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妊娠中の偏頭痛を解消!時期・痛みの種別の対処法

妊娠中の偏頭痛は本当に怖くなってしまいますよね。

 

私ってもしかして病気になっちゃった?
こんなんでお腹の赤ちゃんに影響はあるのかな大丈夫?
とにかく痛くて・・・ずっとぼぉーっとするし・・・

 

妊娠してから急に感じ始めた偏頭痛は、不安がストレスを増加させて、
そのストレス自体もまた、頭痛を繰り返す頭痛の原因になったりします。
つまり悪循環ということも起こりかねないんです。

 

こういった悪循環にならないようにするためには『妊娠中の偏頭痛の原因と対処法』をしっかりと正しい知識で知っておく必要があります。
また、妊娠中といっても大きく分けて妊娠初期、安定期、後期、臨月など時期がありますよね。
それぞれに妊娠中の偏頭痛の原因が微妙に変わってきます。
当然ながら正しい対処法も違ってきますので、まずは妊娠中の偏頭痛の原因で根底的にある共通するものを見ていきましょう。
偏頭痛の原因で根底的にある妊娠中に初期・中期・後期に共通するものは対処法も共通しています。

 

妊娠中の偏頭痛や頭痛の原因は自律神経?

妊娠中の偏頭痛の原因として1番主なものは自律神経の乱れです。妊娠中の偏頭痛の原因は自律神経?

 

妊娠中の偏頭痛の原因として1番主なものは自律神経の乱れです。
自律神経には、皆さんもご存知の通り交感神経と副交感神経という2つの働きに分かれています。

 

交感神経が緊張と覚醒(目が覚める)をつかさどっていて、
副交感神経がその逆で、リラックスや睡眠をつかさどっています。
また、空腹感は交感神経、満腹感は副交感神経という具合に役割が分かれています。

 

この自律神経の乱れはホルモンバランスの変化によって起こるため、妊娠中に起こる頭痛の中でも頭が頭うんと重く感じる程度のものについては、
痛みが辛くない限りは特に心配の必要はありません。
また、こういった妊娠中に起こりやすい普通の痛みについては、市販薬の中でも安心して飲める痛み止めがありますので、そちらを使って様子を見ると良いと思います。
では、次に妊娠中に起こりやすい偏頭痛の中でも特に対処が必要な緊張型偏頭痛について、その対処法をそれぞれ時期別に見ていきたいと思います。

 

妊娠初期の偏頭痛の原因と対処法

妊娠初期の偏頭痛の原因は、急激なホルモンバランスの大きな変化が原因であることが多いようです。
胎盤を作ったりへその緒を作ったり、また赤ちゃんの体の中心部分である体感を作ったりするための

 

特に妊娠3週目ごろから10周目頃までで起こる頭の片側が締め付けられたり意識が朦朧としたり、
ぼーっとするような頭痛についてはこのホルモンバランスの急激な変化によるものが多いんです。

 

この対処法としては、妊娠初期でも安心して飲むことができる頭痛薬を少しだけ飲んで安静にすることです。

 

この時期は、先ほどもご紹介した通り胎盤やへその緒、赤ちゃんの体の中心部分の体幹を作るなど
とても大きな変化が体の中では急ピッチで進められています。

 

なので、ママの体はとてもエネルギーが消耗されている状態なんです。なのでこの時期はとても眠くなる方が多いのですが、
その反対として自律神経は交感神経と副交感神経がコインの表と裏の関係にあるため、
交換神経が刺激されてしまうと偏頭痛を感じてしまう方もいるという事なんですね。

 

まず、は妊娠初期については偏頭痛やストレスを感じるなどの場合できるだけ安静にすることを心がけてください。
また、まだこれから生まれてくるための準備に入る赤ちゃんが『大切な時期だからゆっくり休んで』とサインを送ってくれていると考えましょう。

 

妊娠中の安定期(中期)の偏頭痛の原因と対処法

妊娠中の安定期に差し掛かってくると赤ちゃんが順調に育つためお腹が速いペースでどんどん大きくなってきます。

 

その分ママの体は赤ちゃんの順調な成長を見守る必要があるため
特に大きな変化が起こらないような仕組みになっています。
ただし、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンについては、両方同時に分泌量が増えていくという特殊な状態にあるため
やはりここでも自律神経の乱れを招いてしまうことがあります。
ですので、この時期に先程の妊娠初期の頭痛のような全体的に締め付けるような、もしくはぼーっとするような、重く感じるような頭痛に関しては引き続き同じ対処で大丈夫です。

 

ただし、極端に頭の右側や後ろ側だけが痛むとか左側だけが極端に痛むと言った『極端な偏頭痛』がある場合は、
妊娠3ヶ月目から分泌が始まっているリラキシンという骨盤を緩めるホルモンによって骨盤のゆがみが生じ始めている可能性があります。

 

妊娠後期になってもっとお腹が大きくなってくるとはっきりと分かるのですが、腰痛や背中の痛み、ハリやコリといったものが、頭痛の原因となっている可能性もあります。
また、この時期に体重の増加幅が大きく妊婦検診で太り過ぎを指摘されている方は、血流が滞っている可能性もあります。

 

この場合については、妊娠中の高血圧症候群や妊娠糖尿病等の可能性も出てくるため、別ページで詳しく解説してありますので、そちらをご覧ください。

 

妊娠後期の偏頭痛の原因と対処法

妊娠後期の偏頭痛の原因は、症状によって若干変わってきます。

 

頭の表面がピリピリと痛みを感じるような頭痛に関しては、
妊娠後期で血流量が増えている事によって頭皮環境が変わり、
血流が活発化しすぎていて頭皮の表面の神経がピリピリと痛んでしまうというものです。

 

このタイプの頭痛については実は対処法というのがあまりないんです。
妊婦さんは妊娠後期に向かってどんどん血液の量が増えていきます。通常時に比べると1.4~1.5倍まで血液の量が増えるんです。
その状態でちゃんと赤ちゃんに栄養を送ることができる質の良い血液の場合は血流が活発になりすぎることもあり得るんです。

 

つまり頭皮の表面がピリピリ痛むような頭痛に関しては特に心配は必要はなく、順調に赤ちゃんが育っている証拠ととらえて下さい。
安静にするか、妊娠中でも飲める鎮痛剤を飲んで対処しましょう。
また、体重管理やお産に備える体力をつけるためにも適度な運動で気分転換をするというのも良い対策です。

 

 

また、妊娠初期や妊娠中期に感じた緊張型のズキズキ痛んだり、頭を全体的にぎゅーっと締め付けられたりするような頭痛については
引き続き妊娠初期の頃と同じような、赤ちゃんへの影響を心配せずに済む優しい成分でできている頭痛薬を飲んで安静にしておくと解消できる場合があります。

 

また、妊娠後期になると安定期よりも、もっとお腹が大きくなっていて姿勢も悪くなり、背骨のゆがみも出ている場合があります。
特に双子ちゃんなどの多胎児妊娠の方の場合は、骨盤のゆがみも大きくなりますし、その分腰痛や背骨のゆがみも大きくなり、肩こりや首筋の痛み、結果として起こってしまう頭痛も強くなる傾向にあります。
ですので、このような傾向にある方の場合は、骨盤ベルトを妊娠中でも使うなど、骨盤のゆがみが必要以上に大きくならないようにしましょう。

 

こうすることで、予定よりも早い時期に赤ちゃんが降りてきて切迫早産が起こってしまうリスクの予防にもつながります。
また、子宮が大きくなっている分だけ内装も圧迫されて、便秘も起こりやすいため、妊娠中の便秘に悩まされている胎児妊娠のママさんは、できるだけ体を冷やさないように水分補給をたっぷり行うようにしましょう。

 

話がそれてしまいましたが、妊娠後期は特にお腹の大きさも立派なものになり赤ちゃんも順調に育っている証拠としてかなり胎動も激しくなって、
ママのお腹を内側から蹴ったり叩いたりといった動きも激しくなるかと思います。

 

そのたびに、大変さを経験しますが充実感も味わことになるでしょう。
特に妊娠中は後期になればなるほど、臨月や予定日が近づけば近づくほど、体の変化もどんどん顕著になり、赤ちゃんの成長も早いスピードで進みます。
この時期は何かと体の変化で痛みを共なったりすることもあるのですが
ストレスをできるだけ感じないように、頭痛についても種類をしっかり理解した上で、正しく対処するようにしましょうね。
妊娠と頭痛、特に偏頭痛というのは関係があるのでしょうか。実は妊娠時期と偏頭痛と言うのは関係しており、様々な要因で頭痛は起こるんです。

 

妊娠初期⇒ホルモンバランスの変化によっての頭痛
妊娠中期⇒体型の変化による肩こりや疲労
妊娠中期から後期⇒不安やストレスから
大きく分けるとこのような仕組みになっており、通常頭痛など感じないと言った方でも
上記のような理由で起こることもあるので、まずは驚かずに対処していきましょう。

 

妊娠中の偏頭痛の対処方法

ではそういった頭痛のとき、または偏頭痛に対してどういったアプローチをしていけばいいのでしょうか?

 

マッサージで筋肉をほぐす

妊娠すると意識していなくてもいろんな筋肉が緊張します。また、体も出産の準備をする為に皮下脂肪も蓄えようとするので、
表面上はあまり変わっていないような気がしていても、体重が増えることが当たり前になっていきます。

 

その結果、筋肉の緊張とこりなどによって頭痛になってしまっている場合、
まずは緊張している筋肉をしっかり時間をかけてほぐしてあげましょう。

 

肩まわりの筋肉をほぐす為に、空いた時間でストレッチしたり、
目の緊張を解くために蒸しタオルを当てるのも効果がありますよ。
なお、マッサージはお風呂など温まりながらやるほうが血行もよくなるので一石二鳥です。

 

お医者さんに薬をもらう

単純な答えかもしれませんが、どうしてもつらい時はしっかりとかかりつけのお医者様に相談して
妊娠中でも問題ない薬を処方してもらうのもひとつの手です。
がまんしてもどうしようもないときはつらさを耐えると余計にストレスにもなるので、しっかり頼るところは頼っていきましょう。

 

水分とカフェインによって鎮める

妊娠中は特に赤ちゃんをお腹の中で育てるために血液量が増え、
栄養のもとでもある羊水などのために必要な水分量が増えるので普通の人以上に
しっかり水分補給をする必要があるといわれています。
水分が不足すると血液の循環も悪くなって結果として頭痛にもつながってくるようです。

 

また、頭痛薬にはカフェインを含むものもあり、頭痛にはカフェインも効果があったという方もおられます。
ただし、カフェインは飲みすぎると逆に頭痛を悪化させるので、
きそうだなと思ったときに少量を摂取するくらいが適量だそうです。やはりバランスが大事ということですね。

 

便秘を解消する

頭痛に便秘と言われると、えっと驚かれるかもしれません。
妊婦さんの多くが経験する便秘。実は頭痛と便秘には関係性があるそうなんです。
頭痛の多くは血液の循環が悪くなって起こるといわれています。
便秘になると便が長時間腸にたまって、ガスや毒素を排出するようになります。その結果、腸がそれらを吸収して血液に弊害をもたらすんです。
にごった血液が流れを悪くして、頭の毛細血管までしっかりと酸素を運ばなくなることで頭痛へと変わるそうです。
そして、

頭痛の原因で最も厄介なのは・・・
ストレスです。

 

妊娠中はストレスを通常よりも抱えやすく感じやすい状況にあります。
そのストレスがいろんな弊害を引き連れてくるんです。その中の一つが頭痛です。
頭痛を我慢していても更なるストレスにつながって悪循環が始まります。
妊婦さんはしっかり安静にストレスをため込まないように気をつけることがとても大事になるんですね!

 

こういったことを知らないとダイエットのストレスで偏頭痛もよけいに激しくなりかねません。
妊娠中は体も心も大事なので、ストレスフリーな生活を送っていきましょうね。

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