腹がどんどん大きくなって、人によっても違いはありますが、妊娠線が出来てしまう方もおられます。

 

妊娠線は、妊娠中のホルモンバランスの変化で肌のターンオーバーサイクルが遅れがちになるため。

 

特に、安定期から後期にかけては、お腹が大きくなって皮膚が伸びに耐えきれなくなって
肉離れや肉割れが起こることで内出血してしまいます。

 

お腹のすぐ上にあるおっぱいも妊娠線の肉割れ(肉離れ)が出来やすい場所なんですよ。

 

妊娠中におっぱいが大きくなって、梅雨時や夏など季節性要因も重なって、汗疹が出来るとかゆくなって夜も寝られないくらいかゆくなる場合もあります。

 

また、その逆に冬の場合も空気の乾燥が原因で粉を吹くほどになるとカサカサしてかゆくなる事があります。

 

そのどちらの場合も、根本原因は肌のターンオーバーサイクルの乱れによるものなので、保湿してあげる事が大切なんですね。

おっぱいに汗疹が出来たらどうすれば良い?

妊娠中におっぱいに汗疹が出来てしまった場合に、市販のかゆみ止めで対処する事はおすすめ出来ません。

 

というのも、市販のかゆみ止めは成分名がパッケージに書かれていても分からない事が多く、
中には妊娠中に禁忌になっている抗ヒスタミン薬(ステロイド系)の成分である場合も考えられるからです。

 

妊娠中におっぱいに汗疹が出来てしまう前に肌をしっかり保湿してあげましょう。

妊娠中の乳首のかゆみはどうしたら良い?

妊娠中におっぱいが大きくなると起こるトラブルは汗疹だけではありません。

 

乳首や乳輪も大きくなって、乳頭がかゆくなる方もおられます。

 

管理人のわたしの場合は、乳首が黒ずんで、旦那に『妊娠するとこんなになるんだな・・・』としみじみと言われて結構ショックでした・・・

 

ただし、乳首のかゆみも母乳が出ている方の場合とそうでない方の場合があります。
(管理人の場合は後者でした)

 

まずは前者の対処から一緒に見て行きましょう。

乳首のかゆみ対処|母乳が出ている場合

母乳が出ている方の場合は、母乳の中に含まれる糖分で乳首がかぶれている事が考えられます。

 

なので、まずはお風呂に小まめに入って、母乳パッドも小まめに変えてあげましょう。

 

また母乳パッドが乳首に張り付いてしまう場合もあります。

 

そういった場合も、無理に剥がさないで、濡れタオルで母乳パッドじたいを湿らせてから取るようにしましょう。

 

妊娠中は乳首はもちろんですけど、肌も全体的にデリケートになっているため、ほんのちょっとした刺激やかぶれ、かゆみでもお腹が張ってしまったり、思わぬトラブルの原因になる可能性も。

 

乳首がかぶれて“痛痒く”なると、もうすぐお産で赤ちゃんに会う事が出来た時におっぱいをあげる事が痛くてたまらないという事ににもなりかねません。
丁寧にケアをしてあげるくらいで丁度良いんですよ。

乳首のかゆみ対処|母乳が出てない場合

妊娠中に乳首がかゆくなると、場所がデリケートなだけになかなか相談もしにくいですよね。

 

ついつい面倒で、かゆさのままに掻きむしってしまう方もおられるかも知れません。

 

ですが、今まで乳首にかゆみがあって掻いても何も起こらなかったからと言って、そのまま掻き続けないようにしましょう。

 

というのは、妊娠中の乳首は先ほども触れたとおりとてもデリケートになっています。

 

しかも、部位的に身体の構造上『妊娠中のホルモンバランスにも影響する可能性もある』からです。

 

妊娠中は、20週目頃から、エストロゲンとプロゲステロンの両方の分泌が同時に増えるそうです。

 

エストロゲンは、赤ちゃんの成長因子として働きます。

 

一方のプロゲステロンは、妊娠状態を維持して子宮を柔らかく保ったり、
胎盤を安定させたりという守り側の働きがある事が理由だそうです。

 

乳首をかゆみに任せて掻いてしまうと、エストロゲン側が刺激されて妊娠中のホルモンバランスが乱れて、お腹の張りにつながる場合もあるからです

 

なので、妊娠中に母乳が出ていないのに乳首がかゆい場合の対処は、産婦人科に相談して妊娠中でも安心して使える成分のかゆみ止めを処方してもらうようにしましょう。
また、妊娠中に乳頭と乳輪が大きくなって黒ずみが気になるという方もおられます。

 

その対処も一緒に見て行きましょう。

妊娠中の乳首の黒ずみ

妊娠中の乳首の黒ずみは、産後の授乳に向けて乳腺の発達と同時に起こります。

 

これは、産後に赤ちゃんに栄養をちゃんと与えてあげられるようにするための準備動作のひとつです。

 

妊娠中に乳首が黒ずんだり、乳輪が大きくなったりするのは、神様が『赤ちゃんの準備をしなさい』を与えてくれている変化なのです。

 

つまり、妊娠すると『誰にでも起こる変化』なので、気にする必要はまったくありません。

 

妊娠中に旦那さんとスキンシップで仲良しをする時になにか言われる事もあるかも知れませんが、気にしないようにしましょう。

 

妊娠中の乳首の黒ずみは、産後に授乳が終わる頃には治まります。

 

赤ちゃんが離乳食を食べられるようになる頃には、すっかり治まる仕組みなので心配はいりませんよ。

妊娠中のおっぱい乳首かゆみ解決のまとめ

妊娠中に起こるおっぱいや乳首のかゆみは、妊娠すると誰にでも起こります。

 

ですが、悩みの深さや恥ずかしさから誰にも相談できないという方も多いんですよ。

 

おっぱいの汗疹あせも)は掻いたり、市販のかゆみ止めを使って対処しないようにしましょう。

 

理由は、成分がどんな影響もあるか分からないですし、そもそもかゆみの原因である汗疹やかぶれが妊娠中のホルモンバランスの変化による肌のうるおい不足が原因だからです。

 

おすすめは、妊娠線予防クリームやオイルといった保湿力の良いものを使ってケアしてあげる事です。

 

乳首のかゆみは母乳が出ている方の場合は、とにかく清潔にする事が大切です。

 

お風呂に小まめに入ったり、母乳パッドも小まめに変えてあげましょう。

 

妊娠中とは言っても母乳には糖分が含まれていて、乳首やその周りの乳輪、おっぱい全体のかぶれの原因になります。

 

母乳が出ていない方の場合は、産婦人科で相談すると、低刺激で妊娠中にも安心して使えるかゆみ止めを処方してくれます。

 

どちらの場合も、丁寧にケアしてあげる事が大切なんですね。

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