【必読】妊婦さんの妊娠高血圧症候群の予防法特集!

妊娠中に絶対に避けなければならない病気の1つが妊娠高血圧症候群です。

 

これから詳しく予防法についてご紹介して行きますが、
妊娠高血圧症候群は『母体にも赤ちゃんにも命に関わるリスク』があるからです。

 

妊娠高血圧症候群の母体に対してのリスクは・・・

  • 肺水腫
  • 脳出血

という2つの『合併症のリスク』があります。

 

肺水腫とは、肺の中の肺胞(はいほう)と呼ばれる小さなひとつずつの袋の中に血液だまりができてしまい、呼吸困難になる病気。
脳出血は、その名の通り脳からの出血なのですが、心臓から送り出される血液の圧力が高く(これが高血圧という状態)
その圧力に負けた脳血管(ほとんどが毛細血管)が破れて出血するという状態です。

 

肺水腫にしても脳出血にしても重度の違いによって妊婦死亡に至るケースが多い病気なので、この合併症につながる妊娠高血圧症候群は絶対に防がなければならない病気です。

 

また、赤ちゃんに対しても妊娠高血圧症候群は次のようなリスクがあります。

  • 発育不全
  • 低出生体重児
  • 脳・身体への障害
  • 子宮内胎児死亡

これほどにも危険であるため、妊娠中は正しい情報を元にしっかりと高血圧を予防していくことが大切なんですね。

 

なお、妊娠高血圧症候群の予防には『塩分を控えること』が一番の“カギ”になると言われています。

 

そこでこのページでは、妊娠高血圧症候群の基本情報と共に、妊娠高血圧症候群を予防するための減塩のコツや、その他予防のために行ないたいことを詳しくまとめていきたいと思います。

妊娠高血圧症候群とは

妊娠高血圧症候群とは

  • 妊娠20週目以降から血圧が標準の値より高い状態が続き、出産後12週目で正しい値に戻る場合
  • 高血圧と尿タンパクが出る場合

このどちらかが当てはまって、なおかつそれらが妊娠が原因となっている場合を指します。

 

要は血圧が高すぎることが問題になる症状なのですが、血圧が上昇し続けてしまうと、最悪の場合母体に危険が及ぶだけでなく、赤ちゃんの命のリスクにも関係するほど深刻な状態になります。

 

なお、以前までは妊娠中毒症とも呼ばれていましたが、最近では高血圧症候群と言う新しい病名で呼ばれています。

妊娠高血圧症の種類

妊娠高血圧症候群の中でも、症状やその症状がみられる時期によって種類分けされています。

  • 妊娠高血圧
  • 妊娠高血圧腎症
  • 加重型妊娠高血圧腎症
  • 子癇

妊娠高血圧症候群の原因

妊娠高血圧症候群の原因は、現在のところはっきりとは分かっていません。

 

しかし、妊娠してからの体の変化の際、血管の壁がうまくできていないことから、血液循環が悪くなりながらも無理に赤ちゃんに対して多くの栄養分などを流そうとして、血管に負担がかかってしまうといったことや、母体が赤ちゃんを異物と判断し、排除しようとする働きから血管を壊そうとする物質が作られたり、血管収縮が起こってしまうことなどが関係していると考えられています。

 

いずれにしても断定はされていないようですが、血液や血管がキーワードとなっている症状です。

 

このように原因がはっきりとわかっていない症状ではありますが、予防するための方法ははっきりとわかっています。
それでは、妊娠高血圧症候群を予防するための方法をご紹介していきたいと思います。

妊娠高血圧症候群を予防する方法

妊娠高血圧症候群を予防する際は、カロリーコントロールと減塩が重要だと言われています。

 

カロリーコントロールについては

  • 野菜中心の食事
  • 和食ベースの食事に変える
  • 高カロリーな食べ物を控える

などのちょっとした気遣いでカバーすることができます。

 

また、こちらのページでは、妊娠中のカロリーコントロールのポイントが詳しくまとめてあります♪

 

妊娠中ダイエットでストレスをためずにバランスよい食事

 

ただ、減塩については料理の工夫の仕方に頭を抱えている妊婦さんも少なくないようですので、次の段落にて詳しくご紹介していきたいと思います。

妊娠中の減塩のポイント

減塩と言うと、塩分を生かした味の変化を控えることによってさほど難しくないように思いますが、そうすると今度は、味にしっくり来なかったり満足感が得られなかったりと、食事の摂取量増加などにつながってしまうことにも繋がりかねません。

 

そうなってしまわないためにも、料理のおいしさをキープしながら上手に減塩していく5つのコツをご紹介します。

  1. うまみの濃い食べ物を使う(昆布、鰹節、キノコ類など)
  2. 香辛料や香味野菜を活かす(わさび、生姜、シソ、パセリ、カレー粉など)
  3. 酸味を活用する(柑橘果汁やトマト、酢など)
  4. 油を使って味を濃くする(オリーブオイル、植物油など)
  5. 香ばしい焦げで風味をつける

・・・通常であれば、減塩することによって味が物足りなくなってしまいがちですが、こういった工夫を加えることによって塩分を減らしながらもしっかりと味を感じれる料理を作ることができます。

 

減塩食を作る際はぜひ試してみてください♪

カリウムを有効活用する

塩分を減らしたり、味を工夫したりするのも大切ですが、余分に摂取してしまった塩分を効率よく体の外に排除していくという、もう一つの塩分との向き合い方もオススメです。

 

そこで活躍するのがカリウムです。
カリウムには、体内にある余分な塩分(ナトリウム)にくっついて一緒に外に排出すると言う働きが期待されているんです。

 

つまり、減塩食にプラスしてカリウムを多く含む食品が食卓に並んでいると、妊娠高血圧症候群の予防には非常に効果的です。

 

なお、カリウムを多く含む食品は以下の食べ物です。

ほうれん草、春菊、トマト、バナナ、キウイ、りんご、里芋、じゃがいも、納豆、ひじき、エリンギ

この中でも特にバナナやキウイは、おやつ代わりにもなりますし、妊娠中にお勧めの果物だとも言われていますので、個人的にもオススメです♪

適度な運動も大切

実際に高血圧である場合は、運動する際はお医者さんと相談することが重要ですが、妊娠高血圧症候群を予防をする段階では、適度な運動は効果的だと言われています。

 

なぜならば、適度な運動をすることによって心肺機能が向上して血液循環が良くなるからです。

 

なお、妊娠中は激しい運動は避けるように言われていますが

  • ウォーキング
  • スイミング
  • ヨガ

などの簡単な有酸素運動は、むしろ好ましいと言われています。

 

さらにこれらの運動は、酸素を十分に体に取り入れながら行う運動ですので、心配機能を向上して血液循環を良くするための運動でもあります♪

 

特にウォーキングであれば体調がよければ今からでも始められる運動ですので、隙間時間を見つけてお散歩がてら外を歩いてみてはいかがでしょうか?

 

なお、こちらのページでは、妊娠中ダイエットにオススメの運動と、具体的な運動量について紹介されています。
どんな運動をどのくらいやったら良いの?といったことがわかるので、妊娠高血圧症候群の予防の際に是非参考にしてみてください。

 

妊娠中の適切な運動で体重管理|種類と量・コツまとめ

 

妊娠高血圧症候群の自覚症状

妊娠高血圧症候群であることは、定期的に行われる妊婦検診にてほとんどの場合わかります。

 

しかし、自覚症状もいくつかあります。

  • 頭痛
  • 目の見え方の違和感
  • 動悸がする
  • 急激な体重増加太った原因が食べ過ぎでないこと
  • ひどいむくみ

妊娠高血圧症候群になりやすい人

妊娠高血圧症候群は妊婦さんであれば誰もがなり得るものですが、その中でも特に以下に該当する方は妊娠高血圧症候群になりやすい人だと言われています。

  • 高齢出産の方(特に40歳を超える妊婦さん)
  • 過去に出産経験が無い方(前回の出産から5年以上が経過している方も含まれます)
  • 太り気味の方
  • 妊娠前から高血圧の症状がある
  • 双子以上の多胎妊娠の方
  • 尿や歯に感染症がある方

妊娠高血圧症候群のまとめ

このページの冒頭でもお伝えしたように、妊娠高血圧症候群はお母さんへの身体的危険が及ぶだけでなく、赤ちゃんの発育や命の危険に大きく関係してきます。

 

ですが、食生活の見直しやちょっとした運動の習慣などから予防することが十分に可能ですので、このページで紹介した内容をできるものから生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか?♪

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