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妊娠中のヒップアップが叶う?お尻歩きのやり方

妊娠中は、ホルモンバランスの影響で体中の水分を蓄える(もちろん赤ちゃんを守るため)
働きがあることから特に下半身の中でもお尻や太もも、ふくらはぎ、足首などに水分と脂肪を蓄えやすい体質となっています。

 

ですが、このような妊娠中の体質があるからといって、
妊娠中にお尻や太ももが太ったままの状態にしておくと微弱陣痛などの難産の原因にもなりかねませんし、
それにお腹周りにできる妊娠線はお尻や太もも、場合によってはふくらはぎなどもできる場合があります。
こういったことを防ぐためにもヒップアップ引き締めは行っておいた方がいいんですよ。

 

そこでこのページでは妊娠中のヒップアップに最も効果的と言われる
『お尻歩き』の効果ややり方について妊娠中でも安心してできる
安全な方法を詳しく見ていきたいと思います。

痩せる方と太る方

妊娠中のお尻歩きのヒップアップ効果

妊娠中のお尻歩きによるヒップアップ効果はかなり高いものが期待できます。
というのも、お尻歩きのやり方自体が、体全体の筋肉を使ったのにお尻に対して
負荷を集中させるものであるために引き締め効果が非常に高いからなんです。

 

妊娠中に太りやすい体質になっているとは言っても、
お尻が垂れ下がるような取り方はしたくないですよね。そのためにも妊娠中のお尻歩きダイエットのやり方をしっかりとマスターしていきましょう。

 

次の段落で妊娠中のお尻歩きダイエットのやり方について詳しく見ていきたいと思います。
また、そのあとでタイミングや1日あたりのやる量、そして慣れてきた時にどのくらいの負荷をかけるようにすれば良いのか
工夫できる事は無いのかなどそういったところも後ほど見ていきたいと思います。

 

妊娠中の安全なお尻歩きダイエットのやり方

妊娠中は基本的に激しい運動や衝突や転倒があるような運動は良くないと言われていますよね。
その意味でもお尻歩きというのはお尻を地面に付いている状態ですから、とても安定感があるんです。

 

これがメリットの1つ目なのですが、やり方としてはこのメリットをしっかりと生かした
その分ちょっと負荷をかけることを意識した運動をしなければ効果が半減してしまいます。
では早速お尻歩きの効果を高める安全なやり方について見ていきましょう。

 

お尻歩きの時に注意するポイント

お尻歩きの時に注意するポイントとしては背筋を伸ばして両腕を前のほうに伸ばすようにしましょう。
この時にできるだけ猫背にならない方が良いです。
そして両足は伸ばした状態にしましょうただし完全に力を入れて膝をぴんと張る必要はありません。

 

あくまでリラックスして前に足を投げ出すといった状態でお尻で座る体勢にします。
その状態からイメージとしては膝を曲げた方のお尻をあげて
ちょっとだけ体を捻って前に進める。
そしてそのお尻を着地させたら
今度は反対側のお尻を浮かせて
膝を軽く曲げ気味にしてお尻のほっぺたを前に進めていく・・・
というイメージです。

 

この動かし方で左右いっぽずつお尻を前に出すことができたらそれで1歩と数えます。
この1歩をできるだけしっかりとした効果を高めるようにするために腹式呼吸を心がけてお腹はリラックスするようにしましょう。

 

鼻と口両方を使ってしっかりと深い呼吸をするというのがダイエットとしては
体中に酸素を取り入れる働きが強くなるためより効果があります。

 

また、できるだけ一方あたりのお尻が前に進む量を少し大きめに取るようにイメージした方が
骨盤矯正や腰痛の解消、体全体を捻ることにより
お腹をしっかり動かすことで腸の蠕動運動を刺激することによる便秘解消効果なども期待できます。
ただし、あまり早く一方あたりの動きを小さく細くせわしなくなってしまうと息が上がる割にはそれほどダイエット効果も得られず、
むしろ骨盤矯正や腰痛の解消、肩こりなどの軽減、便秘解消などの効果が下がってしまいます。

 

また、お尻歩きを根気よく続けることで、体の中心である体幹からの『インナーマッスル』を鍛える効果があり、
妊娠中にホルモンバランスの変化によって『たくわえ体質』になっていることで
基礎代謝が落ち気味である妊娠中の太りやすい体質を軽減、是正する効果が期待できます。

 

お尻歩きで妊娠中にやってはいけないこと

お尻歩きは妊娠中のヒップアップの効果が非常に高く、
お尻や太もも、ふくらはぎにかけての下半身のダイエット効果が非常に大きいものが期待できる
という事はここまでのご紹介で分かりいただけたかと思います。

 

このようにいいことだらけのように見えるお尻歩きダイエットなのですが、
妊娠中のお尻歩きダイエットでは決してやってはいけないことというのも存在します。
といってもそれほど難しいことではありませんので、
これはやっちゃいけないんだなぁ程度で覚えておいてください。大きく分けて3つのポイントがあります。

 

お尻歩きは妊娠初期には行わないこと

お尻歩きを妊娠初期の段階で行ってしまうと危険です。
妊娠初期というのはまだ、お腹の中で赤ちゃんも小さく胎盤も安定していない状態です。
その時に体をおしりを中心に全体的に捻るような動きを加えて激しい運動とも言える『お尻歩きダイエット』を行ってしまうと
まだ安定しきっていない胎盤を唯一の頼りにこれから成長していこうという赤ちゃんが稽留流産になってしまう場合も考えられます。

 

ですので妊娠初期に関しては基本的に安静を心がけるようにしましょう。
ではいつからなら妊娠中の押しやる気を遣っていいの?と思われる方もいらっしゃると思います。
これは、産婦人科の先生にお墨付きをもらうというのが一番確実な方法ではありますが、
あくまで一般論としての目安はあります。
それは妊娠14週目から16週目までで安定期に入ったよという妊婦検診でのエコー検査の結果などを
参照してお尻歩きを始めるきっかけとするというものです。
特に妊娠後期にお尻歩きダイエットをやると骨盤矯正の効果などが高くなるのですが、
その前にも妊娠中のホルモンバランスの変化による太りやすい体質というのはずっと続いているわけで、
それを常に意識しながら、あくまでも体に負担がかからない範囲でお尻歩きを実践していきましょう。

 

お尻歩きを夜には行わない

お尻歩きの動きに背骨の体感を中心とした交感神経の活性化という働きもあるため、
夜眠る前にお尻歩きをやってしまうと眠れなくなってしまう可能性もあります。
仮に夜やるとしてもお風呂に入る前に行って体の代謝を高めておいて湯船に入る時間は少し体温が上がった状態になるので
少し短めになるように意識をすると良いでしょう。
そうすることでリラックス効果をお尻歩きの後に持ってくることができるため、
寝入りばなでは、体はほどよい疲れを感じた状態で脳はリラックスしているという状況を作り出すことができます。

 

妊娠中の睡眠不足は、ストレスやたくわえ体質の傾向がより一層強くなるとも言われています。

 

床や地面が冷たいタイミングでは行わない

妊娠中は腰回りを冷やすのは絶対によくないことですので、たとえおうちの中でお尻歩きをやる場合でも
床暖房システムが整っているような北国のお住まいでしたら問題は無いのですが、
普通のお宅の場合ですと床は冷たいことが多いかと思います。
ですので、もしその状態でお尻歩きをするのだとしたら腰やお尻を直接冷やさないようにしましょう。

 

タオルを1枚、床とお尻の間に挟んでお尻歩きを行うようにすると良いと思います。
また激しく息切れしてしまうほどではなく、心地よく息が上がる程度の運動量に留めておくようにしましょう。
これは心拍数との関係で体のインナーマッスルの中にあるエピネフリンという神経伝達物質の影響による子宮収縮が起こらないようにするためです。

 

もちろんこれはお尻歩きに限ったことではなくウォーキングなどの他のダイエットでも同じことが言えます。
その目安としては1分間あたりの心拍数がちょっと心地よく息が上がっていると感じる120前後の心拍数を目安として
それ以上にならないようにするとお尻歩きダイエットを安全になおかつ効果だけしっかり実感できるというヒップアップダイエットが期待できます。

 

妊娠中ヒップアップのお尻歩きのまとめ

妊娠中にヒップアップ効果をしっかりだすための下半身の引き締めが期待できる
お尻歩きダイエットの注意点ややり方はいかがでしたでしょうか。

 

安全性をちゃんと配慮した上であまり無理をしないようにしっかりと効果を実感できるように
毎日の習慣として取り入れてしまうというのが一番楽に行えるポイントではないかと思います。

 

慣れないうちは大変に感じるかもしれませんが、間違いなくヒップアップダイエットの効果は
お尻歩きダイエットが一番高い効果が期待できます。
それを妊娠中の切迫早産や子宮収縮などの事故につながらないようにするために安全に行うためのポイントをしっかり押さえておきましょうね。
これでしっかりと下半身の引き締めができるとむくみや便秘予防、体重管理ダイエット全体としての効果も期待できるようになります。

 

ぜひ安全な妊娠中の『正しいお尻歩きダイエット』を実践してくださいね。

 

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