妊娠中のおならやゲップは便秘解消がカギ
妊娠したらおならが我慢できなくて
しかもにおいがきつくなって臭くなったという妊婦さんが多いようです。
そんな妊娠中の妊婦さんのおならの原因はやはりなんといっても「便秘」です。
妊娠すると便秘になりやすく、おならやゲップが増えたのはそれが原因です。
食べ物を食べて2日位でそのカスが出るという良いサイクルを保てなくなってしまうことや水分不足、
塩分の取りすぎ、ホルモンバランスの変化、運動不足など
いろいろな要因が重なって妊娠中の便秘に悩む妊婦さんが本当に多いんです。
そこでこのページでは、妊娠中の妊婦さんのおならの臭いやゲップに悩んでいる
妊婦さんの便秘の解消法についていくつかの方法を見ていきたいと思います。
妊娠中のゲップやおならの原因は便秘！解消法は？
妊娠中のおならやゲップの原因は妊娠中に起こりやすい便秘である事は先ほどもご紹介した通りです。
ですが妊娠中の便秘の原因が1つではないためいくつかの方法を試してみる必要があります。
その中から自分に合った物をチョイスしていくというのが1番理想的な解決方法ではないかと思います。
先ほども軽く触れましたが妊娠中のホルモンバランスの変化や水分不足、塩分の取りすぎなどいろいろな原因が考えられるので
どれか1つというところに絞っていくところがなかなか難しいところなんです。
ただし先ほどご紹介したものの中で妊娠中のホルモンバランスに関しては、
赤ちゃんを妊娠中に色々なものから守ることが目的で起こっているホルモンバランスの変化ですので、
これを何とかしておならやゲップの原因である便秘に対策するというのは、おすすめできる方法ではありません。
ですのでそれ以外の方法で何らかの良い方法を探っていくというのが1番安全な方法ではないかと思います。
便秘の原因1水分不足の解消法
妊娠中の便秘の原因として1番多く挙げられるのが水分不足といえます。
こちらは妊娠中のホルモンバランスが原因で腸のほうに水分が集まらなくなっていることが原因ですので、
水分補給をすることが1番なのですが、それによって、水分不足で便が腸の中で固まってしまうことを予防できるんですね。
妊娠中に定期検診等で便秘を相談すると酸化マグネシウム便秘薬を処方してもらえたりするのですが、
この酸化マグネシウム便秘薬は酸化マグネシウムの性質である水分を集めてくる働きを腸の中で起こさせることによって
水分で腸の中に溜まっている未消化物や食べ物のカスを排出する柔らかさを持たせることが効果の仕組みなんですね。
ただし酸化マグネシウム便秘薬は妊娠中の妊婦さんの体質や体調の個人差によっても効果が感じられる場合と、そうでない場合が出てきます。
また酸化マグネシウム便秘薬を使っているからといって水分を飲まなくてもいいというわけではありません。
むしろ水分は積極的にとらないといけないんです。
これは酸化マグネシウム便秘薬を飲んでいても全く同じですので注意が必要です。
ただし妊娠中はお腹を冷やしてしまうと赤ちゃんの逆子の原因になったり胎盤剥離を起こしてしまうことにもつながりますので、
特に妊娠7ヶ月目以降の後期の妊婦さんの場合は「水分はとにかく暖かいもので補給する」ということを忘れないようにしてください。
自分の体温と同じ位の白湯を用意してあげて飲んで上げるととても効果が上がりやすくなりますよ。
妊娠中の便秘の原因2食物不足
おならやゲップにつながってしまうほどの便秘の原因として水分不足の次に考えられるものが食物繊維の不足です。
もともとお芋やごぼう等の野菜が好きな方の場合は比較的食物繊維不足になることが少ないといえますが、
そうでもない方の場合はできるだけ積極的に食物繊維の不足を補うようにしましょう。
食物繊維がしっかりと取れる代表的な食べ物としては先ほどご紹介したサツマイモやごぼうのほかに…
- 海藻類
- 玄米
- 大豆
- りんご
- バナナ
これの食材が代表的なところとしてあげることができます。自分の好みに沿った食べ物を選ぶことも大切ですが妊娠中の体重管理のこともありますので、体重が気になるという方は海藻類や玄米をできるだけ多めに取るようにした方が良いかもしれませんね。
運動不足も妊娠中の便秘の原因
妊娠中に運動不足になってしまうというのはどの妊婦さんでも同じように
体質の変化やいろいろなことが起こるため、もともと運動が好きだった妊婦さんでも
妊娠してお腹が大きくなってくると腰痛も起こりますし、体が単純に重くなるので運動できなくなってしまうという方が多いんです。
ですので、妊娠中の運動としてはできる範囲ということで
ゆっくりとしたペースでウォーキングをすることをお勧めします。
ウォーキングは、ご存知の通り景色の変化を楽しみながらゆっくり歩く事でも充分に妊娠中の運動としての効果は上がるエクササイズの1つとして認められているものです。
妊娠前の通常時ならばゆっくりとしたペースのウォーキングはただのお散歩として消費カロリーもそれほど多くはありませんが、
妊娠中の場合はお腹が大きいですし、息も上がりやすいために十分な消費カロリーを稼ぐことができます。
そのため妊娠中の体重管理ダイエットにもウォーキングを取り入れる方が多いんですよ。
また便秘を解消する効果としては、ウォーキングする時に必ず股関節をしっかり動かしてウォーキングすることになりますので、
股関節を動かすこと自体が腸の動きである蠕動運動(ぜんどううんどう)を活性化させてあげる働きがあるんです。
効果も薬を使ったような刺激的なものではなく自分のお腹である腹筋や大腿骨についている
大腿筋などの働きによって「自然と腸が動く」ものなので
妊娠中の便秘対策としてもウォーキングは非常に良い効果を期待できますよ。
妊娠中の便秘対策には酵素も有効です！
妊娠中の便秘対策には酵素もとても有効です。
というのももともと酵素は人間の中の新陳代謝の働きを維持する効果があります。
そのため、妊娠中に大きくなった子宮に圧迫されて腸の動きが鈍くなっているところに対して酵素のエネルギーで、
腸の蠕動運動を活発化させてあげる効果が期待できるんです。
また妊娠中の便秘自体が食物を消化する力自体が弱まっていることにも起因していますので、
これも酵素の働きによって改善することが可能です。
妊娠中の体重管理ダイエットに酵素ドリンクや酵素サプリを使う妊婦さんが多いのはこうしたことが理由にもなっているんですよ。
妊娠中の健康管理に便秘は大敵です。
妊娠中はホルモンバランスの働きによって妊娠3ヶ月目頃から着実に少しずつ血液が増えていきます。
そして最大で出産直前にはおよそ通常時の1.5倍まで血液量が増えるんです。
その理由はお腹のために栄養と酸素をしっかり運ぶ必要があるからです。
血液は、妊娠中の食生活で吸収した栄養素を腸管から血液の流れを使うため
赤ちゃんのいる子宮まで運ぶ大切な架け橋になっています。
妊娠中に便秘になってしまうことで、血液の中に便秘によって毒素が回ってしまうことも考えられるため
体重管理にさほど厳しくない産婦人科の場合は、妊娠中は体重よりも便秘解消を気にしなさいというところもあるくらいなんです。
妊娠中の自分自身の健康と赤ちゃんの健康のために便秘を解消すること。
そしてそのために酵素を取り入れる事も有効な手段の1つになるんですね。
妊娠中のおならやゲップ対策のまとめ
妊娠中のおならやゲップ対策のまとめとしてはやはり妊娠中の便秘を解消することそして予防することが1番大切な要件になります。
そのためには水分不足はお腹を冷やさないように上手に水分を補給することが大切ですし、食物繊維も取りたいところです。
そして妊娠中は激しい運動は原則として禁止ですがウォーキングをゆっくりとしたペースで行う事も股関節の動きでお腹を動かしてあげる事ができるため
おならやゲップの原因となってしまう便秘解消にとても効果的ですよ。
また、妊娠中の体重管理ダイエットに酵素ドリンクや酵素サプリを使うことも便秘解消だけではなく体の中の内分泌系を正常化してあげる働きも期待できます。
おならやゲップがお腹が大きくなっていくとともに増えていったとしてもその匂い自体が軽減できる効果も期待できます。
自分自身の体質や体調に合わせていろいろな方法を組み合わせて妊娠中の便秘解消に取り組むようにしていきましょうね。