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妊娠中の腰痛は内臓の異常も疑うべき?

妊娠中の腰痛は、場合によっては日常生活に様々な支障をきたしてしまうため、とても厄介なものですよね。
そんな腰痛と言うのは、多くの人が昔から悩んでいる体のトラブルではあります。
実際に腰痛の原因としてわかっているのは、およそ15%程度しかないと言われています。

 

つまり、残りの85パーセントは原因が不明のままなんです。

 

そんな中、腰痛の原因として内臓が関係していると言う事をご存知でしょうか?
妊娠中の腰痛には、妊娠中ならではの原因がありますが、もしかすると内臓が原因となっている腰痛の可能性もゼロではありません。
そこでこのページでは、妊娠中の腰痛と内臓に関する内容をまとめて紹介していきたいと思います。

 

目次

  • 腰痛と関係がある内臓の病気
  • 妊娠中になりがちな便秘も腰痛の原因に
  • 腰痛の原因が筋肉か内臓かを調べる4つのコツ
  • 腰痛の原因が筋肉だった場合
  • 内臓の異常が原因なら病院に相談しましょう!

 

腰痛と関係がある内臓の病気

内臓の病気といっても、1つではなく複数あるため、一体どんな内臓の病気が腰痛と関係があるのかという部分について解説していきます。

 

そもそも人間の胴体には内臓がたくさん詰め込まれており、内臓の病気といっても数え切れないほどあるため、ここでは病気をしてあげていきます。

 

慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆嚢炎、胆石症、胆道結石、腎盂腎炎、尿路結石、、子宮筋腫、卵巣嚢腫、卵巣炎、腹部大動脈瘤、帯状疱疹による神経痛

以上の病気が腰痛を伴うものとして考えられます。

 

種類が豊富すぎると言うことと、どれも簡単に予防や対策をすることができないものと言うこともあります。

 

もしも自分の腰痛が内臓の病気と何か関係があるのではないか?
と言うような疑いがある場合は、一度、専門医に相談してみることをお勧めします。

 

妊娠中になりがちな便秘も腰痛の原因に

内臓部分に関連した身体の不調として、妊娠中は便秘に悩むことも多いかと思います。

 

実は、妊娠中に起こりやすいと言われているこの便秘も腰痛のきっかけとなっているんです。

 

では、それについて少し解説をしすると、まず便秘をなかなか対処せずに慢性化してしまうと、腸内に溜まった便から発生してしまったガスがどんどん溜まっていき、腸内を膨張させてしまいます。

 

これが進行していくと、周辺の内臓や血管、神経等を圧迫してしまい、血液循環の悪化を招きます。

 

深刻な血液循環の悪化は、腸に近い腰の部分に大きな影響を与え、腰痛のきっかけとなってしまうんです。

 

腰痛の原因が筋肉か内臓かを調べる4つのコツ

ここでは、内臓の病気が腰痛につながってしまうと言う内容まとめていますが、
そもそも腰痛の原因が筋肉なのか内蔵なのかと言う細かい部分に関しては見た目ではなかなか分かりにくいと思います。

 

そこで、どちらが原因になっているかを調べるための2つのポイントを紹介します。

 

動作で確認

もしも筋肉が原因となっている腰痛の場合は、前屈や後屈などの動作で腰の痛みが出やすく、内臓の病気が原因の場合は、これらの動作ではあまり痛みが出ないと言われています。

 

なので、腰を曲げたり反らしたり、横に倒してみたりしてその動作から痛みがあるかないかを確認してみて下さい。

 

どんな時に痛みを感じるかを正確に把握する

内臓の疲れや病気が腰痛の原因になっているかどうかを確かめやすい姿勢は、横向きで寝ている姿勢になります。

 

腰が痛い時に、横向きになっても痛みが変わらない、立ち上がっても座っても変わらないようなときは、内臓の異常を疑ってください。

 

以上の2つの方法を実践することで、筋肉の疲労などが原因による腰痛なのか、または内臓の病気などが原因の腰痛なのかを見分けることが可能になります。

 

腰痛の原因が筋肉だった場合

もしも筋肉が原因の腰痛であった場合は、主な原因はホルモンによるものか、血行不良がきっかけであることが多いんです。

 

しかし、ホルモンバランスに関しては、自分ではどうすることもできないため、血行不良を改善して、腰痛を緩和していく必要があります。

 

その際は、シャワーで済ませずにきちんと入浴をしたり、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を日常的に取り入れることで血行促進を図ります。

 

湿布などとは違い即効性があるような対策ではありませんが、続けていくことで体に変化が現れ腰痛が改善されて行きます。

 

また、骨盤ベルトを使うというのも1つの手です。

 

ホルモンの影響で骨盤が緩んでしまっている事も、妊娠中の腰痛の原因としてあるため、
骨盤ベルトを使い緩んでしまった骨盤をサポートしている上げることで、
根本的な改善はできませんが、痛みの緩和につながります。

 

なお、湿布に関しては、ものによっては赤ちゃんの心臓を止めてしまうような成分も含まれている場合もあるため、必ず産婦人科や薬剤師に相談した上で使うようにして下さいね。

 

妊娠中のエクササイズの重要性

妊娠中の腰痛対策として、エクササイズは非常に重要です。妊娠中はホルモンの変化やお腹の成長によって、腰に負担がかかりやすくなります。しかし、適切なエクササイズを行うことで、腰痛の軽減や予防ができます。

 

妊娠中のエクササイズの重要性は、以下の点によって説明できます。

 

まず、妊娠中のエクササイズは腰痛の改善に効果的です。適度な運動をすることで、筋力や柔軟性が向上し、腰の負担を軽減することができます。特に、腹筋や背筋を鍛えるエクササイズは、腰痛の改善に効果的です。

 

また、エクササイズは姿勢の改善にもつながります。妊娠中はお腹が大きくなるため、姿勢が崩れやすくなります。しかし、エクササイズを行うことで、姿勢を正しく保つことができます。正しい姿勢を保つことで、腰への負担を軽減することができます。

 

さらに、妊娠中のエクササイズは心身の健康にも良い影響を与えます。適度な運動をすることで、ストレスの軽減や血液循環の促進、睡眠の質の向上などが期待できます。これらの効果によって、腰痛の緩和だけでなく、全体的な健康状態の改善も図ることができます。

 

妊娠中のエクササイズは、腰痛の改善や予防だけでなく、心身の健康にも大きな効果があります。しかし、妊娠中のエクササイズには注意点もあります。無理な運動や負荷のかかる運動は避けるべきです。また、体調や妊娠の進行によっては、エクササイズを行うことができない場合もあります。必ず医師と相談し、適切なエクササイズを行うようにしましょう。

 

妊娠中の腰痛対策としてのエクササイズは、腰痛の改善や姿勢の改善、心身の健康の促進に効果的です。適切なエクササイズを行うことで、妊娠中の腰痛を軽減し、快適な妊娠生活を送ることができます。

内臓の異常が原因なら病院に相談しましょう!

繰り返しになりますが、筋肉が原因か、内臓の病気が原因か調べた際に、
筋肉が原因だった際は先ほど紹介したような改善方法を試してみてください。

 

一方で内臓の病気が原因だった場合は、自分でなんとかしようとせず、すぐにお医者さんに相談することが大切です。

 

妊娠中の腰痛対策の今後の展望

妊娠中の腰痛対策の今後の展望について考えてみましょう。

 

妊娠中の腰痛は多くの妊婦さんが経験する問題ですが、今後の展望としては、より効果的な対策方法の開発や啓発活動が期待されます。

 

まず、妊娠中の腰痛の原因についてより詳しく研究されることが求められます。妊娠中のホルモンバランスの変化や子宮の成長による圧迫、姿勢の変化などが腰痛の原因とされていますが、これらのメカニズムをより詳しく解明することで、より効果的な対策が可能になるでしょう。

 

また、妊娠中の腰痛対策としてのエクササイズや食事の効果についても、さらなる研究が必要です。妊娠中のエクササイズの種類や頻度、食事内容や摂取タイミングなど、具体的な指針がまだまだ不足しています。これらの研究が進めば、妊娠中の腰痛対策の効果をより高めることができるでしょう。

 

さらに、妊娠中の腰痛に対する医療的な支援の充実も重要です。妊娠中の腰痛に特化した医療機関や専門の医師の育成、効果的な治療法の開発などが求められます。また、妊娠中の腰痛に悩む妊婦さんへの情報提供やサポート体制の整備も重要です。

 

以上のように、妊娠中の腰痛対策の今後の展望は、より詳しい研究や効果的な対策方法の開発、医療的な支援の充実などが期待されます。妊娠中の腰痛は妊婦さんにとって大きな負担となることが多いため、これらの展望が実現すれば、より多くの方々が快適な妊娠生活を送ることができるでしょう。

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