妊娠中のワキの黒ずみはなぜ発生する?改善方法まとめ
ワキの黒ずみは寒い時期なら普段人に見られる部分ではありませんが、
暑い時期になるとワキの黒ずみが目立つ機会が増えてしまいます。
また、出産後も夏にはノースリーブや水着を着たい!と考えているならば、
黒ずみができやすい今の時期にしっかりと対処しておく必要があります。
そこでこのページでは、安全を最優先にしたいデリケートな妊婦さんでも
安心して行なうことができるワキの黒ずみ改善方法をまとめています。
妊娠中のワキの黒ずみの原因
妊娠中の肌の黒ずみには女性ホルモンの分泌量の変化が大きく関係しています。
そもそも黒ずみと言うのは、皮膚が刺激を受けたときに防衛反応として発生するメラニン色素をが色素沈着することによって発生します。
そして、妊娠中に増加する女性ホルモンのうちプロゲステロンには
メラニン色素を活発に発生させる作用があります。
特にワキの下の場合は、歩くだけでも腕の振りで皮膚に摩擦が発生しやすい部分であるため、
他の部分に比べて外部からの刺激を受けやすくメラニン色素が発生しやすい部分です。
そのため、妊娠中はどうしてもワキが黒ずみやすい状態にあります。
ワキの黒ずみを対処するには
妊娠中のワキの黒ずみを改善するためには、肌のターンオーバーを活かした改善だけでなく、
これからの黒ずみを発生させないための予防策を取り入れることも重要です。
なぜならば、ターンオーバーを正常に働かせて順調に黒ずみを改善していく中で、
予防を怠って新たな黒ずみを発生させてしまえばまた同じことの繰り返しになってしまいます。
だからこそ、妊娠中のワキの黒ずみ対策では予防と改善の2つが必要になります。
妊娠中のワキの黒ずみ改善方法
体の状態がデリケートな妊婦さんでも安全にワキの黒ずみを改善していくためには、
肌の新陳代謝(ターンオーバー)を正常に働かせることが重要です。
それでは、ターンオーバーを正常に働かせるために必要な習慣を
いくつかピックアップして紹介していきたいと思います。
睡眠
妊娠すると生活環境も変わってくるため、睡眠のリズムが乱れがちな方も少なくありませんが、
できるだけ睡眠時間をきちんと確保し質の高い睡眠をとることが大切です。
また、夜の10時から深夜の2時の時間帯は、
肌の再生が盛んに行われる時間帯ですのでこの時間に寝ていることも大切です。
食事
妊娠中はつわり等の影響から、食の好みが偏ってしまう場合もありますが、
できるだけ肌の再生を促すビタミン類を摂取するのが好ましいと言われています。
妊娠中の食事では、野菜や果物をメインにした食事が良いと言われていますが、
黒ずみ対策をする上でも野菜や果物をバランスよく摂取することがとても重要です。
運動
妊娠中は安全を最優先にして運動を控えがちになってしまいますが、
軽いウォーキングなどの簡単な有酸素運動はむしろ積極的に取り入れることが好ましいと言われています。
またそのような習慣を身に付けることで血液循環が向上しターンオーバーにも良い影響があると言われています。
スキンケア
間違ったスキンケアを行ってしまうと、ターンオーバーに悪影響があるようです。
基本的なことになりますが、例えば洗顔をしすぎないことや、
洗顔料はしっかりと泡立ててから優しく肌を洗うなどといった簡単なこともおろそかにしない方が良さそうです。
妊娠中のワキの黒ずみ予防方法
黒ずみが発生する原因の部分でお伝えしましたが、黒ずみの元となっているメラニン色素は、皮膚が外部からの刺激を受けることで発生します。
特にワキの下等はメラニン色素が最初から多い部分だと言われています。
そのため他の部分よりも黒ずみが濃くなりやすい部分ですので、黒ずみ改善をする上では予防がとても重要になってきます。
それでは、具体的にどんなことに気をつけて予防をしていけば良いのかについて見ていきます。
ムダ毛処理
ワキの下の黒ずみの中でも、ムダ毛処理は最も注意しなければいけない部分といっても過言ではありません。
しかし、妊娠中でもワキの下のムダ毛処理はかかせないものです。
ワキは特にデリケートで刺激に弱い部分だと言われています。
間違ったムダ毛処理をしていると余計にダメージが蓄積されていき黒ずみが悪化してしまうと考えられます。
ムダ毛処理を行う際は、カミソリ、毛抜き、電気シェーバー、除毛クリーム、家庭用脱毛器、サロンやクリニックでの脱毛など様々な方法があります。
自分で処理を行う場合、最も肌に負担が少ない方法は電気シェーバーだと言われています。
妊婦さんの場合、サロン等での脱毛処理は体に良くないとされているので、
最も手軽で負担が少ない電気シェーバーを使うのが効果的です。
衣類の見直し
私たちが普段来ている衣類にも、素材によって皮膚へのダメージが大きく変わってくると言われています。
刺激が強いと言われている硬い素材の衣類はできるだけ避け、
コットンやシルクなどの柔らかいものを選ぶのが良いですよ。
保湿をする
保湿をすることで女性ホルモンの影響で敏感になっている肌を強化することができます。
逆に肌が乾燥した状態だと、ちょっとしたことでも肌への刺激になってしまうため、
きちんと保湿をすることで乾燥による肌のダメージを避けることができます。
妊娠中でも美白クリームは使えるの?
ネットで黒ずみ改善について調べると、多くのサイドで黒ずみを改善するための美白クリームが紹介されています。
実際にそういったアイテムは黒住大対策をする上では有効な手段だと言われています。
しかし、胎児への影響を考えなければいけない妊婦さんにとっては、黒ずみ改善効果が高いクリームだからといってむやみに手を出して良いわけではありません。
美白クリームを選ぶ際は、効果の実感力ももちろん重要ですが、妊婦さんの場合は特に体に優しいかどうかを最優先に見ていく必要があります。
黒ずみを改善するクリームの中にも、無添加・天然成分でできているものもありますので、妊娠中はこういった美白クリームを選ぶことをお勧めします。