妊娠中のニキビと最適な化粧水選びと改善のコツ
そもそもニキビと言うのは、誰もができるものですが、中には今までニキビとは無縁だった。と言う方も稀にいらっしゃいます。
ですがそんな方ですらニキビができてしまうのが妊娠中という時期でもあります。
そのような方は、妊娠してから突然ニキビができるようになってとても不思議だと思いますが、それは妊娠中ならではの理由があるんです。
また、ニキビを対策するときには、肌のケアをしっかりと行うことがとても重要ですが、妊娠中の場合は、その時に使う化粧水などのスキンケアも見直していかなければならないんです。
そこでこのページでは、妊娠中のニキビの原因とともに、妊娠中のスキンケアの際に、安心して使える化粧水の選び方について解説していきます。
目次
- 妊娠中のホルモンバランスの変化とニキビの関係
- その他妊娠中のニキビの改善にできること
- 妊娠中のニキビケアで注意したいこと
- まとめ
妊娠中のホルモンバランスの変化とニキビの関係
先ほど、妊娠中のニキビは妊娠前にもあるような原因に加えて、妊娠中ならではの原因があると言う話をしました。
それはいくつかあり、1番重要な部分以外については、後ほど解説していきます。
なのでこの段落では、1番大きな原因と言われている女性ホルモンの変化によるニキビについてお話しします。
実は、妊娠中のニキビと言うのはそのピークが妊娠中期までの間と言われているのですが、
妊娠初期の頃には、大きく分けて2つある女性ホルモンのうちのプロゲステロンの方がたくさん分泌されていきます。
プロゲステロンと言うのは、皮脂の分泌を活発化させる働きがあるためです。
別名で黄体ホルモンとも呼ばれるプロゲステロンがたくさん分泌されている妊娠初期は、
皮脂の分泌がとても過剰になり、毛穴が詰まりやすくなってしまい、それがニキビの原因となるんですね。
低刺激で皮脂分泌の異常を整える化粧水がおすすめ
先程の段落で解説したことの繰り返しですが、つまり妊娠中のニキビの主な原因は、
プロゲステロンによる皮脂の過剰分泌から起こる毛穴の詰まりです。
つまり、妊娠中のスキンケア対策では、皮脂のバランスを整えてくれるアイテムがポイントになってきます。
また、同時に妊娠中と言うのは、ホルモンバランスの影響により、
今まで使っていたような化粧水がピリピリとする刺激を感じてしまったり、
その他様々なトラブルを引き起こしてしまう場合もあります。
サブタイトルでは、低刺激。というワードがありましたが、
この時期は特に肌のバリア機能が低下している可能性が高いため、
出来る限りお肌にやさしく使える体刺激なものがおすすめですよ。
このような理由から、低刺激で肌に優しいもので、
なおかつ必死のバランスを整えてくれる成分や保湿力が優れた化粧水が1番理想的だと言えます。
その他妊娠中のニキビの改善にできること
ここまで、妊娠中のニキビは、ホルモンバランスが1番大きく関係しています。
そのため、妊娠中のデリケートな肌にあった化粧水を使ってニキビケアを行う事がポイントになります。
確かに、妊娠中のニキビの原因はホルモンバランスの変化によるものがほとんどだと言われていますが、その他にも、
- 便秘
- 食生活の変化
- 睡眠不足
この3つも大きく関わっており、無視することはできません。
ではこれらの原因と、具体的にどのような対策を取ったら良いのか。
と言う部分についてわかりやすく解説していきます。
便秘
まずは便秘です。妊娠中は、さまざまな身体の変化から便秘になりやすいと言われています。
便秘と言うのは、体に溜まった毒素を排出できていない状態です。
外に排出されていない毒素が、直接的に肌に反映されてしまうためニキビができてしまうんです。
これは妊娠中に必要な変化の影響を受けて発生してしまっているものなので、
完全に対処することは難しいですが、次にご紹介するポイントを押さえることで
便秘の緩和をすることができ、にきび予防にもつながりますよ。
それは、腸内環境を整えることです。
腸内環境整えるには、食物繊維が豊富な食材を食べたり、
オリゴ糖を摂取したり、酵素を摂取したり、様々な方法があります。
腸内環境整えるための方法を挙げたらキリがないのですが、
とにかく腸内環境整えることがにきび予防につながることを覚えておきましょう。
食生活の変化
妊娠すると食べ物の好みが変わると言われています。
特に妊娠初期のつわりの時期と言うのはそういった変化が著しく、
ある特定の物しか食べる気がしないという方がとても多く、そうなると極端な偏食になってしまいます。
そうなると栄養のバランスが乱れてしまいますよね。
栄養のバランスが悪く、不足している状態はお肌の状態にも直結してしまうため
栄養バランスを意識していくことがとても重要なんです。
睡眠不足
妊娠初期は調子が悪いことが多く、睡眠も浅くてあまりぐっすり眠れない事が多い時期でもあります。
睡眠が充分でないと、自律神経が乱れるきっかけになってしまい、それもまた肌の調子を悪くする原因となります。
また、あまり寝れずに深夜まで起きていると、またホルモンバランスを崩すきっかけとなってしまいます。
深い睡眠をとるためにも、寝るときは耳栓をしたり、寝る前にストレッチや瞑想したりすることで、睡眠の質が向上されていくのでぜひ試してみてください♪
妊娠中のニキビケアで注意したいこと
これまで、妊娠中のニキビの原因や、妊娠中のニキビにお勧めの化粧水の選び方の説明、その他の原因に対する対処方法について解説してきました。
最後に、妊娠中のニキビケアをするうえで気をつけたいことがあります。
では、何に対して注意するべきなのかと言う部分ですが、
それは薬です。
薬といっても塗り薬等もありますが、塗り薬であれば、直接体の中に入れるものでは無いから
安心だろうと思って使用を検討される方もいらっしゃるのですが、
塗り薬だからといって完全に安心では無いようで、中には赤ちゃんに悪い影響与えてしまうようなものもあるようです。
そのため、市販などのニキビケアアイテムを買ってむやみに使わない事がとても大切なんです。
基本的に妊娠中のニキビケアは、薬や塗り薬等を使わずに、ここで解説したようなセルフケアで対策を取るのが理想的と言われています。
また、もしもひどいニキビに悩んでいる際は、自分で解決しようとせずに、病院に行って診てもらうことが先決です。
もしかしたらそこで薬が処方されるかもしれませんが、それは妊娠中でも安心して使えると言う事ですので、その際は、用法用量を正しく守って服用するようにしましょう。
基本的にはセルフケアで対処する、ということを忘れないでください。
まとめ
このページではいろいろな内容をまとめたので、大事な部分を復習してみましょう。
まず妊娠中のニキビは、ホルモンの影響による皮脂の過剰分泌による毛穴のつまりが原因です。
なので、皮脂のバランスを整えてくれる化粧水を選んで使うこと。
それとあわせて、便秘の改善、食生活の改善、睡眠の質を上げる事も行っていくと
よりニキビが自然と解消に向かいます。
妊娠中の食生活や栄養バランス、水分をしっかり摂ることはおなかの赤ちゃんを元気に育てるためにもとても大切。
また、一度治ったニキビが繰り返してしまう事を防ぐことが出来ますよ♪