妊娠中の下着の締め付けには要注意!
妊娠中は口にするものから着るものまで、何をするにもこれが正しいのかどうか不安になってしまう時期です。
その不安の中の1つには、下着の締め付けに関するものもあると言われています。
実際にある質問サイトでも、妊娠中はお腹を冷やさないように大きめのパンツを履くものだと思っていたけれど、あるサイトではパンツや下着は小さいものにするべきだと書かれていて、どうするべきか迷っています。
という質問もありました。
この質問は閲覧数も多く、多くの妊婦さんが気になっている内容なんですね。
実際のところ、妊娠中の下着の締め付けには血行不良につながる恐れもあり、
そこには胎児にも関する悪影響の可能性もあると言われています。
『下着で締め付けすぎると流産する。』なんて噂もあるようです。
そうなるとなおさら慎重になってしまうところですが、
ここでは妊娠中の下着の締め付けに関する内容や
実際に下着はどうしたら良いのか?といった部分についても見ていきたいと思います。
妊娠中の下着の締め付けに注意が必要な理由
妊娠中に下着の締め付けに注意が必要な理由は、きつい締め付けによる血行不良が大きく関係しているといわれています。
血行不良と聞くと、一見それほど重要なことでもないように感じてしまうかもしれません。
しかしながら、妊娠中の血行不良は、厄介なもので優先的に気をつけたい内容でもあると言われています。
妊娠中の血行不良にはどんな悪影響があるの?
血行不良は妊娠中に限らずいつでも注意が必要なものですが、
特に妊婦さんの場合は血行不良で体が冷えることによって、
赤ちゃんが危険にさらされてしまうことがあります。
まさか血行不良が赤ちゃんへの悪影響につながるとは思わなかった。
という方も少なくないかと思いますが、血行不良は体の冷えに大きく関係しています。
なお、体が冷えることによってお腹が冷えてしまいやすくなります。
妊娠中にお腹が冷える事はとても危険です。
何故かというと、妊娠中にお腹が冷えてしまうと、
赤ちゃんが成長するための拠点となっている胎盤も冷え込んでしまいます。
そうすると胎盤の中で生きている赤ちゃんは、
胎盤の中でも最も暖かいところを目指しておなかの中を動き回ります。
そうなると『逆子になってしまう危険性』があるんです。
逆子は分娩時に様々なトラブルになることから、赤ちゃんにとっても決して良いものではありません。
妊娠中に血行不良になることで、このような事態にまで発展してしまうんです。
これはほんの1部であり、このほかにも妊娠中の血行不良には様々なデメリットがあると言われています。
下着の締め付けがこのような結果を招いてしまわないように、妊娠期に適した下着の着用を心がけたいところです。
妊娠中の下着はどうすれば良いのか?
ここまでで、妊娠期の下着の締め付けがかなり重要なことであることがわかりました。
そしてこの段落では、具体的に下着はどうすれば良いのかという部分について実際の体験談を踏まえてお伝えしたいと思います。
私は現在子供が2人いるのですが、1人目を妊娠した時はマタニティーショーツを履いていました。
マタニティーショーツはゴムで調整したとしても初期の頃はどうしてもかさばってしまうし、一方臨月になる頃には少々物足りない感じでした。
その経験を経て二人目の時は普通のショーツを入っても良いという情報を知り、マタニティーショーツは履かずに、へそ下までのショーツではなく陰毛部分しか隠れないようなサイズのショーツを入っていました。
私の場合はこのようにしましたが実際推進されているのは、小さめの下着にして腰に腰痛予防腹帯をまくことだと言われています。(締め付けには要注意です)
ただ、必ずしもこれでなければいけないという一点張りのものではありません。
中には、これぞマタニティーパンツ!という感じのでかいパンツを履いて、妊娠期を通して体を締め付けないようなゆるいものを履いて過ごしたという方もいらっしゃいます。
何をするにしても、締め付けすぎて血行不良にならないようにすれば大丈夫のようです♪
妊娠中(初期)は下着の締め付けで流産するの?
妊娠初期の方に該当する内容になりますが、下着やパンツなどの締め付けによって
流産してしまわないかどうか不安になられている方もたくさんいらっしゃるようです。
確かに、ジーパンやスエット等を履いてお腹周りが若干食い込んだりすると
その圧迫で赤ちゃんが流産してしまわないか心配になってしまう気持ちもよくわかります。
実際に衣類による流産の危険があります。
私の知り合いは流産ではなく切迫早産になってしまったのですが、
その原因として、妊娠初期の頃に今までと同じように普通に生活していたことも原因として指摘されていたようです。
毎日キツキツのウエストで出勤していたことも切迫流産につながってしまったと指摘されたそうです。
ネット上では、お腹が大きくなるまで普段通りの生活スタイルで過ごしていました。
とか、妊娠5ヶ月までいつものズボンで行けましたよ。
という書き込みもあるようですが、人によってはそれを鵜呑みにして同じようなことをしてしまうと
流産や切迫流産の危険が伴うようです。
そのため、妊娠期間は下着もそうですが、衣類も極力マタニティー兼用のワンピースを着ようして
体を締め付けるゆとりのある洋服を着るように心がけるのが好ましいようです。
またマタニティー兼用ワンピースでは、授乳の時でも使えるので産後も活躍するようです。
ブラの締め付けも悪影響あり!
妊娠中は、お腹だけではなく、バストもサイズアップして行きます。
ですので、結論から言うと、妊娠中は『ノンワイヤーのマタニティブラ』を使うようにしましょう。
妊娠中のバストのサイズアップは、産後の授乳のための準備で乳腺が発達するからなのですが、
このような、お産や産後の授乳に備えた『自然なおっぱいの変化』を阻害するブラは悪影響が大きいんです。
通常2カップ程度バストが成長する方が多いのですが、
その時に以前と同じブラを着けて締め付けてしまうと、乳腺が傷つきホルモンバランスに影響が出てしまう危険性があります。
というのも、妊娠中はプロゲステロンの働きで、血液量が増えてお産と子育てに備える仕組みになっています。
下着の締め付けがきつくなっていると、血液量が増えているだけに圧迫の影響が出やすいんですね。
そういうこともあって、妊娠中の下着の締め付けで気をつけるのはお腹周りだけではなく、
バスト周りも必要だという事は覚えておきましょう。
バストのサイズアップを邪魔しないためにも、妊娠中の方のバストの変化に応じて『伸縮性のあるノンワイヤーのマタニティブラ』を着用しましょうね。
下着の締め付けは陰部の黒ずみの元
このページでは妊娠中の下着の締め付けについてのトラブルについていくつか見て行きました。
下着の締め付けがキツイと妊娠期の陰部の黒ずみを、悪化させてしまう要因にもなると言われています。
妊娠中は増加する女性ホルモンの影響から黒ずみの元となっている、メラニン色素が生成されやすい状態にあります。
つまり、メラニン色素が分泌される頻度が多いと、それだけ多くのメラニン色素が作られてしまうので、
通常よりもデリケートゾーンが黒ずみやすくなってしまいます。
ちなみに、下着の締め付けが強いということだけでも肌にとって刺激となり、
メラニン色素が発生するきっかけとなってしまうようです。
そうなってしまうと今度は黒ずみを改善するためにも、また手間やお金をかけることにもなりかねません。
そういったことを予防するためにも、妊娠中の下着選びではシルクやコットンなどの肌に優しい素材を選ぶことや、締め付けが弱い下着を選ぶ事をお勧めします。
マタニティーブラを買う際の選び方
マタニティーブラを購入する際は締め付けるような感覚がなくゆったり下サイズのもの選ぶのが鉄則です。
なおそのためにも、イメージとしては妊娠初期に買うなら妊娠前の時よりも1カップ大きめのマタニティーブラを、妊娠中期ならばそれよりもさらに1サイズ大きめのマタニティーブラを選ぶと良いと思います。
マタニティーショーツを買う際の選び方
マタニティショーツを選ぶ際は、お腹がすっぽり隠れるような大きめのショーツを選びます。
なお、マタニティーショーツを選ぶ際も締め付けの間隔が緩くゆったりとしたサイズを選んでくださいね。
しかしお腹がまだ大きくなっていない段階から極端に大きいショーツを履くのにはなかなか抵抗があるかと思います。
なのでまだそこまでお腹が大きくない段階の場合は、ローライズタイプのショーツがお勧めです。これならば低い位置にゴムがあるため履きやすさもあります。
さらに、これは出産後も履くことができますのでまだにならないので、買っておくと損をしないので良いと思います。
マタニティー下着はどこで買うのがオススメ?
マタニティー下着は今やネット通販でも購入できますし、いろんな販売店があってどこのものが良いのか迷われてしまう方もいらっしゃるかと思います。
私を含め多くのままさんがお勧めしているのがワコールの下着です。
なぜワコールが評判なのかと言うと、他社の下着に比べて圧倒的に着け心地が良くデザインも魅力的なものが多いんですよ。
また、いろいろ下調べをしていても実際にお店に足を運んだ際はいろいろ迷うことも出てくるかと思いますが、ワコールは下着の知識に特化した店員さんが相談に乗ってくれますので、安心して自分にとって良いものを購入することができるでしょう♪
妊娠中の下着の締め付け対処法のまとめ
それではこのページで見てきた内容振り返っていきましょう。
- 下着の締め付けによって血行不良の恐れがある
- 血行不良は、逆子を始め様々な妊娠中のトラブルの元となる
- 妊娠中の下着選びでは、特に決まりはないがお腹周りを締め付けない大きいものを選ぶと安心
- お腹周りをきつく締めつけた状況が続くと、流産や切迫流産のきっかけとなる
- バストはブラのワイヤー締め付けに要注意
- 下着の締め付けは陰部の黒ずみの元にもなる
ここでは、妊娠中の下着の締め付けに関する危険や、それに関連した内容もまとめていきました。
以前までは多少体を締め付けようなんて事はなかったかと思いますが、
デリケートな時期である妊娠中はちょっとした体の締め付けにも気をつけなければなりません。
とにかく体を締め付けるような依頼は避け、ゆとりのある大きめのものを着用するように心がけると安心できるかと思います。
また、伸縮性のあるニット系の素材でできた下着を利用するのも『締め付け予防と冷え予防』の一挙両得になるのではないでしょうか。
このように下着の締め付けは意外と侮れないことが分かると思います。
これは妊娠中でなくても、少し太ってきた、サイズが小さい下着を吐いたりつけたりしているという方にも当てはまります。
いずれ黒ずみになったりするので注意が必要になるんですね。
すでに黒ずみになってしまった場合は黒ずみ対策のクリームがおすすめですよ。
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