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臨月の体重管理に成功しよう!難産にならないコツ

臨月は、どうしても太りやすいと言われていますよね。

 

妊娠中はもともと、ホルモンバランスの変化や赤ちゃんが刻一刻と大きくなっていくこともあり、
その赤ちゃんを守るために脂肪や水分を蓄える体質になっていますから、
元々太りやすい時期ではあるのですがそんな中でも臨月は特別なようです。

 

そこでこのページでは、臨月の体重管理の方法で考えられる食事制限や運動のやり方、
そして体重管理の増加幅の目安を詳しくご紹介したいと思います。
また、臨月の体重管理に失敗したとしても恐れる事は無いのですが、可能性として考えられる難産についてもご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。

 

臨月の体重増加の目安は?

臨月は特に妊娠中の中でも太りやすい時期と言われています。
妊娠中の他の時期が1週間あたりで約200から300グラムとされているのに対して
、臨月の場合は1週間で500グラムを限度とした目安を設定するとわかりやすいでしょう。
つまり1ヵ月で2キロというところが臨月で増えても問題のない体重ということになっていると考えていただいて大丈夫だと思います。

 

ただし、妊娠中の体重管理そのものが、もともと妊娠前のBMI数値によって決まるため、
産婦人科の先生との相談は必要です。
また、必要以上に体重管理に厳しい産婦人科医もいれば、
比較的それほど厳しくない産婦人科医もいるというところが問題になってくるのですが

 

基本的には妊娠中の体重管理はママ自身の妊娠中に起こりやすい病気である
妊娠糖尿病や妊娠中高血圧症候群など防ぐための食事管理と栄養管理を中心とした体重管理になります。
もともと痩せ型体型で妊娠中にそれ相応の体重増加が認められているような方の場合でも
できる範囲で体重管理は行っていくようにしましょう。

 

では次の段落で、具体的な臨月の体重管理の方法である、
食事の管理について詳しく見ていきたいと思います。

 

臨月の体重管理のための食事について

食事の管理が大切ということになるのですが、あまりここで堅苦しく考えてしまって
全然食べない方が良いと考えてしまうとストレスになります。

 

また、栄養バランスが1番最後の臨月で崩れてしまうと、お産のための体力が維持できないといった問題も出てきます。
ですので、あくまでもここではできるだけ低カロリーで脂肪分が少なく、
糖質や塩分を摂りすぎないメニューをひとつご紹介したいと思います。

鶏ささみの照り焼き

塩麹を合わせることでささみの肉が柔らかく仕上がりますよ。
200キロカロリー程度の低カロリー高タンパクな料理です。

用意する材料
  • ささみ肉300グラム
  • 塩麹大さじ1
  • お醤油大さじ1.5
  • 片栗粉適量
  • みりん大さじ1
  • お水大さじ1
  • ごま油適量
作り方は簡単♪
  1. ささみは白い筋があるところだけを取り除きましょう。
  2. ビニール袋にささみと塩麹を入れて10分ほどおきます。
  3. その時にお醤油とみりんとお水を混ぜあわせた物を用意します。
  4. 10分ほどで鶏のささみが十分に塩麹によって味が付いているはずです。
  5. そのささみに片栗粉をまぶします。
  6. フライパンにごま油を熱して焼き色がつくまで先ほど作ったお醤油みりんお水のタレをかけて炒めます。
  7. これで焼き色がついたら出来上がりです♪

ここまで完成なのですが、これに野菜を加えてサラダとして食べると良いでしょう。
野菜は低カロリーで植物性のたんぱく質も補給することができます。

 

このような低カロリー、高タンパクな食事をできるだけ取るようにして、
糖質や脂質の取りすぎを抑えるようにしたいところです。
またもし脂身が含まれたジューシーなお肉を使いたいという場合は、ゆでる料理が良いと思います。
というのも、1番最初にお肉を茹でるときに、油を落としてしまうことができるからです。
この時はボイルにして余分な油を落とすようにしましょう。

 

また、完全な炭水化物抜きダイエットを行ってしまうと問題がありますので、
ご飯の量をお茶碗半分程度に減らすなどの方法で臨月の食事を管理されると良いかと思います。

 

臨月の体重管理のための運動について

臨月の体重管理のための運動といっても臨月の場合は、お腹が既に大きくなっている状態であり、
ちょっとの運動でもお腹がはったり、それを無理して続けると切迫早産の危険性も出てきます。

 

もちろん既に臨月で赤ちゃんはある程度十分に育っていると言えるので
切迫早産といってもそれほどの危険は無いのですが、
やはり運動で無理をして救急車で運ばれるというのはあまり良いものではありませんね。
ですので臨月の体重管理のために運動を行うというのならば、逆に言えばやれる事が限られているのでシンプルでもあるんです。
これをウォーキングの場合に当てはめて考えると…

  • ゆっくりとしたペースで歩く
  • お腹の張りや痛みを感じたらすぐに休憩
  • 万が一のために助けを呼べる場所をゴールやコースに設定する
  • 必ず母子健康手帳と携帯電話を持ち歩く

このような条件を守ってくれぐれも無理をしないように臨月の体重管理のための運動をストレス解消も兼ねてゆっくりとあくまでも自分ペースで楽しみましょう。

 

臨月の体重管理に失敗すると難産になる?

臨月の体重管理に失敗してそれだけが原因で難産になる事はほぼないと考えてよいでしょう。
ただしこれは体重だけが増えた場合です。
これに対して、血糖値が常に高く、血圧自体も高い状態になってしまったりすると、明らかに難産になる可能性が高くなりますし、
最悪の場合も考えなければならないケースが出てくることもあります。

 

この場合の最悪なことというのは、難産ではなく、帝王切開の可能性です。
帝王切開は

  • 前置胎盤(ぜんちたいばん)
  • 低置胎盤(ていちたいばん)
  • 多胎妊娠(たたいにんしん=双子以上の妊娠)

これらの妊婦さん側ではどうしようもないもの以外では
妊娠糖尿病や妊娠中高血圧症候群などの病気の場合で行われるものです。
体重増加だけで帝王切開になるわけではありませんが、
太ることが帝王切開が必要になってしまう血糖値の上昇と高値安定、高血圧などの病気につながります。

 

体重増加だけではなく血圧や血糖値の上昇等も同時に起こった場合は
通常分娩が難しくなるため、通常分娩でも難産になりますし、危険性が高いと判断されれば
帝王切開に切り替えて施術をして赤ちゃんを取り出すということになります。

 

ですので体重管理自体には多少の振り幅というか前後幅を持たせて余裕を考えたとしても、
血糖値と血圧に対しては常に余分な糖質を取らないようにしたり、血圧を高める形になってしまう
塩分の取りすぎに注意するなど、やはり食事の面での体重管理、そして水分補給をしっかりして、
これまでに摂った塩分もできるだけ体の外に排出するようにするといった健康管理も臨月の体重管理のポイントになります。

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