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妊娠中に下痢が続く原因は身近なもので複数もある?

妊娠中の便のトラブルと言えば、女性ホルモンの影響から便秘に悩む方が多いのは有名な話ですね。
ですが、妊娠中の辛い症状の中には下痢に悩む方も少なくないんです。
しばらく便秘気味だったと言う方でも、突然下痢が続いてしまった。なんてことも珍しくないんです。

 

そこでこのページでは、妊娠中に下痢が続く原因とともに、妊娠中に下痢が続くことの危険性や、自分でできる妊娠中の下痢対策等について解説していきます。

 

目次

  • 妊娠中に下痢が続く原因は以下の6つ
  • 妊娠中の下痢は放っておくととても危険!
  • 出血を伴う下痢がある場合
  • 自分でできる妊娠中の下痢対策
  • 妊娠中は下痢止めを飲んじゃダメなの?
  • まとめ

 

メインの話に入る前に、まずは妊娠中に下痢が続く原因について掘り下げていきたいと思います。

 

妊娠中に下痢が続く原因は以下の6つ

下痢はそもそも妊娠中だけのトラブルではありませんよね。
妊娠前にも下痢になったことがあると言う方がほとんどだと思います。

 

ただ妊娠中の場合は下痢が続く原因が、妊娠中ならではと言うものもあるんです。
主に妊娠中の下痢が続く原因は、以下の5つが挙げられます。

 

  • ホルモンバランスの影響で腸の動きが正常でなくなる
  • 過食になる
  • 体の冷え
  • 刺激の強いものを食べる
  • 添加物等を多く摂取する

 

 

これらについて簡単に解説すると、まず妊娠するとホルモンのバランスが一気に変わるため、崩れやすくもなります。
同時に体が冷えやすい時期にもなり、それらが継続的な下痢の原因となります。

 

また、今までは何ともなかった食品添加物や、唐辛子などの刺激の強い食べ物食べただけでも、妊娠中は特に影響受けやすく、それが下痢の原因にもなると言われています。

 

つまり、これらを見ていると、妊娠に伴う身体の変化から、妊娠中は下痢になりやすい体質とも言えるんです。

 

妊娠中の下痢は放っておくととても危険!

今までであれば、下痢になったところで下痢止めを飲んだり、下痢に効果的な食べるものを食べたりして何の事なくしていたかと思います。
または、特に何もせずとも勝手に治ることを待っていた。
という場合もあったのではないでしょうか?

 

妊娠中の場合は、どうもそうはいかないようです。
と言うのも、妊娠中に長く続く下痢を放っておくと、流産や早産、脱水症状等の危険を伴ってしまうからです。

 

流産や早産に関して言うと、妊娠中に下痢が続くことで、子宮口が開きやすくなってしまうという恐れがあります。そうすると、それが流産や早産の原因にもなりかねないんです。

 

そして脱水症状になってしまうと、赤ちゃんに十分に栄養が行き渡らないと言うことも考えられます。そのような状態が続くと、きちんと栄養とっていても、赤ちゃんに未熟児のリスクが高まってしまうなど、様々な危険の元となるんです。

 

出血を伴う下痢がある場合

まれに出血を伴う下痢があるのですが、そういった血便の原因として最も多く挙げられるのが切れ痔です。

 

下痢が続いている場合、その部分の皮膚がただれて弱くなってしまいます。そこへトイレットペーパーの刺激が加わり続けることでそのような症状が発生してしまうんだそうです。

 

もしも継続的な下痢が起こっている場合は、一向に改善していかないため、適切な処置が必要となります。なのでそのような場合は、状態が悪化して思い病気につながってしまう前に、病院へ行くことをおすすめします。

 

自分でできる妊娠中の下痢対策

妊娠中は下痢になりやすく、その状態が継続的に続いてしまうと母子ともに危険が及んでしまうということがわかりました。
では、そのような場合はどのような対策を取ったら良いのか?
という部分についてお話ししていきます。

 

簡潔に言うと、上記でまとめたような下痢の原因をそのまま改善してあげる事がポイントになります。

 

しかし、ホルモン関係の原因に関してはどうすることもできないため、それに外の部分で改善を図ります。

 

まずは食事に関することですが、原因にもあったように、辛いものなどの刺激の強い食べ物や、食品添加物が豊富な食べ物は、下痢の原因となってしまうため、控える必要があります。

 

逆に下痢に効果的な食べ物と言うと、胃腸に負担をかけないようなお粥家煮込みうどん、野菜スープなどが挙げられます。また妊娠中の下痢のように慢性的な下痢の場合は、腸への刺激が少なく、なおかつ消化に良い栄養価の高い食べ物を食べるのがポイントになります。
その際は、バナナやりんご、ヨーグルト、白身魚などの食べ物がオススメです。

 

次に効果的な対策として、体を冷やさないというのがポイントになります。
妊娠中は体の変化から、冷えやすい状態でもあります。
しかし体が冷えてしまうとそれが下痢の原因ともなってしまうため、体を冷やさないようにしていく必要があります。

 

そのためにお勧めなのが、継続的な適度な運動と入浴です。
継続的な運動では、ウォーキングやストレッチがお勧めです。

 

これらを毎日行うことで、全身の筋肉は適度に刺激されるだけでなく、体の基礎代謝量が増加していくため、体の冷えに効果的なんです。
またきちんと入浴を行うことで、体を芯から温めることができるため直接的な冷え防止につながります。

 

また、生野菜を多く食べる習慣をつけることで、血液がサラサラになり血液の循環が良くなるため、それが体の冷えを解消してくれることにもつながります。

 

妊娠中は下痢止めはやっぱりだめなの?

妊娠中と言えば、基本的には薬がNGです。下痢になった時でも下痢止めを飲んではいけないと言われますよね。

 

それは確かに『半分は正解』です。

 

しかしながら、何日もずっと続いてしまうような症状の下痢で、本当にひどい場合、下痢がずっと続いてしまうような場合は、逆にそれを放置しておくことがさらなる危険につながってしまうため、必要に応じで、薬で対処する場合があります。

 

ですがその時は自己判断で薬を飲まずに、必ずお医者さんの指示に従って飲むようにしてください。

 

まとめ

普段であれば下痢になった位では、そんなに身構えるほどのものではありませんが、妊娠中の場合は下痢の状態が長く続くことで母子ともに危険が及んでしまうため、速やかに適切な対策を取る必要があります。

 

また、その方法は以前とは少々変わってくる部分があるため、このページでまとめた内容を参考にしてみて下さいね!

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