グルテンフリーダイエットの停滞期を克服しよう!
妊娠中にグルテンフリーダイエットを行って、体重管理ダイエットの役に立てよという方が増えてきています。
最近では、太りやすい理由の1つに小麦食品に含まれているグルテンが注目されていて、
これはダイエット総選挙でも1月に放送された第一回の時にグルテンフリーダイエットが
非常に効果的なダイエット方法として紹介されていた事をご存知の方も多いのではないでしょうか。
また、グルテンは体内に吸収された時に糖質として血液の質を低下させてドロドロな状態にしてしまうことから、
血糖値も非常に上がりやすく、特に妊娠中のママにとっては
お腹の赤ちゃんへの栄養供給が順調に行えなくなってしまう危険性があることから非常に危険なものであることも知られています。
しかしながら、グルテンフリーダイエットを行っていても、停滞期というものは個人差はあっても必ずやってきます。
そこで今回は、妊娠中の妊婦さんが体重管理ダイエットのために行うグルテンフリーダイエットによる
「ダイエットの停滞期」について詳しく見ていきたいと思います。
グルテンフリーダイエットの停滞期とは
グルテンフリーダイエットにも必ず停滞期は訪れます。
グルテンフリーダイエットは血液の質も高めてくれて基礎代謝を上げてくれる働きがあるため、
血液をサラサラにして、体内の巡りを良くするため、代謝を上げることによって順調に痩せていくと思われがちですが、
血糖値が無限に下がっていく事はありませんし、体が慣れてくれば自然とその効果の感じ方も微妙なものになってきます。
現実にもう何年も前からグルテンフリーダイエットを体重管理のために取り入れている
一流アスリートでもあるテニスのトッププレイヤーのジョコビッチ選手は、
今現在は痩せるためではなく健康維持のためにグルテンフリーダイエットを行っています。
もちろん一流アスリートですから毎日のトレーニングも欠かしませんし、
消費カロリーは非常に大きく、基礎代謝も高いのですが、そのような体をしていても、
これ以上はグルテンフリーダイエットでは痩せられないといったところも出てきます。
基本的にグルテンフリーダイエットは糖質を制限することによってケトン体を作り出し、
体内の脂肪を分解、燃焼させやすい体を作っていくというのが大枠としての目的です。
ですが、燃焼される脂肪の量自体が少なくなったり、その脂肪の種類が何年も時間をかけて
蓄えられた過酸化脂質になったりするとそういった脂肪分は
なかなか溶けにくくケトン体をもってしてもそんなに順調にダイエットは進まなくなります。
これがグルテンフリーダイエットの停滞期として考えられる理由です。
妊娠中にダイエット停滞期が起こりやすい理由
先程の段落ではグルテンフリーダイエット自体の停滞期について見てきましたが、
妊娠中の妊婦さんの場合のダイエットそのものの停滞期についても触れておかなければいけません。
もともと妊娠中の妊婦さんは太りやすい体質で脂肪や水分を蓄える働きのあるホルモンが分泌されています。
妊娠初期ですと、ヒト絨毛性ゴナドトロピンやコルチゾール、妊娠中の安定期からはプロゲステロンの分泌量が増えて、
これがお腹の赤ちゃんを守るために脂肪や水分を蓄える働きをするんです。
特に臨月は、お産のための準備として赤ちゃんが1番最後の大きな発育をするため特に太りやすい時期ともいえます。
そのため妊娠中はもともとダイエットの停滞期というよりは、ダイエットの効果自体が現れにくい体質になっているということも言えるんですね。
また、妊娠中の体重管理ダイエットは、痩せることが目的ではなく太らない事が目的ですので、
体重の増加幅が妊娠前のもともとのBMI測定値を基準として平均値を割り出すことができるため、
その平均値の範囲内に収まるのであれば妊娠中に行うグルテンフリーダイエットの効果は十分に出ていると言えるでしょう。
ですが、それでもお腹の赤ちゃんの発育というのは一定ではありませんので、
特に妊娠中の28週目以降の後期においてはグルテンフリーダイエットを行っていても
その効果が現れにくく体重の増加幅が大きくなってしまうこともあり得ます。
これを妊娠中ダイエットの停滞期と捉えることもできるのですが、これはお腹の赤ちゃんの発育のためなので、
ダイエットの停滞期が来たからもっとがんばらなきゃ!といったような考え方はなさらないようにしてください。
また妊娠後期の場合は妊婦検診もほぼ毎週ペースで行われることになっていますので、
妊婦検診の時に赤ちゃんの成長や発育速度しっかりモニタリングして、
自分の今現在起こっている体重増加が赤ちゃんの発育によるものなのか
それともダイエットの停滞期によるものなのかをちゃんと見分けることが大切なんですね。
妊娠中にグルテンフリーダイエットの停滞期が来たらどうする?
妊娠中にグルテンフリーダイエットの停滞期と感じるような症状が現れた場合、
妊婦検診でもお腹の赤ちゃんの発育は通常通りで特に短期間で成長していない場合は、
ダイエットの停滞期と判断することができます。
ですがだからといってここで食べる量を減らしてしまったりするのはちょっと待ってください。
ここで食べる量を一気に減らしてしまったり、断食などの極端な食事制限を行うのではなく、
体内酵素の働きを活発化させる事によって停滞期を抜け出しましょう。
なぜなら、妊娠中の断食などの食べない系ダイエットはお腹の赤ちゃんの発育に影響するかも知れないからです。
そのためには、水分補給や栄養補給をしっかりと行うことが1番大切な条件になります。
妊娠中にこれらを実践するためには、水分補給であれば1日2リットルから2.5リットルの水分補給が必要になりますし、
体内酵素の働きを稼がさせるためには酵素サプリメントなどを使って
体内酵素の働きを活性化させることで蓄えた脂肪を基礎代謝を上げることで消費していくことが大切になります。