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妊娠中は足への影響の出やすい代謝問題

妊娠中は、妊娠前と異なり、体の変化やホルモンの変化などになかなかついていけなかったりします。

 

その中でもむくみや基礎代謝の悪化による、足元への影響をこのページでは特集していこうと思います。

 

季節の変わり目などの足の冷えや、帰宅後に感じるむくみ、足の疲労が取れないなど、男性に比べると女性は足に出る不調が多く、
妊娠するとその変調も感じやすく、基礎代謝の低下による影響もしっかりと考えていかなければなりません。

 

その中でも特に妊娠中に注意が必要な点は・・・

 

  • 足の冷え
  • 足のむくみ
  • 足の角質

 

の3点なんです。

 

これらのうち妊娠中というデリケートな時期を考えると、冷えとむくみに注目してもらいたいと思います。

 

妊娠中というのは、妊娠前と比べると体の免疫も、代謝も低下している状態で、さらに女性ホルモンのバランスの変化も起きている時期なんです。

 

妊娠中の代謝って高いんじゃないの?

妊娠中は、安定期から分泌量が急激に増えるプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響で体温が高い『高温期』が続くため、基礎代謝は高いと思われがちです。

 

こんなに暑いって感じるのに、代謝が落ちているってどういうこと?
と不思議に思う方もおられるでしょう。

 

しかしながら、体温が高い=代謝が高いとは限らないんです。
基礎代謝というのは、何もしなくても(極端な話、寝ていても)消費カロリーが増えて、自動的に健康的に痩せられる状態のことを指します。

 

妊娠中の高温期はあくまでも、生理前の『身体が火照っている状態』と同じで基礎代謝は低い状態と言えるんです。

 

暑く感じるからと言って、身体を冷やしてしまうと、赤ちゃんに栄養を分け与えているために免疫力も下がっている(免疫寛容と言います)状態なので、風邪を惹きやすかったり、下痢を起こしてしまったり、内臓冷え症になってしまったりするんですね。

 

妊娠中に身体を冷やしてしまう事の弊害は、たくさんありますが、基本的に冷やして良いのは『頭だけ』と考えておきましょう。

 

では、話を妊娠中のむくみの脚・足への影響に戻しますね。

妊娠中の足の冷え

足の冷えは、基礎代謝の低下、血行不良、運動不足、足のむくみはリンパの流れの悪化、ホルモンバランス、足の角質も同じようなものが原因となって
体の表面に現れてきます。

 

となると、妊娠中の基礎代謝の低下はこれらを発現させる要因にもなります。

 

なので、しっかりと対処していきたいところですよね。

 

むくみは、水分が貯まったりすることで足がぱんぱんな状態になっているのですが、
足の付け根にあるリンパからの老廃物の排出がうまく機能していないことが
妊娠中の妊婦さんの場合は、主な原因となっています。

 

これは産後の下半身太りにもつながるのですが、妊婦さんや産後の基礎代謝の回復していない時期というのは、
ほとんどの妊婦さんがむくみを経験します。

 

むくみが起きる前に、酵素ドリンクなどで基礎代謝をよくする努力をしているならば
起きないのですが、あまり運動のできない時期だからこそ、
体の代謝を上げる努力をする必要があるんですね。

 

簡単に自宅で妊婦さんが行えるケアとしては、お風呂です!

 

夏でもなるべくお風呂に入りましょう。

 

お風呂に入る習慣が自律神経にも作用するし、妊娠中の体重管理ダイエットにしても
痩せやすい体質にするという意味でも大きな意味を持ちます。

 

そして体を温めたら、足元へお水をかけて、再びお湯につかってください。

 

これを数度繰り返せば、基礎代謝もアップしやすい体になるので、足の悩みがでてきたら
お風呂でのむくみ対策のセルフケアしてみてはいかがでしょうか。

 

もうひとつ見ていただきたいものが、むくみの原因となっている塩分の摂りすぎです。

 

妊娠中は妊婦健診でも、むくみ(浮腫)というのは要チェック項目です。

 

これは、妊娠中高血圧症候群や尿タンパクにつながるため
赤ちゃんにちゃんと栄養を与えられない状態になりかねません。

 

自分ではそんなに塩分を摂りすぎていないと感じていても、
妊娠中は、通常時よりも食事の栄養をしっかりと考えなくてはなりません。

 

この時期においての塩分の摂りすぎというのは、むくみや冷えを加速させるだけではなく、
妊娠中毒症なども引き起こしてしまう可能性まであるんです。

 

他のページで、塩分の摂りすぎと、妊娠中毒症の関係などを特集しているので、そちらも参考にしてみてください。

 

妊娠すると塩分を控えろ?

 

さて、上記のページでも解説しているのですが、塩分は控えることが重要でもある一方、そこまで意識するのも大変でもあるんですよね。
私自身が妊娠中は、あれもこれも注意することが多すぎるよと旦那に叫んだことがあるくらいです(笑)

 

だから、妊娠中のむくみ、冷え対策にも水分を多くとることと、
食事の中でカリウムをなるべく含むようにすることをおすすめしています。

 

カリウムはキュウリやセロリ、小松菜などに多く含まれているので、これらの野菜を食べるようにするだけ♪

 

また、お味噌汁や煮つけに使われる『切り干し大根』はカリウムが豊富に摂れるので、
味付けを濃くしないように注意して食べるというのはありですよ。

 

もし、つわりや味の好みなどでカリウムを摂取できる野菜を味付け薄めで食べる事に抵抗を感じる方は
カリウムがしっかり摂れるサプリもありますので、活用するとむくみ予防に最適ですよ♪

 

妊娠中のむくみとイライラ|カリウムサプリで解決

 

また、塩分を摂り過ぎないようにするためには、味付けを薄めにするのが大切なんですけど
『味気ない食事』になってしまうと、ごはんが美味しく食べられなくなるので、
妊娠中に赤ちゃんの分も栄養を摂らないといけないママの食生活では別の問題が出てきます。

 

味付けを薄めにするコツとしては、
刺激になり過ぎない程度にスパイスをちょっと効かせたり、
レモン汁を使ったりするのも良いですよ♪

 

こんなむくみ対策が妊娠中に太りすぎないようにすることにもつながってくるんです♪

 

このサイトでも妊娠中の妊婦さんに健康のためにも、出産を安産にという意味でも酵素をおすすめしているのですが、
この時期だからこそ体のことを大事に思って、必要な栄養も摂れ、消化もしやすいドリンクを選んでいきませんか?

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