妊娠中の妊婦さんが気を付けたい食品添加物
妊娠すると、食べ物ひとつとっても神経をとがらせてしまいますよね。
自分の健康もそうですが、何より心配なのは赤ちゃんへの影響という方も多いのではないでしょうか。
そこで、このページでは妊娠中に赤ちゃんへの影響が心配な食品添加物を見ながら、
具体的にどういった食品に含まれていて、選び方や避け方はどうすれば良いのかをご紹介したいと思います。
というのも、今までは毎日使っていたような食材や調味料にも注意が必要な食品添加物があるからです。
ただし、あまり神経質になり過ぎるのもストレスが心配ですので、簡単にご紹介して行きますね。
胎児への影響が心配な食品添加物入りの食品
妊娠中にお腹の赤ちゃんへの影響が心配な食品添加物入りの食品は、結構たくさんあります。
食品添加物側から見た分類では
- 合成着色料
- カラメル色素
- 合成甘味料
- 防カビ剤
特にこの4つについては注意が必要な食品添加物です。
合成着色料
合成着色料では『○色○号』などと書かれているものは避けた方が良いでしょう。
そして、もう一つ合成着色料は『カラメル色素』です。
- ○色○号系=発がん性・じんましん
- カラメル色素=染色体異常によるダウン症
このような影響があるとされています。
ただし、お漬物でも、着色料に合成ではなく天然由来や植物由来のものは安心して食べて大丈夫ですよ。
例えば、たくあんの黄色。たくあんの黄色は先ほどの『○色○号』などとパッケージに書いてあるものは避けるべきです。
そして、お醤油に使われていることが多い『カラメル色素』は日本以外の国ではほとんど禁止されています。
ですので、お醤油や出汁つゆでではカラメル色素が使われているものはパッケージに記載されているので避けましょう。
合成甘味料
合成甘味料は、いろいろな食品に使われていますが、特に注意が必要とされているのは『アスパルテーム』です。
- 脳の視床下部に影響を与えて多動性注意障害や神経伝達障害(うつ病など)
このようなリスクが考えられます。
アスパルテームが使われている食品は、本当に多岐にわたっており、
はっきり言うと『アスパルテームを完全に除去した生活』を送るのは難しいと言っても良いほどです。
ただし、コーラやペプシなどのジュースには良く使われていて、
毎日それらをたくさん飲むような生活を送らない限りは、
先ほどのリスクは心配せずにいられるという意味では、『できる範囲で避ける』というのが良いでしょう。
また、それで充分にリスクは避けることができると言われています。
防カビ剤
防カビ剤は海外から輸入されてきたフルーツなどに含まれていることが多い食品添加物です。
- 口唇、口蓋裂(こうしん・こうがいれつ)唇の一部に裂け目が入って口が閉じない状態
- 脊椎癒着(せきついゆちゃく)運動不全に陥り、車いす生活になる
防カビ剤のこれらの影響はマウスやラットを使った動物実験で確認されているもので人間の場合での報告はされていません。
また、防カビ剤があるおかげで、食中毒(しかもカビによるものは命に関わる場合も)を防ぐことができます。
しかしながら、好んでたくさん摂るものでもありませんね。
先ほども、ご紹介した通り、長い船旅の便で運ばれてくるフルーツに防カビ剤が使われていることが多いため、妊娠中は避けた方が良いでしょう。
妊娠中に避けたい食品添加物のまとめ
妊娠が発覚して、産婦人科にいってお医者さんからも様々なアドバイスがいただけたり、妊婦さんのための雑誌などでも
たくさんの情報を得ることができます。
ネット上でも、知りたい情報はたくさん得ることが可能になっている最近です。
このサイトでも、妊娠中のママさんのダイエットに関しても詳しく記載しているのですが、この特設ページでは、妊娠中の妊婦さんに与える
食品添加物の影響について、特集しています。
ただし、私自身も妊娠中に様々食品添加物を気を付けていたのですが、ネットで調べると専門家でないとなかなか理解できないような
詳しすぎる情報まであって、私のような素人でもわかりやすいところはないかと、たくさん探しました。
なので、妊娠している方に、食品添加物がどういった影響があるのかを、わかりやすく、ざっくばらんに紹介できたらいいと考えています。
実際多くの添加物は、商品や食品の防腐の為や、味、色合い、香りをよくするために使われており、中にはその食品や成分の栄養価を高めるためにも
使われているんです。
ただし、そういった中にも少なからず身体に悪影響を与えるものはあります。ましてや妊娠中の妊婦さんは知らないで後々後悔することもあるので、
ここでは妊娠中の妊婦さんに特に注意してほしいものを取り上げたと思います。
もちろん、食品の中に含まれている食品添加物は悪いものばかりではありません。
それらがないと食中毒や食品の中に繁殖する菌なども増えていく場合もあるんですね。
それに食べる食料の中からすべての添加物を取り除くというのはとても難しいことだと言えます。
多少は食べても問題のないものもあるので、気にしすぎることはかえってストレスなどにもつながるので、
危険なものだけ覚えておけばいいと思います。
食品添加物はわたし達の生活に密着していると言えます。
危険性ありと言われているものでも、摂取量が少ないと問題がないものも多くあります。
知識をもって危険を未然に防ぐことは大切ですが、危険意識をあおるだけあおって『じゃあ具体的にどうすれば良い』という部分を提示していない情報が多すぎるのも事実です。
最終的なアドバイスとしての結論を語っていない情報を『鵜呑み』にするのは危険ですよ。
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