妊娠中ダイエットとつわりの対策|栄養補給のコツ
このページでは妊娠中ダイエットを行う上でも影響があり、
多くの方が避けては通れないつわりについてのページです。
妊娠中の『つわり』には2つの種類があります。
- 食べつわり
- 吐きつわり
どちらも、ちゃんと栄養補給をしながら妊娠中の体重管理をするためには克服したいものです。
そこで、このページでは『吐きつわり』と『食べつわり』の両方の側面から
妊娠中の体重管理ダイエットのコツを見て行きたいと思います。
妊娠中は、母胎の健康=赤ちゃんの健康です。
そのためにも、つわりをできる範囲から克服して行きましょうね。
食べつわりの対処法は?
食べつわりは、常に何かを口にしていないと気分が悪くなってしまう症状です。
これが、妊娠期に必要以上に太ってしまう大きな原因です。
なので、1日の中で食事を可能な限り『小分けにして回数を多く食べる』ようにすると良いでしょう。
ちなみにわたしの場合は通常の食事の時には旦那の食事の用意などをして
わたし自身は食べないという作戦を取っていました。
面倒な時はカップヌードルを買って来て『ごめん。自分で食べて・・・』といったりしてましたが、そんなことが何日か続くと
『俺もダイエットしよう!笑』と言って食べつわりのわたしに付き合ってくれたりしていました。
旦那さんの理解がある場合は、一緒に食べるのを我慢しながら、
一緒に食べれる時は『食べ過ぎに歯止めをかけてくれる』ようにお願いするのも一つの選択肢かも知れませんね。
また、先ほど食べつわりの対処方法として、食事を小分けにして回数を多くすると言うものがありました。
それ以外に試していただきたいのが、食べるもののカロリーを少なくすること。
これを行うことで毎日繰り返される回数の多い食事の中で、効率よくカロリーを抑えることが可能になります。妊娠中は動くダイエットが厳しくなってくることもあり、こういった食のコントロールも大切になってきます。
つわりの原因
つわりの原因は諸説ありで、
現在でもつわりのメカニズムは医学的にも完全には解明されていません。
ただし、現時点でつわりの原因として考えられるものは・・・
- 自律神経の交感神経と副交感神経のバランスの乱れ
- 体の中の毒素の排出の為
- ホルモンバランスの変化
これらが原因で引き起こされると考えられています。
原因はともかくとして、吐き気があって食べられなくなったり、食べ物の好みが極端になったり
いろいろな弊害が考えられるので、まずは栄養補給を最優先にしなければなりません。
つわりの症状
つわりの症状というのは主なものとして
- 嘔吐、吐き気、胃のむかつきやもたれ
- 眠気、身体のだるさ
- においに敏感になる
- 口や喉に違和感がある、唾液が増える
- 食べる物の好みが変わる
- 便秘、下痢、下腹痛
- イライラして感情的になったり憂鬱な気分になる
などといったことが考えられます。
また、つわりの中でも気持ちが悪くなったり吐いてしまうような状況を・・・吐きつわり
空腹時に気持ちが悪くなって、それを避けるために食べるとえづく状況を・・・食べつわり
というように大きく分けられています。
吐きつわりの対処法は?
妊娠中の『吐きつわり』は、多くの方が妊娠初期に起こることが多いようです。
対処法の要点としては2つ。
- 妊娠初期の吐きつわりは水分補給が大切
- 食べられるものを探すつもりでいろいろと挑戦してみる
この2点が、妊娠中の吐きつわりの対処法の要点になります。
妊娠初期の吐きつわりは栄養不足が心配になるかも知れませんが
まだ、お腹の赤ちゃんが小さい(10週目頃でも親指の第一関節くらいの大きさと言われています)ため『ママの身体の中にある栄養だけでも充分に成長すると言われています。
しかしながら、実際に吐いてしまうことで、水分が失われてしまいます。
そのため『脱水症状にならないように水分補給をすることが大切』になってくるんですね。
もし、妊娠後期にも吐きつわりが起こるようなら、食べられなくなってしまったことに焦りが出ると思います。
この場合でも、わたしの身体は『なんだったら食べられるのかやってみよう!』という前向きな気持ちを持ちましょう。
そして、その日の体調次第で何も食べられない日があったとしても決して落ち込まないことです。
吐きつわりは本当につらい症状ですし、お腹の赤ちゃんを思うと不安にもなりますが
お腹の中にいる赤ちゃんのために頑張れるのは“あなたしかいない”という事実をに目を向けましょう。
案外ファーストフードやジャンクフードなどが食べられる場合もありますよ♪
この場合は体重管理やコレステロール値が心配になりますが、
『食べ過ぎないこと』で体重管理を行いましょう。
吐きつわりによる便秘
つわりと便秘はあまり関係ないように思いますが、実は吐きつわりが妊娠中の便秘の原因の1つとも言われています。
これがどういうことかと言うと、吐きつわりになって吐き続けてしまうと、どうしても腸内環境に住んでいる善玉菌の餌となる乳酸菌やビフィズス菌なども一緒に外に出てしまうんです。
それに加えて何度も吐いているうちに、体の消化器官も疲労してしまうと言われています。
つまり、腸内環境に善玉菌が減って今が増えやすい状態になってしまうんです。
このような腸内環境の状態は便秘になりやすいと言われています。
便秘になると太りやすい
このページではつわり対策を行って妊娠中ダイエットを行う方法を紹介しましたが、体が便秘の状態になっているとどうしても痩せにくく太りやすいと言う悪循環になってしまうと言われています。
それは便秘の状態が続くことによる代謝の低下が関係しています。
つまりつわりによって悪化してしまった腸内環境を乳酸菌や食物繊維を摂取したり、適度にウォーキングを行うなどして改善していくことで、便秘が改善されていき、ダイエットの効率が上がっていくと言うことです。
妊娠中は活発に動く事ができないため、その分ダイエットの方法も限られてしまいます。
そのため現場発生しているつわりと上手に向き合うことや、便秘を解消して痩せやすい身体の状態に変えるといったようなダイエット方法が有効な手段となってくるようです。
妊娠中ダイエットとつわりの関係
つわりの症状をみてみると、妊娠中のダイエットに関しても密接に関連が出てきます。
大きく2つに分けると
- 吐きつわりは、体重は減るけど栄養補給が心配
- 食べつわりは、急激な体重の増加が心配
前者は、栄養補給を風味や味が関係ないサプリメントを利用して健康的な体重管理と栄養補給を両立させる
後者の食べつわりは、1日の食事を何回にも小分けして、1度に食べる量をコントロールしつつバランスの良い栄養補給を心がける。
このような二通りの対策が大切になってきます。
ダイエットに関わらず、健康をということでサプリメントやドリンクを飲んでいる方でもつわりはやってきたりもします。
そんな際に、つわりの症状のおかげで日常の食べ物が受け付けなくなるということはあるんです。
また、つわりのおかげで好き嫌いが顕著になったり、すっぱいものが欲しくなるというようなことも、つわりの影響と言われたりもします。
しかし、妊娠中の妊婦さんは出産のために体は準備をするためと、お腹の中の赤ちゃんを育てるために多くの栄養分が必要になります。
つわりがひどいからっていうことで栄養を取らないという状況が長期間続いたら悪影響があります。
例えば、葉酸が不足すると『神経管閉塞症』や『二分脊椎症』などの奇形や死産、流産などのリスクもあります。
かわりの栄養補給源の確保やお医者さんの指示を仰いだりしましょうね。
吐きつわりで体重が減っても意味なし!
吐きつわりの最中は、食べられない日が何日も続いたりするため、自然と体重がが減ってしまう場合もあります。
確かに、妊娠中は体重管理が大切な要素ですが、
つわりで何も食べられずに体重が減ったとしても意味がないのはご存じの通りです。
特に葉酸やカルシウム、鉄分が摂れる葉酸サプリは良い選択肢と言えますよ。
妊娠中の栄養補給は自分自身と赤ちゃんのための2人分が必要なので、
吐きつわりがひどい場合は、サプリメントを使ったり、味や匂いが関係のない方法でしっかり栄養補給しましょう!
つわりの影響をしっかりと理解して、自分とお腹の中の赤ちゃんの為に、いいお産を迎えてくださいね♪
こういったときにサプリメントなどは役にたちそうですよ。