記事内に広告を含む場合があります

妊娠中の体重管理ダイエットにキャベツはいかが?

妊娠中は体重管理にとても神経を遣いますよね。

 

妊娠中はホルモンバランスの変化によってつわりや食べづわりなど、食べるものが限られたり、少しでも空腹感があると、気分が悪くなってしまったりという事もあります。

 

でも、毎回の妊婦健診で、体重とBMI値で管理されるため、数字で判断されて厳しい指摘を受けてしまいます。

 

○○さんは、まだ27週目なのに、+7kgは増えすぎですね。
これからお産までは、体重が増えないようにしてください。

 

こういった指摘を受ける方も多いんです。
そこで便利なのがキャベツダイエットなんですよ。

 

味付けや切り方、食べるタイミングによって空腹感も抑える事が出来ますし、効果的なカロリー制限ができます。

 

しかしながら栄養バランスに注意が必要な妊娠中は、赤ちゃんの成長のための栄養と自分自身の身体のための栄養と両方に注意が必要です。

 

このページは妊娠中の体重管理に便利なキャベツダイエットのやり方や注意点について詳しく見て行きたいと思います。

 

 

妊娠中の体重管理ダイエットをハッピーに出来るかも知れないキャベツダイエットについてわたしと一緒に見て行きましょう。

妊娠中のキャベツダイエットのやり方

妊娠中のキャベツダイエットのやり方は、妊婦さんの個人差によって変わって来ます。

 

もし、食べづわりが酷いという方なら、1日に何回にも分けた間食の時に50~100gを。
また、食べづわりではないけど、ボリュームがある食べ方をしたいという方100~200gを。

 

という形で、自分自身の身体の様子や食欲と相談しながら採り入れて行きましょう。

 

また、味付けによってカロリーもかなり変わって来ますので、次の段落でもう少し詳しく見て行きましょう。

味付けで変わるキャベツのカロリー

キャベツダイエットを実践する時に注意が必要なのが味付けです。

 

マヨネーズやソースたっぷりでこってりした味付けにしてしまうと、それだけでカロリーがオーバーしてしまいますし、妊娠中に体重以上に心配な塩分の摂り過ぎにつながりかねません。

 

なので、おすすめは和風ドレッシングで油分OFFのものか、ポン酢などで味付けをすると良いでしょう。

 

最初は物足りなく感じるかも知れませんが、そこをカバーする事が出来る切り方もありますよ♪

キャベツの切り方で変わる食べ応え

キャベツダイエットを実践する時に、結構結果に関わる重要な部分が切り方です。

 

キャベツダイエットのキャベツの切り方は、太さ5mmくらいの千切りがおすすめです。

 

たくさん噛む事によって、咀嚼回数を増やして、食べた満足感も出すと、
その分食べ過ぎを抑えることができるので、食べづわりの方でも楽に食事量をコントロールする事が出来ます。

 

体重を増やさないようにと言われた方
また、体重を減らすくらいの意識で!と注意された方でも

 

食べる量を単純に減らすのは難しいですし、空腹感を我慢するのは食べづわりの方でなくても大変です。

 

また、妊娠中に必要以上に空腹を我慢するとストレスもかかりますが、ケトン体が生成されて赤ちゃんの精神的な安定を阻害する可能性も。

 

なので、キャベツを食べ応えと噛み応えがあるような切り方で、空腹感が出ないように工夫しましょう。

 

また、残留農薬についてはお水に5分ほどさらしておけば、ちゃんと落とす事が出来ます。

キャベツってどんな野菜?

ここまで、キャベツダイエットを実践する事が前提で、やり方を見て来ました。

 

ですが、その前にもっと大切なことがキャベツがどんな野菜で、栄養バランスはどうなのか。

 

また足りない栄養素は補わなければなりませんので、食事やサプリメントなどを使って補うようにしましょう。

 

後ほど、妊娠中に摂りたい栄養素、キャベツダイエットで不足しがち栄養素を補える便利なサプリもご紹介します♪

キャベツで摂れる栄養素

キャベツで摂れる栄養素を表にまとめてみました。

栄養素の名前

キャベツ(100gあたり)で摂れる量

妊娠中の必要量/上限(1日あたり)

葉酸

78μg 400~450μg/上限なし

鉄分

0.3mg 20mg/40mg

カルシウム

43mg 1100mg/2300mg

βカロテン

0.05mg 750mg/2800mg

カリウム

200mg 2500mg/上限なし

こういったような数字になっています。

 

こちらの数字はちょっと前にものになりますが、厚生労働省の推奨値を参考にしました。

 

こちらの表の中で特に注意したいのはカリウムです。

 

カリウムは体内の塩分濃度を一定保つために摂り過ぎた塩分を排出してくれるのですが、腎臓病の既往歴がある方は高カリウム血症になる可能性もあるため、このページのテーマのキャベツダイエットから見ると、1日で1玉は食べない方が良いでしょう。

キャベツのカロリーは?

キャベツのカロリーは、100gあたりでたったの23kcalしかありません。

 

なので、妊娠中の妊婦健診で体重を指摘された方がカロリー制限を行うには最適な食べ物という事が出来ます。

 

しかしながら、先ほどのカリウムの過剰摂取の心配もありますので、1日で1個は食べ過ぎとなることは覚えておきましょうね。

妊娠中に摂りたい栄養素

妊娠中に摂りたい栄養素は、主に次の4つになります。

 

  • 鉄分
  • 葉酸
  • カルシウム
  • タンパク質

 

この4つは、妊娠中に摂りたい4大栄養素とも言えます。

 

特に、鉄分と葉酸は、直接赤ちゃんの健康な成長と妊娠中の貧血予防につながります。

 

葉酸はビタミンB12と共同で血液を作りますし、鉄分は少なくなると、栄養素を赤ちゃんに運べなくなってしまいます。

 

鉄分と葉酸が足りなくなる?

妊娠中のキャベツダイエットは、鉄分と葉酸が不足してしまう可能性があります。

 

なので、鉄分と葉酸を補給するためには、ホウレン草やひじきなども食べることがおすすめですが、食べ物から葉酸と鉄分を補おうとすると多量に食べなくてはならなくなります。

 

ホウレン草から葉酸を補おうとすると『1日あたり7束(1400g)』
ひじきから鉄分を補おうとすると『1日あたり2kg』

 

これほどの量が必要になってしまうんですよ。

 

また、これらの野菜に含まれる葉酸と鉄分の量は、あくまでも目安量で最低限の摂取量になりますので、本当ならばもう少し余裕を持たせた補い方をしたいところです。

 

そこで、便利なのが『葉酸サプリ』なんですよ。

 

葉酸サプリは、妊娠中に必要な葉酸を定量的に補う事が出来るだけではなく、鉄分もあわせて摂れるものを選ぶのがおすすめです。

妊娠中のキャベツダイエットのまとめ

妊娠中のキャベツダイエットを詳しく一緒に見て来ましたが、いかがでしたか?

 

妊娠中のキャベツダイエットのやり方をまとめると・・・

 

  • 1日で半玉~1個以下にする
  • 食べづわりの方は間食の回数を多めにキャベツを食べる
  • 切り方は食べ応え・噛み応えが出るようにする
  • 味付けは薄目を心がける
  • 不足しがちな葉酸と鉄分はサプリで補う

 

このような注意点を守って、妊娠中の体重管理を産後の体型戻しのやりやすさや赤ちゃんの元気な成長、自分自身の健康管理に役立ててみて下さいね。

 

妊娠中の体重管理はとても気を遣いますが、キャベツダイエットを採り入れることで、妊娠中に急激に増える食欲を食べ応えや噛み応えで抑えることが出来ます。

 

しかしながら、キャベツじたいは妊娠中に必須の栄養素をすべて補えるというわけではありません。

 

葉酸や鉄分など、不足するものはしっかり補って、きっちり体重管理を実践して、厳しく注意する産院の先生を見返してやりましょう♪

TOPへ