妊娠中にバストアップブラは効果的?妊婦の胸の成長に良いブラ
妊娠中のバストアップブラは、バストアップしやすい妊娠中の時期に効率の良いバストアップを行うためのものとしては効果的な手段だといえます。
ただ、今言ったように妊娠中は女性ホルモンの影響により特に何もせずとも大幅なバストアップが行われます。
そのため、そこで締め付けの強いバストアップブラを使ってしまうとバストアップを逆に、バストアップに必要な乳腺を傷めたりして邪魔してしまう可能性も出てくるんです
このように、妊娠中に変化するバストの仕組みを見ていくと、どういったブラをつけたら良いのか迷ってしまいがちです。
そこでこのページでは、妊娠中に胸の成長に最も適したブラジャーは何なのか?
といった点や、それに関する内容についてみていきたいと思います。
目次
- 妊娠中に通常のバストアップブラは効果的なの?
- 妊娠中はマタニティブラが効果的
- マタニティブラを付ける適切なタイミングはいつ?
- マタニティブラにサイズはどうするのがいいの?
- 2つのマタニティブラを使い分けるのが良い
- マタニティブラの効果を引き出す上手な選び方
- 妊娠中はバストの成長を邪魔しないことが大切
- まとめ
妊娠中に通常のバストアップブラは効果的なの?
妊娠中は、女性ホルモンの働きによって、脂肪がつきやすい身体になることや、その他様々な理由からバストアップしやすい時期だと言われています。
そのため、バストアップブラをつけるとバスト以外に流れてしまいがちな脂肪をしっかりとバストに集中させることができるため、本来であれば大幅なバストアップ効果が期待できると考えられます。
しかし、バストの成長が著しい妊娠中の時期にバストアップブラをつけると、強い締め付けによって乳腺を痛めてしまうといったことも起こり得るんです。
乳腺はバストの発達にとても重要な要素となってくるため、バストアップブラを着けて乳腺を痛めてしまうと、逆にバストアップを妨げてしまう可能性も出てきてしまいます。
それだけでなく、乳腺を痛めてしまうと、出産後の授乳の際に母乳の出具合いに悪影響が出てしまうことも考えられます。
このような理由から、仮にバストアップが実現されたとしても妊婦さんに向いているブラジャーとは言えないようです。
妊娠中はマタニティブラが効果的
妊娠中のブラジャーには、マタニティブラが効果的です。
その名の通り、マタニティブラは妊婦さんの体を考えて作られたブラジャーになります。
そんなマタニティブラには、妊娠中に大きく変化する女性の体を優しくガードしてくれる役割を持っています。
さらに出産前後のママさんにうれしい機能がいっぱい詰まっており、素材やつけ心地に配慮されているだけでなく、出産後授乳しやすい機能も施されているんです。
また、先程のバストアップブラの時に心配されていた、乳腺への影響にもきちんと配慮されています。
このような様々な理由から、妊娠中のブラはマタニティブラを選ぶのが一般的になります。
マタニティブラを付ける適切なタイミングはいつ?
マタニティブラをつけ始める適切なタイミングは、個人差があり、これまで着用していたブラがきついと感じ始めた時が、適切なタイミングになります。
一般的に妊娠3ヶ月ごろからそのように感じる方が多いようです。
マタニティブラにサイズはどうするのがいいの?
またサイズ選びも重要になってきます。
ここにも個人差が出てきてしまいますが、一般的に妊娠6ヶ月までは2サイズ位大きいもの、妊娠7ヶ月以降は3サイズ程度大きいものを選ぶのがちょうど良いと言われています。
授乳に備えて発達する乳腺を圧迫してしまうないように、ちょっとでもきついと感じるものは選ばずに、つけ心地が良いブラを選ぶようにしていくのがポイントです。
2つのマタニティブラを使い分けるのが良い
マタニティブラには、大きく分けて2つのタイプがあります。
この場合どちらかを選ぶよりも、用途によって使い分けると言うのが良いみたいです。
ブラジャータイプ
ブラジャータイプのマタニティブラでは、アンダーがしっかりと支えられており、バストが下に垂れ下がってしまうのを防止する機能があるのが特徴的です。
また妊娠期間を通して変化するバストに対してもしっかりとフィットするような伸縮性に優れた素材が使われています。
さらに安定感のあるつけ心地であるため、外出の際につけるのがオススメになります。
ハーフトップタイプ
こちらは主につわりで辛い妊娠初期の頃や、お部屋でリラックスしたいときに使われるマタニティブラです。
こちらのタイプは締め付け感をほとんど感じさせないような作りになっています。
また、吸収性の高い綿素材のものも多く、汗が溜まりやすいカップもスッキリし、デリケートな妊婦さんのバストを優しく包み込んでくれます。
これらの2つのタイプのブラを、場面によって使い分けるのがオススメです。
マタニティブラの効果を引き出す上手な選び方
マタニティブラに関して大まかにわかったところで、次はマタニティブラを実際に選ぶ際に意識していきたいポイントについてみていきたいと思います。
素材
妊娠中の女性はお肌がとても敏感になっています。
以前までは平気だった素材でも、妊娠してからかぶれてしまうこともあるんです。
なので、妊娠中は綿やパイルなどの柔らかい素材を使っているものがお勧めです。
フロントの開閉方法
マタニティブラでは、授乳時のことも考えてフロントの開閉方法が大きく4つの種類に分かれています。
クロスオープン
カップの後さぶくんにホックなどはなく、ただ単にクロスしているだけのタイプです。
授乳の際にさっと素早く授乳できるのが特徴です。
フロントオープン
フロントの真ん中でカップが左右に開くタイプです。
こちらは開けばバスト全体を出すことができそのまま授乳することが可能です。
赤ちゃんの顔にカップが当たる心配もありません。
ストラップオープン
ストラップの部分のホックを外してカップが前に開くタイプです。
片方ずつカップを開いて授乳することが可能ですので、胸がはだけてしまう心配がありません。
ウィンドウオープン
こちらは窓の様にカップの前部分がめくれるタイプです。
授乳中もバストを固定しながら安定して授乳することができるため、バストが大きめのママさんにオススメです。
ストラップ
大きくなったバストをしっかりと支えてくれるものを選びます。
またストラップの幅の広さによって、肩への食い込みやずり落ち具合も変化してきます。
ホック
出産前後はアンダーバストのサイズも大きく変化してきます。
4段ホックのブラならば、アンダーを4センチから5センチ伸ばせるため、授乳期のバストにもしっかりとフィットしてくれます。
カップ
妊娠期を通して妊婦さんのバストは1から3カップほど大きくなります。
なので、妊娠初期にマタニティブラを購入する際は、バストサイズをよく確認し伸縮性のあるものを選ぶようにします。
また授乳に備えてバストアップする胸の乳腺を圧迫しないように、カップは深めで容量たっぷりのものを選ぶと安心です。
妊娠中はバストの成長を邪魔しないことが大切
大幅なバストアップができる妊娠中に、効果的なバストアップを図ることも可能ですが、妊娠中はそれよりも授乳のことを考えて、サイズアップよりも乳腺等をいたわることを重点に置く必要があります。
また、妊娠中に乳腺を痛めてしまうと、逆にバストアップの妨げとなってしまうということもあります。
なのでもしあなたが妊娠中のバストアップを望むのであれば、自然と大きくなることに身をまかせ、下手に手を加えずにマタニティブラを着けて胸をいたわると言うイメージが大事なのかもしれません。
まとめ
それではここまでの内容を振り返っていきたいと思います。
- 妊娠中にバストアップブラをつけることで効率の良いバストアップ効果が期待できる。
- しかし、妊娠中のバストアップブラは乳腺を痛めてしまう恐れがあるため、お勧めはできません。
- 大きく変化するバストをいたわることができるマタニティブラを選ぶのがオススメ。
- 妊娠中のバストの変化を邪魔しないマタニティブラをつけることで、効率の良いバストアップを期待することもできる。
バストサイズが大きく変化する妊娠中のタイミングに、バストアップの効率を高めるバストアップブラをつけると言うのも、良い考えかもしれません。
ですが、デメリットとして乳腺を痛めてしまうことや、大きくサイズアップするバストに対し締め付けが強すぎるため、自然のバストアップを妨げてしまうと言う面もあります。
このような理由から妊娠中のバストアップを効率よく行いたいのであれば、マタニティブラを選ぶことがオススメかもしれません。