痩せる方法としてのマタニティビクスをご存知ですか?
このページでは、マタニティビクスがどういったものなのか。
また、妊婦さんにとってマタニティビクスがどんなメリットがあるのかについても一緒に見て行きましょう♪
妊娠中には、赤ちゃんの成長や羊水・血液の量などで増えて行く分の体重以上に太りやすくなっています。
妊娠中に体重管理が大切なのは妊婦健診で先生に注意されるママも多いのはご存じではないかと思います。
ですが、月齢が進むごとにお腹が大きくなってきますし、
身体のバランスも取りにくくなって運動すると言ってもなかなか難しいですよね。
その影響で、お尻周りや太もも、ふくらはぎなどの下半身。
また、上半身でも乳腺が発達して来ておっぱいも大きくなりますが、肩や腕にも脂肪がついて
『肩ががっちりしてきた』とか『一回り大きくなったな・・・』なんて旦那さまに言われてしまう事もあるのではないでしょうか。
そういった状態を避けるためには『適度な運動』が大切というのは知っての通りなのですが、
先ほども触れた通り『妊娠中の運動は難しい』のも事実です。
そこでおすすめなのが『マタニティビクス』なんです。
マタニティビクスってどんな運動?
マタニティビクスとは、息切れをするような激しい運動にならないように留意してプログラムされたママのための運動です。
妊娠中には息切れをするような運動をすることは、お腹の張りを起こしてしまったり、転倒やふらつきの原因になりかねません。
マタニティビクスで良く行われる運動は、床にマットを敷いて、その上でラジオ体操のような感じでゆっくり体を動かすというものです。
でも、それじゃ下半身は痩せないんじゃ・・・というママもおられると思いますが、
実はマタニティビクスでは両脚もお腹の邪魔にならないように開いてストレッチ風の動きも取り入れているため、
下半身全体も血流が良くなって、妊娠中の下半身太りの予防や改善にも効果的なんですよ♪
また、YouTubeでもマタニティビクスのやり方が動画で公開されていたりしますので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
マタニティビクスの効果やメリットってどんなの?
妊娠中のママにとってのマタニティビクスの効果やメリットは、ただ痩せたり体重管理がしやすくなるだけではありません。
妊娠中は冒頭でも触れたとおり、身体を動かしにくくなるので『身体が固くなる傾向』にあります。
ちょっと動いただけだけでもハァハァしてしまったりするのは、そのためもあります。
マタニティビクスは、こういった『起こりやすい息切れによるお腹の張りや痛みを軽減する効果』がもっとも大きいといっても良いでしょう。
また、マットの上で腰を降ろして行う運動がほとんどです。
マットの上にペタンと腰を降ろした状態というのは妊娠中のママの便秘予防や改善にも効果的なんですよ。
というのも、腰を90度に曲げた状態であるため、腹筋を鍛えることにもつながって、お産の時に安産になりやすいというメリットもあります。
つまり、マタニティビクスというのは、妊娠中のママの身体に起こりやすい変化で悩みの種になってしまうものを
改善するために効果的な運動を組み合わせたプログラムなんですね。
先ほど、YouTubeでもマタニティビクスのやり方を見られる動画があるとご紹介しましたが
自宅でやった場合に、慣れないことが原因で何かが起こったらどうしよう・・・と心配になってしまうママもおられると思います。
実は、マタニティビクスは日本全国のスポーツジムでも、正式に取り入れてトレーナーの指示で安全に行える施設も多くなってきています。
なので、もし心配な方はお近くのスポーツジムで『マタニティビクスができるかどうかを問い合わせ』してみてはいかがでしょうか。
マタニティビクスが出来るのはいつからいつまで?
マタニティビクスができるのは、妊娠13週以降で、妊娠の経過が順調に進んでいれば、臨月も行うことができます。
この妊娠13週目以降という目安は、妊娠初期のころのお腹の中の赤ちゃんの
安全性を考え、さらにこの時期の妊婦さんの健康状態など総合して
平均的な数字を出すとこの時期だという目安になります。
マタニティビクスを行う際の注意点
注意点としてお伝えしておきたいのは、マタニティビクスに挑戦する際は必ず担当のお医者さんにこれをやっても良いかと確認することが大切です。
また、その日はマタニティビクスをやる予定だったとしても、もしも体調の変化があったり、エクササイズを行っている最中に体調の変化などが見られた場合は、すぐに中断すること、休むことも大切です。
このような状態の時はマタニティビクスを控えよう
- 風邪をひいていたりそもそも体調が優れていない時
- 寝不足で体が疲れている時
- 自然流産を3回以上経験されている方
- 妊娠高血圧症候群である場合
- 子宮頸管無力症、前置胎盤症である方
- 切迫流産や切迫早産の疑いがあるとされている方
マタニティビクスの服装と持ち物
マタニティビクスの服装については、特に決まったユニフォームなどもありませんので、動きやすい服装であれば何でも大丈夫です。
ただ、体の冷えを対策するためにも、手首足首などが隠れるものがお勧めです。
また、マタニティビクスはジムやスタジオなどに通って行う場合があると思いますが、靴下、シューズなどが必須になります。
シューズに関しては、エアロビクス用のものを選ぶと滑りにくく、バランスが取りやすいので安心して行えます。
最低限持っていきたいものは
- マタニティビクスで切るときの着替えと、専用のシューズ、靴下
- 汗を拭くタオル
- 母子手帳や保険証
- ジム、スタジオなどの入場ができるカード
妊娠中の運動とマタニティビクスダイエットのまとめ
妊娠すると胎児の成長と共に、妊婦さんも体重が増加するため体重管理をしなくてはいけなくなることもあります。
基本的に妊娠中はお腹が大きくなるので体重は増加傾向にあるのですが、それでも運動をしなくなったとか、
動かなくなった、よく食べるようになったなど妊婦さんに起こりやすい環境変化の中で想定以上太っていくこともあり得ます。
そうなる場合、過度な体重の増加は、妊娠中毒症や出産へのリスクがたかくなるので、管理が必要になり、
中には太ってしまってあわてて痩せなくてはと焦ってしまう方もおられます。
しかし無理な妊娠中ダイエットは妊婦さんの体調を崩してしまったり、胎児の成長に影響が出てしまうことがあり危険です。
そこで妊娠中ダイエットを考えるのであれば健康的に行えるマタニティビクスなどがおすすめです。
マタニティビクスというのは、通常のエアロビクスが激しい運動やストレッチを行い、ダイエットや脂肪の燃焼などに効果があると言われているのですが、
マタニティビクスは、安産しやすいような体づくりや、産後に向けての体作りを意識して行うので、身体への負担が比較的に少ないのが特徴です。
マタニティビクスは産院などで行われていることが多いので、産院やスポーツクラブなどで行われているものもあるので自分が通いやすいところに問い合わせてみると良いでしょう。
マタニティビクスはその日の体調をきちんと伝え、インストラクターがそれらすべての妊婦さんの情報を把握した上で行われるので無理をせず、エクササイズを行うことができます。
また、マタニティビクスは目的が、安産や産後に向けた体作りが主なものなので、体に無理をさせるようなものではなく、
個人個人の体力に合わせて行ってくれます。
基本的にはまず、ストレッチや簡単なステップでウォーミングアップをして少しずつ運動量を増やしていきます。
音楽に乗せて深く呼吸をしながら、体を楽しく動かしていきます。
ダイエットというよりは基礎代謝を徐々に上げていくイメージで行われるので、妊娠中の妊婦さんでも無理なく行うことが可能です。
様々な動きを工夫されているので、マタニティビクスを行うことで血行を促進して、腰痛や背中などの痛みを緩和したり、むくみの解消、腰を動かすことで腸が刺激され便秘解消にもつながります。
これらは、酵素ドリンクなどで基礎代謝を上げてやることでさらに効率的に脂肪の燃焼や、血行の改善なども可能なので、
両方を同時に行うとかなりおすすめですよ。
このサイトのトップページでは無理なく痩せる方法を特集していますが、こういった運動を混ぜることでより効果の高いものになり期待もできます。
妊娠中ダイエットは無理は禁物です。お腹が張ったら休息をとるなど体をいたわりながら行うことができます。