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妊娠中のニキビを塗り薬でケアするのは良くない!?

妊娠中は、ホルモンバランスの影響によってさまざまな身体の変化や
不調に悩まされることが多い時期なのですが、
その中の1つとしてニキビも多くのママさんが悩んでいる症状の1つです。

妊娠中はニキビの塗り薬もNG?安全なセルフケア紹介

ニキビの何が嫌かって、まず痛いですし、下手すると顔にニキビ跡が残ってしまうというのがとても厄介です。

 

そこで以前のようなケアをしたいところですが、
ニキビケア用の塗り薬等を使うことで、おなかの中の赤ちゃんに悪い影響がないか?
といったような、以前では気にならなかったような部分が心配になる方も少なくありません。

 

実際に胎児への悪い影響が全くないかと言われれば、その可能性はゼロでは無いようです、
そうなると、妊娠中のニキビ対策はどのように行ったらよいのか、分からなくなってしまいますよね。

 

そこでこのページでは、妊娠中のニキビに悩んでいる妊婦の方に
妊娠中のニキビとニキビケアの薬を詳しく一緒に見て行きたいと思います。。

 

目次

  1. 妊娠中のニキビは発生の原因が変わる?
  2. 妊娠中期以降はニキビが改善されていく?
  3. ニキビ対策に使う塗り薬は胎児に影響あるの?
  4. 妊娠中でも安心してできるニキビのセルフケア方法
  5. まとめ

 

妊娠中のニキビは発生の原因が変わる?

サブタイトルの通りなのですが、妊娠中はニキビの発生する原因が以前とは変わってきます。

 

というのも、妊娠中のニキビは妊娠中ならでは、女性ならではの女性ホルモンのバランスの変化が大きく関係しているようです。

 

まず妊娠中は、お肌の環境を大きく変化させるプロゲステロンと言う女性ホルモンが急増するのですが、
そのプロゲステロンの働きによって、ニキビができやすい肌質に変わってしまいます。

 

さらに、妊娠中は、食べたものの栄養が優先的に赤ちゃんに流れていくため、自分自身が栄養不足に陥りやすいんです。

 

栄養不足と言うのは、直接的にお肌に響いてくるということもあり、主にこの2つの理由から、妊娠中はニキビができやすくなってしまうんです。

 

また、これは人によりますが、つわりによる偏食や、便秘、睡眠不足や
ストレスといったようなこともニキビの原因と関わりがあるようです。

 

なお、プロゲステロンが増加するタイミングが主に妊娠初期であると言う理由から
これらの肌トラブルの影響受けやすい時期は、妊娠初期から妊娠中期の間のようです。

 

妊娠中期以降はニキビが改善されていく

先程、女性ホルモンのプロゲステロンの増加によって
ニキビができやすい状態になるとお話しました。

 

それは主に初期から中期までの間の話で、妊娠中期の15週目あたりから
プロゲステロンではなく、今度はエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が増えはじめます。

 

そして、妊娠20週あたりをめどに、エストロゲンの分泌つ量が、プロゲステロンの分泌量を上回ってきます。

 

こうなると、プロゲステロンによる肌の変化は落ち着いてくるため、ニキビも次第に改善してくることが多いんです。

 

なので、この時期までは様子を見て、自然とニキビが改善するようなら、そのまま特に対策をする必要はありません。

 

ただし、ホルモンバランスの変化だけが原因ではない場合もあります。

 

ニキビ対策に使う塗り薬は胎児に影響あるの?

妊娠中のニキビケアで、1番気になるポイントと言えば、胎児への影響だと思います。

 

実際妊娠中の薬の使用は、赤ちゃんの悪影響を考慮しほとんどが制限されています。
発熱や風邪を引いたときでも、薬を飲まずに対処する方がいるほどです。

 

なので塗り薬とはいっても、市販で購入したものを使う際は、まずは薬剤師に相談することをお勧めします。

 

それは、このページの冒頭でも少し説明しましたが、塗り薬飲み薬では無いから、胎児への悪影響がないか?と言われればそうでは無いと言われているからです。

 

大事な赤ちゃんを守る立場としては、少しでもそういった疑いがあるならば、安全な方を取りたいですよね。

 

ただ、あくまで自己判断で薬を使うということが良くないだけであって、あまりにもニキビがひどい場合は、病院を受診し、その時の状態に合ったベストな薬を処方してもらうということが1番です。

 

なので、よほどのことでない限りは、セルフケアを行っていくことが無難だと言えるでしょう。

 

その際は、ニキビの元となりやすい脂っこい食事を控えたり、敏感肌用の大人スキンケアを使ったり、毛穴を詰まらせないようなメイク用品を活用するのも1つのセルフケアです♪

 

妊娠中でも安心してできるニキビのセルフケア方法

先ほども書きましたが、妊娠中の場合はニキビができてしまっても、
胎児への影響を考慮し、使うことができる薬は限りなく制限されていきます。

 

もしも相当ひどい場合はお医者さんに相談することが必要ですが
そうでない場合は、これから紹介するセルフケアで乗り切ることが適切です。

 

これから紹介するニキビのセルフケアの目的は、現状を悪化させない事と、お肌にニキビ跡を残さないと言う事。
実際に妊娠中のニキビケアは、このぐらいがちょうど良いいわれているです。

 

まずは、体の内側からケアしていくと言う意味で、

 

  • バランスのとれた食事をしっかりとって、栄養不足にならないようにする
  • 十分な睡眠を心がける
  • ストレスを上手にコントロールする

 

といったことがとても大切になってきます。

 

妊娠中のニキビの原因は、ホルモンの影響など、どうにもできない部分がある反面、
こういった部分は改善の余地があるからこそ、原因を少しでもつぶしていく必要があります。

 

具体的なお肌のケアとしては、ノンコメドジェニックの表示がある敏感肌用のスキンケア用品を使うことをお勧めします。

 

そして、仕事の関係でお化粧が欠かせないと言う方は、先ほども触れましたが、
毛穴を詰まらせないようなオイルフリーや、パウダータイプのファンデーションを使うのが効果的です。

 

とても地味な対策になってしまいますが、妊娠中はやはり踏み切ったことをするのは
あまり好ましくないため、このように地道なセルフケアを心がけていくのが無難です。

 

とは言っても、やらないよりはこれらの内容を実行する方が、圧倒的にニキビには良い効果が出るはずですよ♪

 

まとめ

やはりセルフケアには面倒臭いと言う大きな問題があるため億劫だとは思います。

 

胎児の安全を考えながらも、ニキビケアを行いたいという方は、
このページでまとめたようなセルフケア方法を実践してみてはいかがでしょうか。

 

なお、繰り返しになってしまいますが、どうしてもひどいニキビに悩んでいるという場合は
1人で頑張らずに、お医者さんに相談するということもときには必要ですよ。

 

妊娠中のホルモンバランスで通常時よりもできやすくなってしまうニキビですが
ニキビを気にしすぎるあまりに、
自分自身と赤ちゃんの健康を損ないかねないストレスになってしまっては、それこそ本末転倒です。

 

なので、まずは妊娠中に笑顔で過ごせることを第一に考えましょう。

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