妊娠中の夏の体重管理、熱中症や夏バテ予防も特集
暑い夏のシーズン、妊娠していると通常よりも体力が落ちるせいか、
夏バテしやすかったり、いつも以上に疲れやすくなっているのが
なかなか、旦那さんや家族に理解されなかったりしますよね。
妊娠する前ならなんてことなかったことも、やはり妊娠するとそうではなかったりすることってあるんです。
そこでこのページでは、妊娠中の夏の過ごし方をいろいろな角度から
健康的に過ごせるような対策をご紹介して行きたいと思います。
まずは、夏で一番注意したい熱中症の予防について見てみましょう。
妊娠中の熱中症に注意!予防のコツ3つ
夏に、妊婦さんが特に注意したいのが『熱中症』です。
『妊婦さんの熱中症予防のためのコツ』は3つ
- エアコンの温度は通常よりも1度低めに設定
- 風通しの良い服装にする
- 水分補給をこまめにする
(ジュースやスポーツドリンクは控えめに)
自宅にいる場合や外出先で建物の中にいる時は直射日光は避けられますが
妊娠中はホルモンバランスの影響で、汗っかきになっています。
なので、温度設定は通常は28度とか27度とかになっていると思いますが
その状態よりも、1度低めに設定しましょう。
また、身体の冷え過ぎにも注意が必要で、1時間に1回5分で良いので
換気するようにしましょう。
換気をするときは、1ヵ所だけではなく他の窓や玄関も少しだけ開けるなど
風邪の通りが良くなるようにすると良いですよ。
また、水分補給をこまめにするのは妊娠中でなくても大切なのですが
妊婦さんの場合は、水分補給で注意したいのが『
その割に、代謝は低くなっており、消費カロリーが低くなっています。
そのため、太りやすい体質になっています。
ジュースやスポーツドリンクは、たまに気分転換に飲む程度が良いですよ。
主に麦茶やルイボスティー、経口補水液(OS-1)などで水分補給を行いましょう。
また、風通しの良い服装にして、汗疹(あせも)などの肌トラブルを予防したいですね。
次に、夏の体重管理と栄養管理についても見て行きましょう。
夏の体重管理は難しくなる要素も・・・
夏は、体重管理が厳しくなりやすく、注意が必要です。
また、栄養管理も注意が必要です。
夏になると、夏バテぎみになって『そうめんやひやむぎなどの麺類』を食べたくなると思います。
めんつゆも味付けを薄めにして塩分過多にならないように注意するのがポイントです。
薬味のショウガや刻みネギなどを効かせてつゆの味を薄めにすると、不意の体重増加を防げます。
お酢やレモン汁などを少しだけ入れて夏バテ予防に疲れを取るようにするなどの工夫も大切です。
麺類は全て炭水化物で、摂取し過ぎると脂肪をどんどん蓄積する特徴があるんです。
そうめんは、2束で1人前ですが、1束(50g)で178kcalと意外と高カロリーなんです。
つるつるとあまりかまずに食べれることもできるのですが、
早く食べれてしまうことで、体脂肪として蓄積されやすい欠点が大きな落とし穴です。
もちろん、夏バテで麺類しか食べれない・・・っていうこともあるでしょう。
身体の調子に合わせて、食べれるものを食べて過ごすことは大切なことです。
ですが、そういった知識があると、野菜ジュースも飲もうとか、できる範囲で太ることへの予防ができるんです。
また、熱中症予防にと水分補給が重要になるのですが、
普段から冷たいジュースやスポーツドリンクなどに体が慣れてしまうと
血液がドロドロになって血流が悪くなり、妊娠糖尿病や妊娠中高血圧症候群などの病気を発症しやすくなります。
また、内臓脂肪の代謝が低下しやすくなるので、ホルモンバランスの影響以上に太りやすくなるんですね。
内臓脂肪は一度つくとなかなか落とすことが難しい部分でもあります。
産後ダイエットが難しくなるという要素も出てきてしまいます。
ダイエットと夏バテは一見なにも関係のなさそうな感じがしますが、こうして考えたら切っても切れない関係にあるんですね。
ただでさえ妊娠中はママさんの体は大事にしたいものです。
夏バテにならないのが一番ですが、無理せず体を大事にしていってください。