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グルテンフリーダイエットは妊婦の体重管理にどう?

妊娠中の体重管理ダイエットに効果的と言われるグルテンフリーダイエットについてご紹介したいと思います。

 

グルテンフリーダイエットは、2017年1月17日にTBS系の『ダイエット総選挙』でも
4つの究極ダイエット方法として選ばれて紹介され、とても話題になっている方法なのでご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

具体的には、グルテンフリーダイエットというのは炭水化物を取らない糖質制限のダイエットと混同されやすいのですが、実はちょっと違います。
むしろ糖質制限ダイエットよりも全然食べられる食品の種類が多くて、
ストレスが溜まりにくいという意味で糖質制限ダイエットよりも全然妊娠中に良いダイエット方法と言えるんですよ♪

 

ですが、まだこの点についてよくご存じない方もいらっしゃると思うので、
このページではまず・・・

  • グルテンフリーダイエットってなに?
  • グルテンフリーと糖質制限の違い
  • グルテンフリーダイエットのやり方
  • グルテンフリーダイエットの効果
  • グルテンフリーダイエットの効果をさらに上げるサプリ

などについて詳しくご紹介していきたいと思います。
特に妊娠中の妊婦さんにとってはとても健康的なダイエットになる可能性があるのがグルテンフリーダイエットなんですよ♪

 

グルテンフリーダイエットって何?

グルテンフリーダイエットとは、単純に言えば『小麦粉を使った食品や食材を一切食べないダイエット』というものです。
グルテンとは、小麦粉を水でこねた時に“粘り気”を出す物質で
これがあるおかげで水だけでこねても小麦粉がパンや麺になるのですが、このグルテンは腸壁や血管の内側にくっついて
腸内なら悪玉菌のエサになります。

 

そして、血管にくっつけば高血圧の原因になる『LDLコレステロール』になって血栓など病気の原因になる物質を作ってしまいます。

 

体の中でグリアジンというアミノ酸に変換されて、炭水化物や糖質と強く結びつきます。
先ほどもご紹介した通り、グルテン自体が粘り気があって、体の中に(特に腸内環境)の中で腸壁に残ってしまい、腸内環境を悪化させやすい特性を持っています。

 

また、このように体内にとり込まれてしまうことが原因で発症してしまう自己免疫疾患のひとつである「セリアック病」が欧米諸国で問題になっていて
妊娠中にグルテンを多くとり過ぎることで、赤ちゃんが将来的に小麦アレルギーを発症したり、
セリアック病の合併症とも言われているうつ病や自閉症などの精神疾患にもつながるという危険性が報告されています。

セリアック病とは

セリアック病とは、先ほど簡単に触れた通りに小麦、大麦、ライ麦などに含まれるグルテンを摂取することで起こる可能性がある自己免疫疾患(アレルギー)のひとつです。

 

グルテンは、体内酵素(潜在酵素)では分解できないカゼインという物質が腸に届いてしまい、
その後ペプチドという単位の分子で腸管から吸収されることで、それが自己免疫を刺激してしまい、
自己免疫によって小腸の腸管を攻撃してしまうという現象が起こるのがセリアック病です。

 

セリアック病が悪化すると、うつ病や自閉症、ADHD(多動性注意欠陥症候群)などの合併症の報告もあります。
まだ現在ではその合併症の因果関係や発症しくみまでは解明されていません。
グルテンフリーダイエットを行うことで、このような危険性を回避できるんですね。

グルテンフリーと糖質制限の違い

グルテンフリーと糖質制限の違いは、ご存じない方にとっては分かりにくい部分もあるかと思います。
簡単にいえば、両者の違いは下記の通りになります。

  • 糖質制限ダイエット=炭水化物はすべてダメ(お米も)
  • グルテンフリーダイエット=小麦原料の食材に含まれるグルテンだけがダメ(お米はOK)

という違いになります。
食べられる食材の幅でいうと糖質制限ダイエットのほうが狭く厳しいダイエットになります。
一方のグルテンフリーダイエットは、お米を中心とした食材では食べられるものも多く、その代りに小麦が使われている調味料がダメということになります。

 

 

グルテンフリーダイエットで食べられないものは?

基本的にグルテンフリーダイエットは小麦を使っている食品を避けるダイエットです。
なので『お米は食べていい』ダイエットなんですよ♪

 

もちろん、お米は食べていいからと言ってお米ばかりたくさん食べるようなことをしては良くないですけど、グルテンフリーダイエット自体が先ほどご紹介した通り腸内環境の役にも立ちますので、ぜひ試してみてください。

 

グルテンフリーダイエットで食べられないもの一覧としてご紹介すると次のようになります。

  • パスタ
  • うどん
  • ラーメン
  • ひやむぎ
  • パン
  • おそば

といった食材がグルテンフリーダイエットにおいては食べてはいけない食材となっています。ただし1つだけ例外があるのがおそばの中でも『10割そば』です。10割そばは100パーセントそば粉だけで作ったものなので、グルテンフリーダイエットの最中でも食べて大丈夫ですよ。

 

グルテンフリーダイエットの効果の仕組み

グルテンフリーダイエットというのは、痩せる効果が高いダイエット方法として海外セレブでも取り入れている人がたくさんいます。
それは効果の仕組みとして血糖値を上げない特性を持っているからなんです。

 

その効果の仕組みは、グルテンを摂ることで血糖値が上がると、すい臓から「インスリン」という糖質を分解する酵素が分泌されます。
このインスリンの働きは、血糖値を下げる代わりに体の中に糖を脂肪として貯蔵してしまう働きを持っています。

 

血液の中から血糖値を上げている糖を血液から体の他の部分に取り出して貯蔵することで、
血液がドロドロになって質が悪化してしまうのを防いでいるのがインスリンなんですね。

 

なので、糖尿病の方というのはこのインスリンの働きが悪くなってしまうことで血糖値が上がったままになってしまうことから
栄養素が体の中でいろいろな場所に運ばれなくなってしまうため代謝障害を起こしてしまうんです。これが糖尿病の正体。

 

このように体にとっては重要な働きをしているインスリンですが、インスリンが出すぎてしまうことによって、脂肪が体に蓄積されるのも事実です。
特に妊娠中は『インスリン抵抗性』という体質になってしまいます。

 

これは妊娠中に血液量を月齢に従って増やすために必要なものなのですが、
そうなることで妊娠糖尿病や妊娠中高血圧症候群といった血液の病気にかかってしまう可能性が高くなってしまうんですね。
なので妊娠中に血液の質を悪くするようなグルテンや糖質をいっぱい取るというのは決して行ってはいけないことなんですね。

 

グルテンフリーダイエットの効果をさらにあげるおすすめサプリ

ここまで、グルテンフリーダイエットを詳しくご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

 

グルテンフリーダイエットはかなり妊娠中の身体の構造を考えると健康的でなおかつ効果的なダイエットと言えそうですよね♪

 

そんなグルテンフリーダイエットなのですが、さらにその効果を上げるダイエット総選挙でも注目された『MCTオイル(中鎖脂肪酸)』が摂れるサプリメントがあるんです。

 

その名前は『MCTコーヒーダイエット』というサプリメントで、中鎖脂肪酸(MCTオイル)が摂れるのと、
さらに妊娠中に避けたいカフェインはコーヒーの1/30以下に抑えてありながら、脂肪を分解するコーヒークロロゲン酸という成分も摂ることができます。

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