妊娠中は無理をせずに休むことも大事!
妊娠中は無理をしちゃダメ!
これってよく言われることですよね。
しかし、どのくらい無理をしたらとか、どのくらい疲れたら休んでいいのかまではその判断は難しかったりしますよね。
特にお仕事をされているママさんに、その傾向があります。
もちろん仕事だからとか、同僚に迷惑をかけたくないなど思ってしまうのは、とてもよくわかります。
妊娠自体を職場のみんなに言っているならともかく、まだ言ってないから休んだら気まずいなど個々の悩みもあるでしょう。
しかし、妊娠すると産休を取る前の段階でも、お腹が張っていたり、
ひどい便秘に悩まされたり、すぐ疲れたりと難しい時期でもあるんです。
だからこそ、できる範囲の周囲の方々に協力してもらうことはとても大事なことになります。
これは職場だけではなく、家庭内でも同様のことが言えます。
旦那様や、両親に家事を協力してもらったり、
休んでいてもいいという体制を作っておきましょう。
この時期に、旦那様が家事を手伝ってくれないだとかのケンカがよくあるんですが、
男性は女性の妊娠中の体の変化に意外と鈍いんです。
今自分がどんな状況か、これから先、そういった状況が来るから
しっかりと協力してくれといったような会話があれば、きっと旦那様は協力してくれると思いますよ。
お二人の愛する赤ちゃんを産もうとしているこの時期なので、しっかりとコミュニケーションもとって
妊娠中は無理をせずに休めるときは、ちゃんと休めるようにしていきましょうね。
妊娠中の疲れを放っておくのは胎児が危険
妊娠すると女性の体はとても疲れやすい状態になり、それを無視して
今まで通りの生活をしてしまいがちです。
先ほども軽く触れましたが、仕事をされている方の場合は、同僚に対する気遣いもあるでしょう。
特に責任感の強い方であればあるほど、疲れを我慢して頑張り過ぎてしまう傾向が強いんです。
ですが、妊娠3ヶ月までの妊娠初期の時期というのは、最も流産しやすい時期とも言われています。
なぜなら、まだ赤ちゃんも未発達で胎盤や臍帯(へその緒)が不安定な時期だからです。
そんな時に働きすぎて無理をすると流産のリスクが圧倒的に高くなるということをご存知ですか。
- 妊娠中は無理をしてはいけない!
- 疲れたらすぐ休むこと!
という言葉をよく耳にしますが、その言葉の裏にはこういった流産等のリスクが関係していたようなんです。
私の知り合いの話なのですが、妊娠に気づかずに頑張って仕事をしていたところ危うく流産になるところだったというところまで行ってしまった女性がいます。
私の知り合いが流産しかけた話
その知り合いは、ある日熱っぽくて体がだるく、最初はただの風邪だと思っていたようです。
仕事は終わって満員電車に乗って家に帰ると、その日の疲れがいつも以上に現れてそのままソファーで横になるという日が1週間続いたそうです。
彼女曰く今思うとそれは風邪ではなく妊娠初期の症状だったのかもしれないとのことです。
ですが彼女はその時配属先の契約期間が満了を迎えるまで残り2週間だったこともあり、疲れを感じていながらもどうにか乗り切ろうと無理をして働いたそうです。
するとその後妊娠が発覚し、気づいた頃にはお医者さんから切迫流産だと診断されたそうです。
その時に赤ちゃんの状態はとても危険なところまで行っており、絶対安静を言い渡されていました。
彼女は2カ月間の絶対安静を実行し妊娠を継続することができたそうです。
ですが、もし気づくのが遅ければ、もう少し無理を続けていれば流産になっていたかもしれないと思うと
後悔してもしきれなかっただろうと話していました。
これは実際にあった話で、妊娠中に無理をすることがどれほど危険なのかが分かるエピソードです。
それほど妊娠中は無理をせず疲れたら休むことということが重要だというのがわかりいただけたかと思います。
妊娠中の働くママはどうやって体を休めるのか?
妊娠中は無理をしてはいけないから体を休めることが大切。
そういうわれたところで、仕事がある人の場合はどうしたら良いの?
という新たな悩みが生まれてしまいます。
仕事を休むといっても、周りに迷惑をかけてしまうし、みんな無理して頑張ってるのに私だけなんか休みにくい。
こういったもどかしい思いでいる方も少なくないのではないでしょうか。
しかしこういったときは何が最優先なのかを考えることが大切です。
先程のエピソードにもありましたが、無理をすれば流産になる可能性がかなり高くなります。
実際に起こってしまってからでは遅いんです。
本当にきつい場合は大人の事情は置いといて、家で安静にすること、もしくはひどい場合は病院に診てもらうこと。これが大切です。
疲れのほとんどは仕事が影響している可能性が高いため、仕事を休むだけでも疲れは大きく軽減されるはずです。
それと、既にお伝えした内容にもありましたが、家事もできるだけ旦那に任せることが大切です。
それが不可能なのであれば両親にお願いすることや、一時的にちょっと手を抜いたり、やらなくてもいい事は後回しにすることも大切です。
本当に休まなければいけないと感じた時は、そういった選択も我が子の身を守るためには大切です。
効率よく体を回復させるには
先ほど私は、本当にきつい場合は多少強引にでも仕事を休むことが大切です。という話をしました。
ですが、いつまでもそうしているわけにもいきませんよね。
そのため、日常生活の中で効率よく疲れを取り除き体を回復させていくということも大切になります。
これから、それについて具体的な手段やその詳細を見ていきたいと思います。
湯船につかる
かなり『ベタ』に感じるかもしれませんが、湯船につかる事は
実際にリンパの流れを向上し体に溜まった疲労物質を効率よく排出する効果が得られます。
普段シャワーで済ませているという形は、たまに湯船に使ってみるのも良いかもしれませんよ。
疲れの解消具合には個人差があります。
何が自分に合っているのかを見つけるためにも
『できる事はすべて試してみる』というつもりで『妊娠中の疲労の蓄積』を防ぎましょう。
食事を野菜や果物中心にする
食事を野菜や果物中心にすることが疲れとどう関係しているのかというと、
疲労物質を積極的に排除する働きがある酵素に関係してきます。
生の野菜や果物には酵素が豊富に含まれているため、
そういった食べ物を中心にすることで効率よく酵素の摂取ができ、効果的に疲れを取り除く効果が期待できます。
十分な睡眠をとること
やはり疲れを取るには寝ることが1番です。
自分に合った睡眠時間で、なおかつ質の良い睡眠をとるためにも、
寝る前にスマホやテレビを見るのをやめるというだけでも、大きく睡眠の質を向上させる効果が期待できます。
睡眠の質が上がれば日常の疲れを効率よく取り除くことができます。
ウォーキングを行う
疲れてるのに体を動かすの?と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、
ウォーキングのような簡単な有酸素運動には、
ダイエット効果だけでなく疲れやストレスを解消してくれる効果も期待できるんです。
実際に疲れやストレスを上手にコントロールしている世の中のエリートたちは、
日常生活に有酸素運動を上手に取り入れている人が多いのはこういった理由があるんですね。
瞑想を行う
瞑想と聞くと少し子難しいイメージがありますが、やり方はとても簡単です。
目をつぶって深呼吸を繰り返しながら何も考えずに数分間ぼーっとしているだけです。
ポイントは、雑念が浮かんできてもそれを取り払い何も考えない無の状態を作り出すことです。
人間は無意識のものを含めると1日60,000回から10万回、考えるということを行っているそうです。
これは私たちの脳を疲れさせてしまっている原因の1つで、瞑想をする分間だけでも行い、
何も考えない無の状態を作ることによって、脳みそを休ませることができると言われています。
このように瞑想を行って脳みそ休ませると、体全体の疲労回復効果もあると言われているのです。
まとめ
いくつかの疲れを取り除くための習慣を見て行きました。
全てを実践する必要はなく、自分のできるものをいくつか生活の中に取り入れてみると
疲れを効率よく解消できる効果が期待できますよ。